こんにちは、はじめまして。
どの国の憲法にも、政治と国防の関係は明記されていると思いますが、ことあるごとに論争となるのはおそらく日本だけであり、それだけでも、今の憲法が異常なものであることは容易に理解できると思います。
論争の争点と、それに加わる人たちの立場については#2のgrandさんが詳しくお答えになっていますので言及しませんが、防衛問題と憲法が50年以上に渡って、不毛な議論を続けていることに注目していただきたいと思います。
「国家(政府)は、国民の生命・財産を守るもの」これは近代社会の大原則で、日本という一国の憲法以前の問題です。この原則を、他の手段による裏付けもないまま“放棄した”という日本国憲法は、世界にも類を見ない欠陥憲法で、しかも、この憲法があるがゆえに、中国や韓国から内政干渉を受けても反論できないというまったくもって情けない国家になってしまったのが今の日本です。
今回の“不審船事件”とは関係なく、「防衛問題と憲法」が、問題とならないようになってこそ“平和”な社会が実現されると思うのは私だけでしょうか?