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医療保険

日本の医療保険制度にはどのような問題があるのでしょうか? 漠然とした質問ですがよろしくお願いします。

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回答No.3

国民皆保険で、すべての日本に定住する人が、比較的廉価で、しかも、どこの医療機関でも選択できるということがメリットといわれています。 問題点はというと、いろいろありますが、 1.制度が国保、健保(政管、組合)、公務員共済、船員などとわかれていて、しかも、組合員の年齢構成がそれぞれ異なることから、保険料(掛け金)がバラバラにならざるをえないこと。 2.健康リスクの高い(病気になって医療費をたくさん使う)老人の医療費を捻出するために、それぞれの保険から多額の拠出金をもっていっていること。かといって、老人だけの保険にすると、保険料が高くなりすぎること。 3.保険とはいえ、実際には収入と支出のバランスがとれておらず、多額の税金が使われていること。 4.診療報酬が比較的安いことは、一般的には良いことではあるが、腕の良い医師も、かけだしの医師も料金が同じで、悪平等になっていること。 5.診療所の奥さんと2人で経営しているような医療機関や、保険の適用されない美容外科などが儲かり、病院などが経費も捻出できないような料金体系になっていること。(今年の改定で多少は是正されます) 6.国保の保険者が市町村であるため、過疎地(年寄りが多い)や、医療機関が多く、ベッド数の大きな自治体に居住する方の保険料が異常に高くなってしまっていること。 7.平等な医療という点では良いものの、レベルの高い医療を求めようとしても、それができるような料金体系にはなっておらず、移植医療、腕の良さを求められるスポーツ医療(プロ野球投手の肘の靭帯の手術などは、海外に行きますよね)などができず、また、混合診療の壁があって、健保の適用外の手術や薬が少しでもあると、すべてが自費診療になってしまうこと。 などなど、このあたりでやめておきましょうか。 でも、デメリットはありますが、諸外国からはうらやましい制度であると評価されていることも確かです。 民間保険の、リスクに見合った、科学的な料率体系のたて方やノウハウを採り入れ、自動車の自賠責保険のように、基礎的な医療費は社会保険で賄って、ぜいたく医療や、基準を超える医療、ぜいたく病室料、食事代などは、いっそ民間の保険に委ねてしまうような大改定が必要なような気がします。 すべてを厚生労働省がやろうとするから、無理がでてくるのです。

daitoua2600
質問者

お礼

そうですね。デメリットがないことなどそうそうないことですから多少の不備は目をつぶらなければいけないのかもしれません。 有難うございました。

その他の回答 (2)

noname#97266
noname#97266
回答No.2

私も同じ疑問を抱いてきました。アメリカでは創傷処置に皮膚粘膜保護財商品名では、カラヤなどを使ってるようですが、この処置縫った傷でしたら一度貼れば糸を抜くまで来院しなくてもいいんです。絶対患者にしてみればそのほうが良いに決まってるのに日本はこれを外来診療では保険適応に認めていないんです。入院し手術を受けた場合は保険で認められるんです。 傷にも患者自身にも有益なのにそれを認めないのは、きっと、厚生省のお偉いさんと、医師会のお偉いさんが、この処置にすることによって、患者が病院に来る回数がへり、コストを取れないという理由でストップしてるんではないでしょうか?(わかりませんが) きっと他の保健医療制度も国と病院のためだけに決められているんじゃないでしょうか?昔の緑十字の血液製剤の件だって絶対そうだ!!今も苦しんでいる人がいるのに・・・

daitoua2600
質問者

お礼

コストを取れないからといってストップしてるのが事実ならとんでもない話ですね。私利私欲のために他人を苦しめるなんてもってのほかです。 昔の緑十字の血液製剤の件、恥ずかしながら知りませんでしたので調べてみました。大変勉強になりました。有難うございました。

  • jyamamoto
  • ベストアンサー率39% (1723/4318)
回答No.1

大きくは財政負担の問題と、保険料の再配分のバランスの問題(薬に甘く技術に渋い等)に分かれると思いますが、一度正攻法で学んでみたらいかがでしようか。 厚生省の検討資料と、少し古いかもしれませんが民主党の提言が出ているサイトの両方を紹介しておきます。 http://www.dpj.or.jp/seisaku/koyou/BOX_KO00382.html

参考URL:
http://www1.mhlw.go.jp/topics/hoken/index.html
daitoua2600
質問者

お礼

サイトのほう拝見させていただきました。大変参考になりました。有難うございました。

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