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色留訪問着で・・
家紋をつけるか悩んでます。 色留訪問着というものがありまして、 柄が下のほうにあり、上は無地ですので、 一見色留袖のようですが、 仕立ては訪問着です。 お尋ねしたところ、両方を兼用できるとか。 そこで、お店の方は上が無地なので、 家紋を入れたほうが良いのでは。といわれるのですが、 家紋を入れるとなると、格があがって、 これから着ていく友人の結婚式に着て行って良いものか、 悩んでいます。 近々兄弟の結婚式があるので、 そのときのことを考えると家紋をつけておいたほうがよいでしょうが、 そこまで着物に詳しい親族もおりませんし、 家紋を見る人もいないと思います。 という事を考えると、 訪問着での着用が多いと思うので、家紋無しがいいかと。 なにぶん、着物のしきたり、最近の傾向など全く知りませんので、ご教授のほどよろしくお願いいたします。
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こんにちは。 呉服店に勤めております。 訪問着仕立ての色留袖・・・ 背中に一つだけ縫い紋(着物と同系色)を入れることをお勧めしてます。5,000円~10,000円位です。 (仕立てあがっている着物の場合は縫い目の解き代がかかります) 色留袖として着るときは、白の重ね衿・白の帯締め帯揚をつけて、 訪問着として着るときは、色物の重ね衿、帯締め帯揚げをつけて。 縫い紋→書き紋よりも目立たない→略式ですが、紋付ということで 親族の場合でもOKです。 せっかくのお着物、着る機会が多いほうが嬉しいですよね!
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こんばんわ。 紋入れについてのお悩み、わかります。 私もいつも悩みますから。 紋の必要性は今の時代形骸化したもので必ず必要と言えるものではなくなっています。 それでも紋がないとダメな場もあるのですね。 お茶席などの和のお稽古事や芸事などのしきたりのある場です。 うるさい事を言う先生も減ってはいますがまだまだ紋を入れた着物を着用しなければならない場が多いです。 結婚式に関してはご親族はやはり紋付きが基本となります。 留め袖は五つ紋ですが略式という事で縫いの一つ紋にしておけばご友人の挙式でもOKです。 紋を入れてしまうと普段のお出かけには用いる事が出来ません。 でも実際訪問着を着てのお出かけって少ないものです。 華やいだお席なら一つ紋くらいはついていても気になりませんし。 という事でやはり一つ紋くらいを入れてみてはいかがでしょうか。 おすすめする理由は上半身に柄のない着物なので紋が入っていた方が着物としてバランスがよいからです。 その代わり普段の着物としては着られなくはなります。 ハレの場とケの場を分けるシンボルが家紋のあるなしですから。 地色に近い目立たない色糸で入れてもらうといいですよ。
補足
とても参考になるアドバイスありがとうございました。 これから、着物の着る機会を何とか増やしたいなと思います。 今回は、アドバイスをいただいた順にポイントをつけさせていただきます。 また、何か質問ありました時は、よろしくお願いいたします。
- bekky1
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ご質問を拝見していテ、ちょっと気になったのですが、 「紋」を入れると、ご友人の結婚式には、着用できないと思われていて、 ご親族の結婚式にはOKだとの認識のようですが、 そんなことはありません。 紋が入っているということは、「儀式」一般にオールマイティですから、 結婚式でも、入学式でも、卒業式でも、オールOKです。 たとえ、それが、「黒喪服」でもです。 戦後に、もののない時分(昭和25年)本当に黒の喪服で結婚式に新郎の母として記念写真に写っているのを確認しています。 (私の祖母に当たる人デス・・・結構な地主だったんですけど) 何でも、買える時代になって、かえって、不自由になったんですね。 このようなときには、こういうものを、これこれには、これでなくては、 格が合わないとか。 黒留袖も本来は、親族だけですから、モウ、これからの時代は、「親戚」が少なくて、着用するような機会もほとんどなくなるのではないでしょうか? 宮中では、留袖というのは、「色留袖」が本式。 デ、「紋」ですが、庶民は実は、こんなものにこだわりだしたのは、戦後。 「紋」なんて持っているのは、ごく少数。 苗字以上に少ない。 ですから、いまや、五三桐全盛です。 つまりは、誰でもOKな、「紋です」という「紋」が入っているのが普通。 それに、結婚前には実家の紋でお支度して、 結婚してからの着物は、婚家の紋でとなると、普通の人でも、紋は2つ。 さらに、祖母の着物を譲り受けてというのが、「着物は親子3代」が売り文句ですから、「紋」が違うから、ということを言い出すと、 次がきられなくなりますね? つまりは、うるさいことを言っていて、誰も着られない状態を作り出して しまったのが、今の着物文化です。 ちょいちょいとも着たい。 ディナータイムにもというぐらいな思惑もあるのでしたら、雰囲気を帯で演出して、紋もいれずに済ませてしまうのも一手だろうと思います。 オークションの着物をお安く落として、ちまちまといじるのが趣味のおばちゃんですが、 古い着物の中には、この程度の着物に、縫い紋をつけて、何に着たんだろうというような代物もあります(今で言うなら、おしゃれ着?) この場合には、無理やりに格をあげて、冠婚葬祭に間に合わせたんだろうカ? 黒留袖にも、比翼はつけてあるのですが、紋が3つというもの、アル。 本来は5つ。 ただの、黒のすそ模様を流用したのでしょう。 紋入れ代金もバカになりませんし、それで、着用範囲が狭められると 思われるなら、省いてしまってもよろしいのでは? その代わり、着用するときの「場」を伊達襟、半襟等で 演出するのも楽しみですよ。 紋は、つけてしまったら、それっきりですが、 半襟等は、それでイロイロ楽しめますから。
お礼
アドバイスありがとうございました。 今回、初めて着物を購入したのですが、 いろんなしきたりや格というものがあって、 そういったものが急速に着物離れにしたのかなって 思います。 最近は、そういった傾向からか、 着物に詳しい人も少なくなって、 気づく人のほうが少ないかなって思うのが現状です。 今回、母親とも皆さんの意見を参考にして考えましたが、 紋を一つ入れることにしました。 結局、普段に着ることはないだろうし、 友人の結婚式くらいでしか、後は活用しないだろうから。 代金、バカになりませんが、 後々着る事を考えて、一度位入れて見ます。 ありがとうございました。
お礼
さっそくのアドバイスありがとうございます。 そうですか。やはり目立たなくても入れたほうがいいということですかね。 親族で着る機会が一度だとしても やはり紋付入れるべきか。悩んでます。 そうやって着物の格などがあって、 色々考えるところに、やはり縁遠くさせるものがあるのだろうな。と思ってしまいます。 経済的に余裕がある人はそういうところがまた楽しいのかもしれませんが・・・ 分りやすいアドバイスありがとうございました。 参考にさせてもらいます。