SI の単位は,人為由来の場合は大文字で始まり,それ以外はすべて小文字で表記されます。しかし,1979 年に「リットル」を大文字・小文字いずれで書いてもよいことになりました。これで,「リットル」だけは唯一の例外となっています。
参考 URL は,計量に関する独立行政法人「独立行政法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター」のページです。ここから引用しますと,
「体積の単位リットルに記号 l と L の 2 つが併用されている。大文字の L は小文字の l と数字の 1 の混同を避けるために,第 16 回 CGPM(1979)で暫定的に導入され,そのときの決議で,l と L の使用状況を見ながら,どちらか一方を削除することになっているが,その決着を見ないまま現在に至っている。」
とあります。