• ベストアンサー

生き物を食べるということ

家族で夕飯を食べている時のことです。おかずは鶏肉のから揚げだったのですが、私と主人が、モモ肉とムネ肉の味比べをしていると、年長の息子が「これ太ももの肉なの?鳥さん死んでるの?」「そう、にわとりの肉・・」というや否やワンワン泣き出してしまいました。あれこれ説明してみたのですが(食物連鎖の成り立ちとか)納得出来ないようです。今日もやっぱり「この牛さんは帰ってこない」と泣いていました。6歳児に簡潔な言葉で納得させることは無理なのでしょうか?何か良いお知恵があれば教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • teawheel
  • ベストアンサー率38% (40/105)
回答No.6

こんにちは。 5歳の子の母親です。 でも今回は私自身の子供の頃の気持ちを思い出して投稿させていただきました。 息子さんには、「生き物を食べる」ということと同時に、 「死」への恐れが出てきているのだと思います。 私は小学1年生の頃に「死=無」という事が無性に怖くなったことを覚えています。 全く食べない、とまではなりませんでしたが、 「このお肉だって前までは生きていたんだな」とむなしい気持ちを子供ながらに抱えていました。 一番苦手だったのは尾頭付きの魚です。 私は、動物は大好きだったので、図鑑や野生動物のテレビ番組などをかかさず見たり、海や観光牧場に遊びに行ったり、犬やカメなどのペット、猫にやられて弱った野鳥(よく拾ってきましたが、たいていすぐ死にました)を育てるなど、さまざまな経験を通してだんだんに食物連鎖を実感して、そのような感情が薄れていったと思います。 「食物連鎖」をおおよそ理解したら「死んだらどうなるんだろう」という恐怖からも逃れられる事ができ、尾頭付きの魚を食べたり、調理することもできるようにました。 自然に還るということが、死んだ後も無になるんじゃない、と安心できる気持ちになれたのです。 ウチの子供も動物好きに育ってきて、特に水族館が大好きです。 4歳を過ぎたとき、夕食の尾頭付きのお魚を、「このお魚も海で泳いでたの?」と心配げに聞かれ、「ま、まずい!」と内心焦りましたが、ウソもつけないですし 「そうだよ。あなたのために来てくれたんだから、おいしく食べてあげないと」というと「そうだね~」と納得(というかただの食いしん坊 (^^;)してくれたので、助かりました。 同時期に「死んじゃったらどうなるの?」と泣かれた事がありましたが、「またどこかで必ず生まれてくるんだよ」と話しました。完全に理解した訳ではないですが、不安な気持ちはおさまったようです。 私は食べる事、生きているということを、自然や生き物を通して子供にたくさん体験させていきたいなと考えています。 No5のshigure136のおっしゃる通り、おこさんそれぞれのペースですが、自分の中で消化していけると思うので、泣いて絶対に食べない、というならしばらくはそっとしておいてあげていいといます。 ちょっと話がそれますが、先日大江健三郎さんの「二百年の子供」を読みました。二百年前の日本の若者が病で死んでいく場面で、母親が言う「大丈夫、また私が産んであげる」という文章がありとても感動しました。 すごく深い言葉で私には上手く説明できないのですが、そんな無条件で安心できる言葉を自分の子供にかけてあげられたらいいなと思っている今日この頃です。

pugra
質問者

お礼

今でも記憶が残っているほど、深い体験だったのですね。本人はあまり口にしませんが死への恐れは根底にあると思います。この鳥さんは生き返らないの?と泣かれたときにどこかでまた産まれるよと言ったら少しは安心したかもしれないです。大きくなればまた考え方は変わってくるかもしれませんが、今はいろんな説明よりも安心できる言葉なのかもしれませんね。ありがとうございました。

その他の回答 (7)

  • suteneko
  • ベストアンサー率25% (37/146)
回答No.8

死んだ生き物は、地球に還るんですよ。 そして、また次の誰かに生まれ変わって、楽しく生きていくんです。 だから、今、ここに命を失っても悲しいことではないんです。 その命が終わった事には意味があるのです。 悲しいのは、食べてもらうために命を終えたのに、悲しいといって、手を出されずに捨ててしまわれること。 命を終えた意味がなくなってかわいそうになるんです。 だから、ありがとうといって食べるのが一番可哀相ではなくなること何ですよ。 ・・・と、言うのの前半は猫が死んだ時に教えてもらったこと。 後半は、食物連鎖をやさしく教えて貰った時です。 (さすがに死んだ猫は食べません/苦笑) 別々の時に教えられたことが、そのうち旨くまとまって、世の中と折り合いがつけらっるようになって言ったような記憶があります。 お子様の何らかの手助けになればと・・・。

pugra
質問者

お礼

今日の夕飯時、「僕、可哀想だからコロッケ食べなかった」と言ったので「捨ててしまうほうが可哀想じゃない?」とそれとなく言ったら、「いーや、食べるほうが可哀想!」と言い切っていました。理解力がなくて答えてくださった皆さんに申し訳ないくらいです・・・死んだ生き物は地球に還るっていい言葉ですね、もう少し理解力がついたら話してみようと思います。ありがとうございました。

  • teawheel
  • ベストアンサー率38% (40/105)
回答No.7

No6です。すみません。訂正があります。 「二百年の子供」にでてくる若者についてですが、「二百年前」と書いてしまいましたが、正しくは小説の中の「現代」から120年前です。その後話が80年後にもいくので「二百年」なのでした。

回答No.5

優しいお子さんです。 無理やり分からせようと思っても多分無理です。 だんだん分かってきます。時が解決します。 私の家内の姉は、あなたのお子さんと同じ時期に、同じ体験をして、肉類は全くダメになったとのことです。 しばらく、(と言っても1~2年単位ですが)全く食べないまま育ったそうです。しかし、いつの間にか本人も理解したらしく、肉類を食べ始めたとのことです。 機会あるごとに「食物というもの」に関する本や図鑑などを読み聞かせると良いようです。 トリやブタやギュウを食べなくても子供たちは育ちます。その事を親が分かっていれば大丈夫です。 説明を続けることは大切ですが、無理やりは一番拙いと思います。

pugra
質問者

お礼

今、本人は肉を食べないと粘っています。見守っていますが長期戦になると小学校で給食があるのでどうするかなぁと思っています。もう少し大きくなると「人間は肉を食べなくても生きていけるのになぜ食べるの?」と質問されたりして。そうなると説明できませんね・・・本などは視覚に訴えるのでわかりやすいかもしれません。ありがとうございました。

回答No.4

優しいお子さんですね。 説明するのって難しいでしょうね。 「生き物が生きていくためには、他の生き物の命をもらわないと生きていけないんだよ。だから、感謝して食べ物は大事にしないといけないんだよ。」ぐらいでしょうか? もしくは、単純に「生き物を食べないと、自分たちが死んでしまうよ」とか。 深く考えると大人でも難しい問題ですからね。 豚とか飼ってる人いますけど、 普段豚肉を食べても、飼ってる豚を食べる気はしないでしょうし。

pugra
質問者

お礼

私が小学生の時、ムツゴロウさんの自伝マンガを読みました。ムツゴロウ少年が生き物を食べること嫌がって泣いているとムツゴロウ父がやさしく語りかけてムツゴロウ少年が納得した話でした。失念してしまったのですが、No.4さんのようなことを言っていたと思います。忘れていたのに今もまた考えさせられるなんて深い問題です。ありがとうございました。

  • ojasve
  • ベストアンサー率20% (96/469)
回答No.3

6歳児に簡潔な言葉で納得させることはできないです。 人間の行動全てですが、自分で体験して体験を積み重ねて納得なりしていくものです。 それにしても、今までしらす干しなど、見るからに生き物なものを食べさせていなかったのでしょうか? 「死」ということも、言葉では納得できないですよね。それこそ人生経験を積みながら、なんとなく分かるような、でも分からないようなものです。 ただ、6歳くらいということで「死」についての感受性は子どもによっては非常に強いのは事実です。 それにしても、息子さん、肉は嫌いじゃないのでしょう。とってもお腹がすくまで待って、肉を出してみましょう。イヤでも食べます。人間にはそういう本能があります。イヤでも食べてしまう自分の本能をどう捕らえていくか、そこから先は息子さん自信が時間をかけて解決していく問題です。 どうか、今すぐ解決、簡単な言葉で納得させようなどと考えませぬように。

pugra
質問者

お礼

そうですね、たくさんの経験を積まないと納得はできないでしょうね。今100%の理解は無理ですが、食べることに対してネガティブにならず、6歳児なりに前へ進めるように手助けしてあげたいと思います。息子は普段からあまり肉が好きではなく、なるべく食卓に出すことで手をつけてもらおうと考えておりました。毎日じゃこを食べています。昔は魚も言っていた時期がありましたが動物よりかはましでした。ありがとうございました。

  • aoi-oumi
  • ベストアンサー率23% (6/26)
回答No.2

鳥さんはボウヤの体に 帰ってきてるんだよ? ボウヤの体と一緒になりたいなぁって 思った牛さんと鳥さんがボウヤ とずっと一緒にいたくて 食べてほしいって思ってるんだよ。 ボウヤのおなかの中で牛さんもとりさんも しっかり生きてるからね。 鳥さん牛さんありがとう、一緒にいようねって いつも食べようね。 …じゃだめですかね?きっとそういう子供向けの 絵本があったような気がするのですが… すみません。

pugra
質問者

お礼

絵本的でわかりやすいと思い、朝食を食べている際に話してみました。少し納得したと思いきや、鳥さんは僕の骨とかになるけど、鳥さんの骨はどうなるの?←亡骸は捨てられて可哀想とか言い始めてしましました。ああいえばこういうのね・・・。でも食べたことで無にはならないことはわかったと思います。ありがとうございました。

回答No.1

ご飯だってお米(植物)で元は生きていたものです。 自給自足の出来るものは植物だけで動物はなにかしら ほかの命をいただかない生きてはいけないのです。 だから食事の前に「いただきます」と感謝して命をいただいているのです。と聞いたことがあります。

pugra
質問者

お礼

植物はあまり生きている。という実感はないようです。動物さんの命を私の命にかえさせていただきますという感謝の言葉のことも説明したのですが、どうして命を奪うの?というのが先立ち、悲しみがこみ上げてきて感謝するということまで理解出来ないようです。植物も生きていることもちゃんと説明に加えたいと思います。ありがとうございました。