- ベストアンサー
オゾンについて
市販のマイナスイオンドライヤーは実はオゾンが発生していてオゾンがキューティクルを溶かすから髪がさらさらになると聞いたんですが、実際オゾンというものはタンパク質を溶かすものなんですか? またはどれくらいの量のオゾンだとタンパク質を溶かすのでしょうか?(オゾンに殺菌作用があるというのは聞いたことがあります)
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
確かにオゾンは微量でも強いにおいがありますが、おそらく「独特のにおい」というのは、製品製造過程での塗料やグリスなどといった成分が揮発したものがブレンドされているためだと考えられます。 なお注目すべきは、オゾンはその強い酸化力ゆえに主に殺菌や消毒として用いられており、基本的に人間の身体にいい効果はない(医療分野でも消毒として使用され、薬としては用いられていません)ということです。 正直、ドライヤーに関する「タンパク質を…」は結局使用者の気分次第だと思います。 (個人的には科学的な証明が不十分だと思いますが) なぜなら本当に溶かすなり分解するのであれば、十分な長時間ドライヤーをかけていたら頭が禿げてしまうでしょうし、光化学スモッグでも禿げてしまうでしょうが、そんな話は聞いたことがありません。 また十分なオゾンを発生させるためには高いエネルギーや試薬が必要ですが、実際にドライヤーに組み込んではいないと思います(テレビには昇圧装置が組み込まれています。もし非常に安価な小型発生装置があったらそれだけで売れそうですね)。 近年とても怪しい「マイナスイオン」が流行ったせいで、何かしらのキーワードが付いていないと「売れない」ということになり、家電メーカーもいろいろと苦慮しているのが本当のところのようです。 長くなってしまって申し訳ありませんでした。
その他の回答 (2)
- nyaa-sw20
- ベストアンサー率21% (16/75)
オゾンは空気中の濃度にもよりますが、オゾンは殺菌力があるだけに、人体にも非常に有害です。 タンパク質に対しては溶かすというよりも、おそらく酸化による分解だと思われます。 オゾンは広い意味では活性酸素みたいなもので、ドライヤーからどの程度発生しているかはわかりませんが、高濃度のオゾンは吸入すると危険ですよ。
お礼
回答ありがとうございました 参考URLを見てみるとブラウン管やコピー機からは人間が鼻で感じる程度のオゾンを発生すると書いてありますが、ドライヤーについて言うとちょっと独特のにおいがするかな?という程度です またオゾンは不安定でオゾン水も数十分でただの水に戻ると書いてありましたので、ドライヤーから発生する程度のオゾンはやはりあまり問題にならないのでしょうか?
- Sompob
- ベストアンサー率21% (110/516)
溶かすんじゃ無くて、反応性が強いの。 酸素とオゾンの違い。 酸素分子:酸素原子2個で、可成り安定。 オゾン:酸素原子3個で、安定した酸素分 子に無理矢理1ヶ、余計な原子が取り憑い た状態。 いい雰囲気のカップルに、お邪魔虫が取り 憑いたと思ってな。 その余計な原子は、ドライヤーの電気エネ ルギーで無理矢理に別れさせられた別のカ ップルの片割れ。原子も運動エネルギーを 持っているから、別れた相手と再結合出来 ず、仕方ナシに最初に当たったカップルに 取り憑くの。これがオゾン。 して、お邪魔虫の酸素原子は、機会を見て 手当たり次第に別の原子や分子に取り憑い て安定しようとするの。 ドライヤーで発生したオゾンの相手が、た またまキューティクルの分子なだけ。 「溶かす」濃度はボクには分からないけれ ど、一酸化炭素の100倍以上も毒性が強 い事は確か(だから、殺菌出来る)。 家庭じゃ問題に成らないけど、高濃度の気 体オゾンの取扱いは極めてデリケート。 別の何かに取り憑こうとして、その時に発 生した熱が別のオゾンの分解を促し、この 課程は急速に進行、つまり爆発すると。 少し化学を入れたけど、御理解頂ければ幸 い。
お礼
回答ありがとうございました オゾンがキューティクルの分子に結びつこうとしてそのときの熱によって別のオゾンの分解を促進させる(爆発)と書いてありますがこれによってタンパク質が壊されたりするのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました 技術的に十分なオゾンを発生させるような装置をドライヤーに組み込むのは無理なのでタンパク質を溶かすことについてはそんなに気にしなくていいみたいですね お礼が遅くなってすいませんでした