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FF式石油ストーブ
「FF式石油ストーブ」ってなんですか? FFを略さずに言うと? 高気密の家では、灯油を使うならこのストーブしかダメ と聞いたのですが・・・本当ですか?
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FFは「Forced Draft Balanced Flue」の略で、強制給排気式のストーブのことを言います。 燃焼機器はおよそ次のように分類されます。 ●解放式・・・・・・・・・室内の空気を使って燃やし、排気ガスを室内に放出する ●半密閉式・・・・・・・・室内の空気を使って燃やし、排気を煙突で屋外に放出する ○自然排気式(CF) 送風機を使わずに自然の力で排気を行う ○強制排気式(FE) 送風機を使って強制的に排気を行う ●密閉式・・・・・・・・・屋外の空気を使って燃やし、排気を煙突で屋外に放出する ○自然給排気式(BF) 送風機を使わずに自然の力で排気を行う ○強制給排気式(FF) 送風機を使って強制的に排気を行う ご質問の回答としては、やはり高気密住宅ではFF式を選択するのが良いでしょう。 密閉式では煙突が2本(または1本で2重)あり、片方から新鮮空気を取り入れて、 もう片方から排気します。この給排気を送風機で強制的に行っているのがFF式です。 BFに対してFFは、燃焼時の空気の量もしっかり管理できるために安定した燃焼を 実現し、効率も良く、排気ガスもクリーンです。今はBF式はほとんど機器自体が ほとんどないのではないでしょうか。ちなみに2重になった煙突を使用する場合は、 内側が排気、外側が給気になっています。こうすると煙突の表面が熱くならないし、 排気の熱で給気が暖められて、さらに暖房効率を上げることが出来ますし、万一 煙突に穴が空いた場合にも、排気が室内に漏れてくることを極力防止することが出来ます。 高気密住宅では解放式は絶対ダメ。排気ガスが室内にあっという間に充満してしまいまい、 健康を害しますし、排気ガスに含まれる水蒸気が結露を引き起こす可能性があります。 半密閉式も、せっかく暖めた室内の空気をストーブの燃焼のために使ってしまうし、 強風時に煙突から排気ガスが逆流してしまう可能性があったりしてあまり良くありません。
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- fukunokami
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私も三菱のと他メーカーの大型二台を使ったことが有りますが、三菱のFFは、室内が臭くなり、何回も器械を変えてもらったのですが、駄目でした。 技術者が言うには排気管のつなぎ目は完全に密閉できないと言っていました。普通は大丈夫だと言うのですが、皆さん我慢しているのかと思います。 私は別段鼻が良いわけではないのですが、それでも火のつくときと消えるときがかなり臭かったです。 大型のも同じなんですが、それは三菱の様に温度調節に火を点けたり消したりではなく、つきっ放しで火が強弱になるものでしたので、使われるのがもし小さい部屋でしたらばどうかと思います。 当家では陰陽道で作った外気がすごく入るように出来ている昔風の母屋の中の30畳の部屋で使っていましたが、それでもかなり暖かかったですから。 その後、数カ国の寒い国にも在住しておりましたが、高気密の部屋でとてもよかったのが、韓国のオンドルやロシアのペチカでした。体自体はフィンランドのサウナでした。 女性だと韓国のハンジュンマクはとても気持ちよいという事です(男性用が無い)。 現在日本では大手ガス会社が床暖房を売り出しているはずですし、新築でなくても気軽に作れるという事です。 韓国ではマンションでは集中ボイラーですが、個人宅では軽油や灯油を使うボイラーがありますので、韓国系の会社だと、日本でも灯油ボイラーを取り扱っているのではないでしょうか。 普通の暖房とは健康度がまるっきり違います。又、暖める電気カーペットとも全然違います。 冷え症で寝られなかった友人の奥さんが韓国で治ってしまった人もいましたから。(^o^)
- h_sakaki
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>高気密の家 これだと、石油を使用するより、蓄熱式遠赤外線暖房機が良いそうです。 これは、夜間に蓄熱材(煉瓦のような物)をヒーターで温めておき、昼間はその余熱で暖房するそうです。大きさはエアコンの室外位で、階段の下などの空間に置く例が多いそうです。
- rakki
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>高気密の家では、灯油を使うならこのストーブしかダメ 他にもあります。 「温水ルームヒーター」 というものがあります。 機能を簡単に説明すると、屋外機でお湯を沸かして、室内機でお湯の温度で空気を暖めるものです。 お湯には車のラジエターで使われるような「不凍液」を使用しているので凍ることはありません。 多くの部屋を暖房する時には、個別に温水ルームヒーターを設置するよりも「給湯器」で大量のお湯を沸かして、お湯を各室に循環し「ファンコイル」や「コンベクター」といわれる熱交換器で空気を暖める装置の方が管理が容易になる場合があります。 また、床暖房と組み合わせて使うと体感温度が室温よりも高くなり経済的になります。 温水ルームヒーターと床暖房を組み合わせた機器もありますので検討してみてください。 高気密高断熱の家の場合は、床暖房が適している場合が多いです。 高断熱の家の場合は、部屋の温度分布が均一にしやすいので、暖めた空気が天井に集まる「ストーブ」よりも、温度分布が均一になる「床暖房」の方が適しています。 住宅の大きさにより、前者の温水ルームヒーターのような個別機器の設置か、後者の熱源を集約したセントラルシステムにするか、選択肢があります。 暖房の設計は、建築設計士でもなく、暖房機器の設置業者でもなく、暖房機器の製造者でも十分にできません。 建築設備士という冷暖房の専門知識を有し、住宅内の暖房負荷・冷房負荷を定量的に把握して適切な機器の選定ができる能力を求められます。 残念ながら一般住宅で建築設備士が腕を振るう機会は非常に少ないので、良質な暖房設備計画を要求する場合は、建築設計士に建築設備士の応援を仰ぐように要請するのが良いでしょう。 建築設備士が管理した暖房設備と、それ以外では大きな差があります。 現状の住宅暖房は建築設備士が関与しない分だけレベルの低いものがほとんどを占めています。 現状に満足することなく、より良い暖房設備を求めて専門家の意見を有意義に活用するようにしてください。 一口に暖房の専門家といっても、得意分野が異なりますのでそれぞれの特徴を生かした利用の仕方を心がけてください。