「末期がん」の定義を教えてください

質問

家族が癌になり、根治治療後１年半でリンパ節転移。化学療法をやりましたが、効果なしで主治医から「もう手はない」といわれました。

　いよいよ「末期かな」と思うのですが、本人は見た目元気で、食欲もあり、普通に生活を（といっても、自宅作業をしながら、ぶらぶらする程度）していて、世間でいわれる「末期」という感じがしません。本人も家族もときどき気持ちがへこむのですが、悲壮感がありません。

　そこで質問ですが、
１．「末期がん」とはどういう状態をいうのか。
２．「末期」のスタートはこんなものなのか。

ご教示ください。

回答No.1

noname#2787

1　末期がんの定義というか、文章で説明するとしたら
『現段階で有効な治療法が確立されておらず、今後の治癒の見通しがない「がん」』ということが出来るかと思います。「がん」の種類によってはなんら有効な方法がなく「気がついた時点で」末期ということもありえますし、「がん」の種類によっては「末期」すなわち有効な延命方法がないと諦めるまでに年余の余裕があるものまで様々です。

２　定義が定義ですから、患者さんの元気さ（度？）とは完全な相関関係にはありません。しかし、それも長くは続かないものでやはり症状は顕在化してくるものです。

いち医師としてのコメントです。

参考URL：

http://www.edogawa-med.or.jp/Pages/igakumemo/makkigan(1997.10).htm