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株はどうして売買できるのですか。
株はどうして売買できるのですか。 株の趣旨を考えれば、初めに出資した者だけが配当金を受け、あるいは倒産すればあきらめればいいものだと思います。 そもそも株の売買で儲けようとするのはどうかと思うのですが・・・
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ちょっとたとえて説明しますので、詳細は別途勉強してください。 事業を始めるときに銀行などからお金を借りてはじめることも出来ます。ただし借金というのは期日を決めて返済することと、その期間に一定の利息を支払う取引です。儲けが出ようが出まいが利息は支払い、期日には耳をそろえて返済しなければなりません。 銀行からお金を借りるにしても、もとでがないとなかなか貸してもらえません。自分の手金だけでは足りない。そこで株式を発行するのです。 返済期日もないし、儲けが出なければ利息もいらない。その代わり儲けが出たときにはその儲けに従って利息より多くのお金を出資した人に払う(これが配当)契約をするのです。この権利を細かく分割して譲渡できるようにしたのが株式です。 株式会社は上場することで知り合い以外からも増資を引き受けてもらって、儲けが出なければ配当を払わなくても良い、という都合の良い資金を株式市場でさらに集めることが出来ます。株式上場の本当の目的はコストの安い資金を大量に集めて事業を拡張する権利を得ることにあります。 一方投資家は上場してきた会社は一定のレベルにある(東証などの審査を受けて一定に情報開示と財務体質の健全性をチェックされている)ということで、比較的安心して投資できます。配当が今はゼロでも将来儲かって配当が出る可能性の高い株式の株価は高くなります。当然譲ってもらいたい人も出てきます。そこで売り手は資金の必要に応じて株式を一部売ることも出来ます。たとえば以前に買った時に思っていた通り会社が配当をはじめていれば値段はぐっと上がっています。ほしいと言う人に譲って自分が現金と引き換えるのもひとつの考えというわけです。 一方株式会社は株価が高いと次に増資をするときには少ない株数と今後の配当も少なめでもたくさんの出世払いの資金を集めることが出来ます。それで株価を常に気にして高くすることが経営者の目標になるのです。 お分かりいただけたでしょうか?
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- 237978732
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私も僭越ながら回答してみます 株の発行は資金を集める為なのはご存知と思います 会社側からすれば 将来伸びますので株を買って下さいって事ですね 業績伸びたら配当します~こんな感じです 投資家からは業績伸びそうだから 資金援助するか~で株買います でも、ほんとに業績伸びたら配当してねって感じかな でも、株の発行枚数は限りがあるので 株を持ってる方と持ってない方で 値段の折り合いを付けて売り買いしてるのです なので、配当と売り買いで設けるはまったくの別ものです
お礼
回答ありがとうございました。 配当と売買は別なこととは理解していました。
- Jodie0625
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会社組織を立ち上げた際の資本金だけで事業を拡大していくことに限界が見えて、増資を行い、投資家から至近を募り、会社は大きくなります。 純粋にその会社の発展を見守るためだけに出資するのではなく、株の売買によって利益を得ようとするのは株式会社という仕組みを考え出したときからの根本にあります。
お礼
そもそもが、投資家を利用して社会経済を発展させようとする考えなのでしょうか。 良くわかりました。ありがとうございました。
- apple-man
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学校だってやめたいときがあるでしょ。 こんな会社、もうどうでもいいや と思う人もいるんです。 そうゆうとき自由に売れたほうがいい。
お礼
なるほど。とても分かりやすい説明をありがとうございました。
お礼
大変詳しく説明していただき本当にありがとうございました。株の売買により株価が上昇すれば経済の発展につながるのですね。 株価はその会社のバロメータといったところでしょうか。 良くわかりました。ありがとうございました。