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MOM保護及び求核置換反応
以前12月15日にグリニヤー及び求核置換反応について質問いたしましたTY-NETです。7炭素の1,2ジオールの1位をTBDMS、2位をトシラートに置換し、プレニルブロミドのグリニヤー反応経由で求核置換反応を行い反応が全く行かず質問させていただきました。その後、いろいろご指摘をいただきまずやはり立体障害の要因もあると考えTBDMS基をTBAFで除去しました。その後、MOM保護しようと思っているのですが、以前のいろいろご指摘を戴いたエポキシドが生成しないような条件を探しています。MOM化はMOMClとNAHまた、i-Pr2NEt(CH2Cl2やTHF溶媒中)を用いるのが一般的ですが、この場合はやはり塩基がエポキシドの生成を起こす可能性があるため他にいい条件はないかと探しております(これでも可能性があれば試して見ようとおもっていますが・・・。)、他にCH2Cl2溶媒中、ジメトキシメタン及び無水塩化鉄((3))-シーブス(3A)(SYNLETT、567(1992))やMOMCl。AL2O3の固相反応を用いて超音波攪拌して置換する(SYN COM,25、363(1995))反応などあるのですが、特殊な反応のためどうかとおもっています。 なにかいい方法または次の求核置換に影響のない導入しやすい保護基があればアドバイスいただけると幸いです。 また、求核置換ですが、R2Cu(CN)Li2 Rはプレニル基 を合成し、求核置換しようとおもっています。Rがブチルやフェニルの場合は合成例があるのですが、プレニルはないのでうまく行くかは心配ですが・・・。 こちらも何か良い方法ありましたらアドバイスお願い致します。 よろしくお願い致します。
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- rei00
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ty-net さん今日は。rei00 です。 > これでも可能性があれば試して見ようとおもっていますが・・・。 以前の質問でも回答いたしましたが,文献検索をした上でダメだという事が報告されていなければ,やってみるまでは何もわかりません。可能性があるから試してみるではなく,ダメだとの報告が無いからやってみる,場合によっては報告があってもやってみる,そうやって自分独自の結果を出して行くのが研究です。 なお,i-Pr2NEt(CH2Cl2やTHF溶媒中)を用いる MOM 化でエポキシドができる可能性はどうでしょうか。そんなに高くないようにも思いますが・・・・(自信なし)。 > 特殊な反応のためどうかとおもっています。 お書きの反応は特殊な試薬や装置を使うわけではありませんので,特殊な反応には入りませんよ。どうしても MOM 化をしたいのであれば,できる反応はすべて試みる必要があります。 > なにかいい方法または次の求核置換に影響のない導入しやすい > 保護基があればアドバイスいただけると幸いです。 以前の質問(下記)で回答した「Protective Groups in Organic Synthesis」等をご自分で調べられるべきです。それが研究です。 【以前の質問】 ・QNo.163102 メタヒドロキシ安息香酸のホルミル化 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=163102 ・QNo.149241 オレフィンのエポキシ化 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=149241 ・QNo.163087 DIBALによるエポキシ開環反応 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=163087 ところで,以前の質問のほとんどが閉じられていませんが,まだ何か問題が残っているのでしょうか?必要なら補足下さい。