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BSEって・・・
BSEの原因がヒトであるというのはあくまでも仮説らしい(?)ですが、BSEは牛のエサが、本来牛が食べてる草などの植物だけだったら(肉骨粉無しなら)発生しない病気なのですか?野生の牛にもある病気なのでしょうか?
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>人食いの儀式(習慣?)があった民族に、脳に障害が起きる病気が多かったとも聞いたことがあるのですが・・・それはガセネタなのでしょうか? すみません。私の説明がよくなかったですね。 1.CJDは元々、人肉食の習慣があってもなくても、存在する病気です。その場合、発生する確率はほぼ同じです。一部、羊の目を食べる習慣がある為に一部の地域でCJDの確率が高い、という説はあるので、厳密に言えば「何も特別な事をしなくても、一定の確率で発生する」という意味です。 2.パプアニューギニアにあったクールー病は、何らかの原因で発生したCJDが、人肉食(脳を食べる)の習慣により、広がってしまったものと考えられています。つまり、牛のBSEと同じ様な事が人間に起きたわけです。 ですから、聞かれた事はガセネタでは全くありません。しかし、No.1の方がBSEについて回答されているように、クールー病においても、脳を食べる事が原因なのではなく、CJDに冒された脳を食べる事が原因なのです。
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- tiuhti
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BSEによく似た病気は、以前から羊でも人間でも見つかっています。(その他の動物での例は、あるかないかは、私は知りません。) 人間のものは、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)といわれ、ほぼ百万人に1人の割合で発生し、世界的にも地域的な偏りはほとんど見られません。(牛のBSE由来の疑いがある新型CJDを除いての話) ですから、共食いをする事が原因で起こる病気ではありません。 そもそも「一番最初にBSEにかかった牛が何故そうなったのか」という事は、今となっては推測しかできませんが、BSEに似た病気にかかっていた羊の一部を餌として牛に与えたのが最初だった、というルートも当然推測できるので、それであれば「人間のせいで牛のBSEが始まった」という事になります。 いずれにせよ、イギリスで、肉骨粉の飼料としての使用を禁止した後、BSEにかかる牛の数が激減した事でもわかるように、これほど広がったのは、間違いなく人間のせいです。 日本ではH13年9月18日から牛等の反芻動物の肉骨粉を使用した飼料を牛に与える事は法的に禁止されています。
お礼
>世界的にも地域的な偏りはほとんど見られません 現在にもそういう民族があるのか分かりませんが、人食いの儀式(習慣?)があった民族に、脳に障害が起きる病気が多かったとも聞いたことがあるのですが・・・それはガセネタなのでしょうか? >これほど広がったのは、間違いなく人間のせいです。 そうですね、それだけは確かですね。ありがとうございます。
- ipa222
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人間にも似たような病気はあったようです。 首狩り族の風土病だったようですね。 人の肉を食べるのをやめたら、その病気もなくなったそうです。 要するに、共食いすれば脳が腐る病気がおこるわけです。当然野生の牛には存在しません。 相変わらず肉骨粉は牛に食べさせていますから、またどこかで発生するでしょう。 日本で現在蔓延している(21頭に感染していることを発見)狂牛病は、狂牛病が問題となっている時期に農協が輸入した乳牛用の牛の油が原因でした。
お礼
>人の肉を食べるのをやめたら、その病気もなくなったそうです。 私もその話、聞いたことがあります! >相変わらず肉骨粉は牛に食べさせていますから、またどこかで発生するでしょう。 禁止されていないのですか???
- popesyu
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肉骨粉がまずいのは既に感染している牛の肉骨粉を食べると感染するからまずいというだけで、別に肉骨粉そのものを食うことでその中から自然発生するわけではありません。感染していない牛の肉骨粉なら全く問題ありません(がBSEは潜伏期間が長いため一見感染していないように見えても実は感染していたということがありえるため、現在では原則使用禁止です)。 そもそもの発祥についてはウィルス説、突然変異説、農薬説など色々あります。実はまだ全く分かっていません。
お礼
>に肉骨粉そのものを食うことでその中から自然発生するわけではありません。 そうですか。でも、草食動物が肉を食わされる(しかも同種の動物の!)というのが体に全く悪くないワケないよなぁ・・・という気もします・・・。ありがとうございました。
お礼
なるほど~とてもよく分かりました!ありがとうございます!