賃貸マンションのエレベーターの地震対策
築昭和62年、6階建賃貸マンションのオーナーです。
先日の関東の大地震の際、エレベーターは停止しませんでした。数日後の点検結果は異常なしでした。しかし、もし地震計が付いていたら緊急停止していた筈で、停止しなかったのは地震計が付いていなかったからだとのことでした。
今日メーカーの営業マンと会い話を聞くと、地震計が付いていなかったために緊急停止しなかったとは言い切れず、偶然どこかのフロアで停止していれば、地震計が揺れを感知しても異常なしと判断しその後自動的に動き始める、地震計を付けることが義務付けられたのは阪神大震災以降で、それ以前の新耐震基準(昭和58年建基法改正時)ではお勧めだったそうです。
新耐震以降の建築ですが阪神大震災以前ですので、今度、(もし付いていなければ)地震計を付けることと、緊急停止後は、「緊急停止しました、ここで降りて下さい」というメッセージと音声を流すモニターを設置すること、もし逃げ遅れた人がいるといけないので、その後も「開」ボタンが点滅してそれを押せばドアが開くシステムを導入することにしました。
ところが今晩のNHKニュース10で、今は震度4の地震では緊急停止後自動復帰することになっているが、震度5弱では手動でなければ復帰させられない様になっているため今回多くのエレベーターの復旧に手間取ったことから、自動復帰の震度基準を震度5弱まで広げることと、階の途中で緊急停止して閉じ込められてしまうケースを防ぐため、階の途中では止めずに最寄階まで動かし、人を降ろすよう改善する様に国土交通省がメーカー各社に指導を始めた、というニュースをやっていました。
ということは現在のシステムではこうなっていないのでしょうか?そうすると今地震計を付けたり緊急停止システムを付けないで、新しいのが出るまで待った方がいいのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 よくわかりました