http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1907877
ですね。
以前も回答をさせていただきましたode_an_dieと申します。
なにやら目先のことに捉われて、勘違いをなさっているようなので、再度お邪魔しに参りました。
> 今は少しでも金利の低いうちに貯蓄して繰上げ返済をと考えています。
今はいくら貯蓄しても大して「増え」はしませんよ。
特に蓄えることが目的の、元本が保証されている預貯金で考えるのならば。
加えて、現在、預貯金の金利と住宅ローンの金利、どちらが大きいですか?
具体的に数字をだしてみましょうか。
> 3年固定(全期間1.2%優遇)
ですと、当初3年間は年利0.80%程度でしょうか?
前回のご質問では変動も全期間1.20%優遇とされていたと思いますので、変動の場合の優遇後適用金利は1.20%弱と考えられますね。
お申し込み金融機関の35年全期間固定金利が分かりませんので、2.80%としましょう(フラット35でも高い方の金利です)。
借入額2500万円、35年返済、ボーナス返済なし、元利均等償還の条件下でそれぞれの1年間の返済額(元金+利息)を計算してみましょう。
0.80%の場合は819,183円
1.20%の場合は875,107円
2.80%の場合は1,121,327円
1年間の返済額の差は30万円程度です。
> 毎年100万くらいは繰り上げ返済
できる余裕があるのならば、長期固定が無理な筈はないのです。
前回も申し上げましたが、3年後に金利はどこまで上昇しているとお考えですか?
例えば、現在の3年固定の店頭表示金利は2.00%で、それが1.20%優遇されて0.80%ということですから、3年固定期間が終了し、金利の見直しを行う時(3年後)に3年固定の店頭表示金利が4.40%以上になって、その後金利が下がらないとしたら、結果的には「アウト」になりますよ。
3年固定の店頭表示金利が4.40%の場合、1.20%の金利優遇を受けたとしても適用金利は3.20%となり、当初から全期間2.80%での契約よりも総返済(予定)額が多くなります。
現在2.00%としたら、多くの市場関係者の読みどおりのスケジュールで量的緩和政策の解除→ゼロ金利解除となった時には、3年後に4.40%はあり得ますよ。
> 途中で固定に切り替えた場合、やはりその時点での短期固定の金利上昇
ましてや、さらに「短期固定」を考えるなんて、ちょっとありえません。
> いずれ相続する予定の土地を売却して返済
これが頭から離れないので「甘い考え」でいらっしゃるのでしょうが、捕らぬ狸の皮算用はやめた方が賢明です。
将来の給与の上昇すら見込まないほうがいい-と考えられているのですから。
ですから、「返済が苦しい方ほど長期固定に」と言われているのです。先々の計画が立てやすいからです。
そうは申しましても、結果として損をしても責任転嫁をすることはできないのですから、bris956さん自身で決めることです。
前回のご質問で私を初め様々な方がご回答を差し上げていますが、それでも3年固定にしたいと、ご自身で回答を出していらっしゃるではありませんか。
あとはご自身の決断に従えばいいんです。
自分で決断したことですから、後悔することになっても仕方ないでしょう。
今回、bris956さんが再度質問を投げているのは、回答が欲しいからではなく、誰かに3年固定に決めた自分の意見を肯定してもらいたいからだと思います。
現状況下においてそれを後押しできる経験者・専門家はいないと思いますが…。
相場なんて生き物と一緒です。
必ずしもプロの読み通りにコトが進むとは限りません。
もしかしたら、3年固定を選択した自分を誇る結果が待っているかもしれませんよ。
お礼
再度詳しいご回答を頂き、ありがとうございます! じっくり読ませて頂きました。提携の銀行は変動と固定が2年(1.0優遇)3年、5年、10年のみのようです。変動は5年間は一定のようで、見直し時にも前回の25%以上は増えることがないようなんですが、やはりよく理解できません。固定は一応3年後、6年後と10年固定の場合を比べてシュミレートをしてみましたが、やはり3年固定の方が多くなりそうですね。10年固定の方は支払いが毎月2万円ほど高くなりますが、今の家賃とほぼ同額なので払えないわけでもないし、3年固定より7年分の安心感があると思えば無駄ではないのでしょうか?10年後には満期の保険で少しまとまった繰上げもできそうなんですが・・・