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なぜ葉脈は水酸化ナトリウムに溶けないの?(葉脈標本作成時の疑問)
恐れ入ります。 上記表題の件について、教えていただけないでしょうか? 葉脈標本作成時に水酸化ナトリウムでヒイラギなどの葉を煮沸すると、葉肉(葉脈以外)だけを溶かして葉脈のみにできますよね。このときの理屈がいまいちよくわかりません。 葉脈と葉肉の組成の違いによるものでしょうか? 葉脈は細胞壁のセルロースが多いからなのでしょうか?でも、葉脈以外の細胞の細胞壁もセルロースですよね。水酸化ナトリウムのタンパク質を変性させたり油脂を乳化させたりする作用があるかと思うのですが、セルロースも溶かすのでしょうか? どうして、葉脈だけが綺麗に残るのかいまいち理解できずに困っています。 どなたかご教授頂ければ、大変助かります。
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葉脈は木部と師部からなります。この木部は,「木」ではリグニンと言う物質が,セルロースに沈着したり,またはセルロースと置換されています。このような現象を木化と言いますが,リグニンは化学的に極めて安定した物質です。そのために葉脈だけ残ります。 若い葉と成熟した葉との両方を標本にしてみて下さい。リグニンは若葉にはあまり含まれません。老化した葉の方がよい標本になる経験はありませんか?
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noname#62864
回答No.2
No.1です。回答したばかりなのに早くも補足です。 もっと調べてから回答すれば良かった・・・ 参考URLに詳しい説明があります。 説得力がある説明ですのでお読み下さい。
質問者
お礼
ご解答ありがとうございます。 助かります!
noname#62864
回答No.1
葉脈とそれ以外の部分の成分の違いについてはわかりませんが、化学的に考えて、セルロースはアルカリに対して安定なはずです。 葉脈が、それ以外の部分に比べて多くのセルロースを含んでいると言うことでしたら納得できることだと思います。
お礼
ありがとうございます! 勉強になります。 また、若い葉と老化した葉の違いはあまり気にしていませんでしたが、今後注目してみます。