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歪みの是正?

歪みの是正? 東証は1時、大証は12時30分から市場を開いています。 この時間の差が市場の歪み(どんな歪みか判りません)を形成しているとしたら、何らかの「歪み」を埋める資金の流れが起こっている?と考えてしまいます。 日本市場が閉じてから、ヨーロッパそしてシカゴ・ニューヨークの動向が次の日の日本市場に影響を与えますが、東京と大阪の30分の「時差が」どれだけ東京市場に影響があるのでしょうか? どなたか解説をして頂ければ幸いです。

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  • makachinn
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回答No.1

”先物市場の時差”は、現物市場の前処理・前工程作業の機能と後処理・後工程作業の機能と言った、両方、両刃の剣として作用します。 例えば、  大阪日経225先物の15:00~15:10は、概ね後処理、すなわち、ザラ場中の  ポジションの調整弁とし機能することが多く、たまに、翌日への前処理、  仕込み機能として機能していると考えます。  同じように、現在、昼休みの時差30分は、昼のバスケット商いを横で睨みながら、  後場への前処理として機能していると考えます。このため、市場には、  前場で一回ポジションを手仕舞う力が働き、上昇局面では、前場中頃から警戒感が  漂い、後場は、30分先行して開始された先物主導の展開にならざるを得ない展開です。  また、CME日経先物は、ある証券会社の統計では、  大阪先物が高値圏で引け、さらにそれを受けてCME先物も、大阪以上に高く引けると、  翌日の日経平均は、最終的に下げる傾向があるそうです。(逆の傾向も見られるとのこと)  やはり、同時並行で現物を売買していないCME日経先物は、補完的な市場としての  機能と考えます。  さて、先ほどの30分ですが、その30分間の動きから、後場の動向を予想する上では、  非常にありがたいとも考えられます。逆に、市場が、先物主導に偏りすぎており、  裁定取引が現物市場に大きな影響力を持つように市場の流れが変わるため、  迷惑な話だとも考えられます。  市場の歪み・偏向性を利用するのは、悪い事ではありません。  この世に、公平で完璧な市場など存在しない、ヘッジ・ファンドはこの歪みを  最も好む連中がファンドを運用しています。我々が経済学を勉強するのは、  経済学者に騙されないためだ、と言った経済学者がいるそうですが、  我々も、市場に騙されないよう、市場の動きを勉強 すれば良いだけです・・・  おいどんは、この時差30分の歪も手伝って、市場全体の売買高・売買代金が、  シュリンクする傾向にあることが何より気がかりでごわす。  時価総額から見れば、まだ危険水域でないとの説もありますが、信用買い残6兆円は、  相場の上値期待が剥落した時、決して無視できる金額ではありましぇん。  30分の歪みは、つまるところ、ホリエモンの置き土産・爪あとかな???

kaoru-chan
質問者

お礼

2月17日付けで東証がコメントを出しました。 「さて、これに関連し、現物取引と先物取引との立会開始時刻の差異が市場のかく乱要因となっているのではないかとの御指摘を頂いておりますが、当取引所においては、大阪証券取引所とも連携のうえ、市場における売買状況について引き続き注視し、何らかの不正行為等が認められた場合には、厳正に対処する所存です。」 そして 「また、システムの能力増強や注文・約定件数の状況を見極めつつ、午後立会開始時刻の延刻を可能な限り早期に解除するよう努めてまいります。」 とのことです。 昨年のシステム障害、ジェイコブ株の扱い、ライブドア株売買でのシステムの脆弱性の暴露、取引の時間短縮、など不手際が見受けられます。市場は公正でなければいけないと思いますし、今回のように時間短縮をする場合でも、一部の人に有利(あるいは不利)になることはすべきでないと考えます。 市場は24時間、世界中の投資家を相手にしているのですから、東証で対処できないのなら(例えば大証の取引時間を東証に合わせる)当局も巻き込んで対処すべきと考えるのですが、そのような発想がないのでしょうね。 物づくりはできるが、金融商品作りはできない(各種デリバティブ)日本の弱さを感じました。 ありがとうございます。

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