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悲しい、哲学的な漫画
いまとてつもなく悲しい漫画を探しています。 ただ、悲しいといっても誰かが死んでしまったから悲しい、大切な何かを失った(物理的な損失)から悲しい、求めているものが叶わなくて悲しい、などといった直接的?な悲しさではなく生きていること、生まれてきたことに対する苦悩や悲しみを描いた、大雑把な言い方をしてしまえば「哲学的・幻想的な漫画」を求めています。 なんだか条件が曖昧で難しいテーマですが、よろしくお願いします。 この手のジャンルで好きな作家は五十嵐大輔(手塚修虫とかも当てはまるかな?)くらいしか思いつきませんが、思い当たるふしがあったら紹介してください。
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コインロッカーのネジ。(こなみ詔子) http://www.shinshokan.co.jp/shopcart/html/comic/61266-0.html どれも短編のようで、どうという話ではない話なんですが・・人の生きづらさを描いていると思います。 そして物事を一方向からだけではなく、多方向から考えさせてくれる漫画です。 悲しみや苦悩とよりそうように生きる人間が描かれています。 山本直樹 この人は基本的に成人向け漫画家です。(18禁でない作品もたくさんありますが大体において性的な描写があるとお考えください) なのでかなり読む人を選ぶ漫画かもしれません。 山本直樹にかかるとものすごく重さのあるものが軽く、ベトベトに湿度のあるものがドライに、平坦な夢の中の情景のようにぼんやりとどうでもいいように描かれてい(るように思い)ます。 なんとなく自分の中ではなんだか哲学的かつ幻想的だなぁという印象です。 そしてなんでかわからないけど絶望を描くのがうまいなぁと思う漫画家です。 読後の後味は夢の中にいるようなぼんやりした感覚になるので好きです。 質問者さんが読むなら「フラグメンツ」二巻収録の短編「世界最後の日々」という作品がよいかと思います。 どちらも悲しさで泣けるような作品ではありません。シリアスな雰囲気でもないし、暗いわけでもないし、起承転結がはっきりしてるわけでもないし、読んだからといって何かを考えさせるわけでもない。ただ淡々とした話ばかりです。でも、この2作品には悲しさとも言えない悲しさがあるような気がします。 考えさせられたりしませんが、後味の残る漫画です。
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- kochory
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古谷実の「ヒミズ」はどうでしょう。 「稲中卓球部」などで知られるギャグマンガ家ですが、 この作品はシリアスで、とてつもなく重いです。 まさに「生まれてきたことに対する苦悩や悲しみを描い」てます。
士郎正宗などいかが。 わたしは、降格機動隊原作本でハマリました。 後は、エルフェンリート、灰羽連盟、ローゼンメイデン、 ヘルシング、キディグレードなどが好みです。 ほかにもいくつかあるんですが、今思いつくのはこのくらいです。 お気に召していただければ幸いです。
- tonjiru
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土田世紀あたりが思い浮かびます。 「雲出づるところ」上下巻がなんともいえない重い話で好きですが、現在絶版みたいです。漫画喫茶等にあるかもしれません。 子宮がんを患った女性と、複雑な過去を持つ男性の話です。
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