- ベストアンサー
偏差値について
巷で販売されている大学案内等に書かれている大学の偏差値についてお伺いします。 調査した予備校によって母集団が異なるので、本によって多少の偏差値のバラつきがでてくるのはわかります。しかし、国公立大学と私立大学の偏差値を比べると、実際の入試難易度と偏差値が一致しない気がします。その原因は予備校等で偏差値を出すときに、国公立大学を受ける人たちと、私立大学を受験する人たちで母集団を分けて偏差値を出しているからなのんでしょうか?国公立受験者の方が平均的に受験する学生のレベルが高いため、偏差値にバラつきが少なくなることが原因なのでしょうか?入試科目が国公立大学の方が多いからですか? 巷で出版されている大学案内等に書かれている、国公立大学と私立大学の偏差値の出し方とその比べ方について詳しい方、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
全国の大学の偏差値を出すためには、各大学ごとの模試(東大模試・京大模試など)ではなく、受験者が多くいろんな大学を志望する人がいる模試(第○回全統模試、第○回代ゼミ模試など)の偏差値を用いています。 偏差値はちゃんと入試難度と関係しています。それを基に志望校を決定しているのですから。 国公立と私立で違う基準の模試を用いていることはありません。 質問者様がそう思われる原因は、科目数です。 国公立大学は科目数が多いため、低めに出ることがあります。一方私立大学の中には1~2科目のみの場合があります。 当然ながら受験科目が少ないほうが1科目あたりの勉強に費やせる時間が多いので、成績は良くなる傾向があります。同じ偏差値を出そうと思ったら科目が少ないほうが簡単です。 なので、単に数字の比較ではなく、科目数やその中身(数学でも数学1Aだけと1A2Bでは難度が違います)も加味しないと正しい評価はできません。
その他の回答 (3)
- kkkabc
- ベストアンサー率16% (1/6)
国公立と私立の比べ方ですが、一概には比べられません。しかし、島野清志氏の著書によると、私立の場合、1教科につき、偏差値が3変わると言われています。つまり、3教科で偏差値50と2教科で偏差値53は同じということです。これを使い、国公立のセンター得点率、私立のセンター利用の得点率を比べればある程度の目安になります。 (1)、私立のセンター利用合格には、一般で入る場合の1.2~1.5倍の学力が必要だとされています。つまり、3教科で80%が必要な私立大学は一般入試で考えると、だいたい70~75%ということになります。 (2)、1教科につき偏差値が3変わるということは3教科私立に比べ、7教科国立は4~8%前後上乗せする、ということです。 ややこしい文になってしまいましたが、要は、センター利用で3教科80%前後をボーダーとしている私立大と、センター得点率が7教科で、60%後半から70%前半の国公立は、だいたい難易度が同じということです。つまりは、MARCH=中の上位国立という風になります。しかし、考え方を変えればMARCH=上位国立、MARCH=中の下位国立ともなり得ます。 以上ですが、私自身、受け売りであるため、あくまで一つの目安でしかないことをご了承ください。
- raipui
- ベストアンサー率23% (50/209)
文系と理系の差ですが、文系の上位層は法学系などが主ですが比較的ばらけやすい気がします。 一方、理系は医歯薬に上位層が集中するためにその他の工農などの偏差値が下がりやすくなるのだと思います。
理系の方が偏差値が低いのは、理系の方が若干、母集団のレベルが高いため。 多分、受験生の下位層は文系が多いでしょう。 それと国立より私立の方が差が大きいと思います。 理系の方が国立思考が高いとか、国立と私立では文系理系の定員の割合が違うのでそのあたりも影響あるでしょう。
補足
ありがとうございます。ちなみにどの大学でも比較的文系の学科より、理系の学科の方が偏差値が低く出る傾向がありますが、これはなぜですか?文系に比べてバラつきが少ないからですか?