前提として、「キックが出来る」と、その後の正しい「ストリームラインを知っている、浮き身の時に出来る」が、平泳ぎのモーションの中できる様に意識できる、以上が出来ないと、「うねる平泳ぎ」はちょっと無理です。
息継ぎをするために「頭を持ち上げる」となると、必然的に腰が落ちます。
正しく、キックするだけで、息継ぎ分ぐらいの頭の「浮き上がり」は確保できます。
まずは、キックが正しく出来ていないと、浮力と前進力不足です。
平泳ぎは、その推進力はクロールと逆にキックが7割です。
まずは、気をツケの姿勢で足だけで、ナチュラルに頭が浮き上がり、前方を向いたまま、(あるいはサイドでもok=この方がより頭の持ち上がりを必要としない)息継ぎも出来て、25mが泳げるでしょうか?
ドリルというのですが、部分練習をするようなことをすると、ただしい、フォームで泳いでないと、出来ないことです。
結構、力任せで早く泳げる人には、ドリル練習は不得意です。
ご自身では、チェックしがたいのですが、ジムのプールで見ていると、
足が、あおり足で、平泳ぎのキックとして、「かかとからのけりだし」に成っていません。
さらに、かかとがお尻につくぐらいのひきつけと、ひきつけたときに足の裏が、水面と平行になるぐらいのつもり、ストリームラインの時には、
バタ足の時のようなつま先の伸びと、非常に、「足=キック」がむずかしい。
プルブイをはさんでの、キックできるのが理想です。
息継ぎが難しいのであれば、
上向きで、浮いて、プルブイをはさみ、かかとがお尻につくように、
あるいは、気をツケをした自分の手でかかとがタッチできるような練習をお勧めします。
大また開きでのキックではうねりは出ません。
抵抗が左右方向で生じるので上下動(うねり)のじゃまになるからです。
これが、出来ても、前後の動きの始動ポイントがずれると、微妙に抵抗が大きくなって、進みながら戻るような平泳ぎ?になり勝ち。
腕も大切ですが、あなたの場合は、
キックの見直しをしても遅くはないと思われます。
キック自体が昔の、フラットな平泳ぎの時の、「大また開きキック?」とは違って、非常にコンパクトで、プルブイがはずれないぐらいの膝下の回転を要求するようなけりだしに成ってきています。
そういった事情もあって、平泳ぎのトップ選手の膝の故障というのは良くあることなのです。
お礼
大変丁寧なご説明ありがとうございます。 ジムのレッスンにも出ているのですが、キックは膝が開いているようです(こぶし3個分くらい)。bekky1さんの言うとおり、大また開きキックでは推進力に生かされていないのですね。 あと、プルブイをはさんだ練習もやったことがあるのですが、下半身ばかりが浮き上がってしまい、うまくキックに力が入りません。やはりまずは正確なウェッジキックの練習が先ですね。 それとbekky1さんの先日のアドバイスのとおり、頭と上半身を下げ気味でストリームラインを保つようにしたら、少し進むようになりました(25Mを13ストロークくらい)。 今までは、頭と手が水面に浮いてしまい、下半身が下がる形だったので、体全体が抵抗になっていたようです。 bekky1さんのアドバイス、大変参考になりました。ありがとうございます。
補足
ウェッジキックじゃ「はさみ足」ですね。 ウイップキックの間違いでした。