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自由主義世界の人権・社会主義世界の人権
自由主義世界(アメリカ・フランス)の人権と 社会主義世界(北朝鮮)中国)の人権の違いについて教えてください。 世界主義世界の人権がなぜ行き詰まったのかなどくわしく教えてもらえるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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『自由主義』『民主主義』というと、アメリカが家元のように思っていましたが、、最近、、本当は違うのではないか?と思ってきています。。 ネオコンが武器産業むき出しでは、営業し難いので、上記看板を立ててるのでは、、と疑っている昨今です。
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人権という概念は、モンテスキューやルソーといった思想の影響下で成立した (結構、名誉革命も影響を与えていると思います)アメリカ独立宣言やフランス革命後のフランス人権宣言の後に発達しました。 元々は三権分立のように国民が権力、支配者の横暴、専制を阻止するための 概念とみなされていました。 わかりやすくいえば、いくら権力者だからといって 何でもしたらいけないよ、となったのはこのころからです。 (それだけそれまではやりたい放題の専制君主国家だったということです) 紆余曲折を経て、現在では個人の人権(生命・財産・名誉・福祉厚生・反差別など)に専ら言及するようになってます。 ただ人権というのが認められるのは、当初から一般市民 以上の人間であって、奴隷・異教徒・ユダヤ人・ジプシー・女性・子供・浮浪者などの 人権というのはなかったようで、現在でも一部はないです。(アメリカでも黒人奴隷は人間でない、よって人権はない。みたいなことが言われていました。) 私見ですが社会主義国家の人権感覚のなさというのは、 その成立過程、出自に起因すると思います。 「権力者が悪い。革命を起こせ。そのために何をやってもいい。」 という考えの下、殺人・粛清・強盗・恐喝などありとあらゆる犯罪をした人間というのは、見方だろうが敵だろうが疑心暗鬼になって当たり前と思います。(スターリンは自分の妻子供ですら監視対象においていました) その結果、革命を達成する前は共闘などといってさんざん民衆を利用しておきながら、革命が達成されると「自分がやってきたことと同じ事をされはしないか」と不安になったため大量に党員・民衆を粛清したのだと思います。 またマルクス主義の最大の欠陥は、宗教と神を全否定したことです。その結果、必然的に個人崇拝をする思想なのです。 宗教の変わりに革命者を神、共産党宣言を聖書に置き換え、(レーニンなんかは当時最新の技術で死後すぐに剥製になりいまだに赤の宮殿の中に安置されています。偶像崇拝!)革命者は中世の絶対君主よりもひどいやりたい放題をやってます。
- ipa222
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社会主義は、始皇帝の公地公民の律令制と非常に近いです。 国家も国民も財産も、個人ではなく「公」のものだという意味で。 その「公」は昔は皇帝や国王とその配下の貴族たちということだったのですが、現在は共産党の党幹部や軍の幹部、公務員の幹部と言うことです。 つまり、国民は一部の公務員の奴隷と言う制度です。 行き詰まるのは当然です。生産性が著しく落ちますので。