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イタリア人の演奏家に bravo, brava, bravi, brave
オペラなどの演奏会で、イタリア人の演奏家に bravo! を言いたいのですが、女の人一人には brava! と言うべき、とかかれていました。複数なら性数あわせて bravi, brave と使い分けるべき、と。 でも「演奏家の演奏行為を誉める」のなら、演奏家の tocare、cantare を修飾していると考えて、bravo を副詞に解すれば、演奏家がたとえ複数であっても "bravo!" でいいのではないでしょうか?素人考えかもしれないですけど。 (1)実際の欧米での演奏会では bravi とか brave とか言っていますか? (2)bravo は男性1人のケース以外は、間違いですか?
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イタリアではbravo, brava, bravi, braveというのは演奏に限って使われる言葉ではありません。「いい子」という意味で我が子にも使います。 品詞としては、形容詞、名詞で、副詞として使われているのは聞いたことがありません。 すばらしい演奏、という場合には、"Eccellente eseczione" "Manifica interpretazione"等とはいいますが、"bravo"とはいいません。 "Bravo esecutore" "Bravo interprete" というように、必ず演奏家に係ります。もしくは、「優れた人」という意味で名詞として使います。 1)については、演奏家が、イタリア人の場合には、絶対に使い分けるべきだと思いますよ。それからオペラ歌手に対しても使い分けるべきでしょうね。イタリア語を話せる人がほとんどですから。 (イタリア人歌手がフランス語のインタビューに答えていたり、スペイン人がドイツ語で答えていたり、結構当たり前のことです) 2)イタリア語としては間違いです。 男女の子供が居ますが、彼らに"Bravo"といおうものなら、女の子の方がヘソを曲げるのは絶対です。「何で私は褒めてくれないの.....」と。二人を褒めるなら、"bravi"といわなくてはなりません。
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- ikaihsot
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イタリアからです。 BRAVOは形容詞です。そしてイタリア語は形容詞も名詞の数にあわせて変化するため、演奏家が複数であれば、当然BRAVOもそれに合わせて複数になります。 1)実際の欧米での演奏会では bravi とか brave とか言っていますか?→例えばドイツでは誰でも彼でもブラボー!と言っています。それがイタリア語だということも知らずに褒め言葉として使っているからだと思います。日本と同じ感覚だと思います。 (2)bravo は男性1人のケース以外は、間違いですか?→基本的には間違いですね。ちなみに、イタリア人の心の中には演奏家としてはもちろんのこと、その人自身を褒めてあげている、という気持ちがあると思います。なので褒める対象に合わせて形容詞の語尾を変えてあげないと、褒められている方も何に対しての褒め言葉なのかわからなくなってしまうと思います。 余談ですが、トリノオリンピックの開会式で大勢の人たちががんばっていましたが、それに対して解説者は「sono bravissimi」と言っていましたよ。