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大学について(環境学部)
はじめまして。初めて投稿します。わたしは今高校三年生で受験勉強まっただ中なのですが、大学について悩んでいる事があります。私は将来環境に関わる仕事に就きたいと思っているので、(まだ漠然ですが文系なので政策関係がいいかなと思っています)ずっと環境学科のある大学を目指してきたのですが社会に出たときの事を考えると資格が必要なのではないかと思うのですが、私の志望する大学では資格が取れる制度がありません。環境関係(漠然ですみません)の仕事に就くにはやはり資格や、大学で環境学部を出ていないと難しいですか?うまくまとめられなくてすいません。回答をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
社会の役に立ちたいというお考えから、学びたい分野を絞り込むという姿勢には、心から敬意を表します。しかし、そのために高校3年生までに、ご自身が行わなければならないことが、できていません。 高校生までの(小中高)勉強は、数学とか理科とか、教科書を覚えたり、練習問題を繰り返したりとか、社会との接点のない勉強ばかりだったと思います。大学に行って、社会の問題を解決できる勉強ができるとお考えなのでしょうね。 現在の大学までの教育のシステムって、いつ頃に形作られたかご存じですか。もしご存じなければ、ご自身でお調べください。 今の大学では、現在の社会の問題を解決できる「直接」の解決方法について、学ぶことはできません。今の社会は、物事が非常に複雑に絡まり合って、高校までの基礎勉強だけでは、社会問題を解決できる基礎学力が足りないのです。なぜ不足しているのかは、教育システムの成り立ちを調べれば、自ずと理解できると思います。 現代社会の問題を紐解く(ひもとく)には、今の日本で教育を受けている以上、高校までの勉強に加えて、さらに基礎学問を学び、それらが身についていなければ、紐(ひも)をさらに「こんがらかせる」だけなのです。 大学でも、まだ基礎を勉強しなければならないの?と思われるかもしれませんが、大学の基礎の学問と、高校までの基礎のお勉強とは、はっきり言って「質」が異なります。それに触れることは、ご質問の趣旨から離れますので、簡単に。高校までのお勉強は、組み立てパズルにたとえると、一つ一つのピースです。大学の勉強は、ピースの組み立て方を学ぶところ、でしょうか。 当社社員の出身分野(基礎分野)についてのご質問ですが、これは昔から言われている、基礎分野のことです。 それ以外については、No.4、No.5さんの回答の通りとお考えいただいて結構です。
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社会で通用するような環境系の国家資格は環境系の学部でも在学中に取るのは厳しいと思います。(化学の環境計量士やランドスケープの建築士など)その反面ビオトープ管理士などは環境系の学部にいなくても自分で勉強して十分取れる資格だと思います。(社会ですぐに役立つ資格かどうかは別として自己啓発のために) なので、大学と関連資格を一緒に考える必要は無いと思います。 しかしながら環境科学部では環境学を総合的に勉強することが出来、大学によってはフィールドワークをふんだんに取り入れて実践的な授業が低学年から受けられたりします。このことはまだ漠然と「環境関係の仕事」と考えられている質問者さんにとっては、ゆっくり自分の進む方向を吟味するのに丁度良いかも知れません。ただ、広く浅く学習する環境科学部では実際の就職活動で苦労するとは思います。在学中にしっかり方向性を定めて、大学が与えてくれる機会だけでなく自発的に情報収集、行動することが大切だと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。独学でも取得可できる資格もあるのですね。参考になりました。 地域のボランティア活動や講演会なども積極的に参加しようと思います。
大学と言うところは常に変化を求められます。 そして、学部の新設、改組などを行う際に、極めて安直な方法として、時代のニーズに合うような言葉を付けて、その実体は既存の研究室の寄せ集めということがしばしば起こります。当然、その学部や学科で総力をあげてその分野の研究を行っていると言うことはありません。せいぜい、1つか2つの研究室がそれらしい研究を行っている程度であるということも珍しくないように思います。 なぜなら、そこの研究室の先生方にはそれまで研究のバックグラウンドがあり、それを放棄して完全に新しい分野に移ることはできないからです。新しい分野の研究というのは、そんなに簡単にできるものではありません。 なぜこのようなことを書くかと言えば、「環境」という言葉はまさにそのキーワードであり、安直に用いられやすい言葉だからです。 lizziyさんのイメージの中にある「環境」という言葉のイメージがどのようなものかはわかりませんが、それに合うような「具体的な研究」がそこで行われているかどうかを調べた方がよいと思います。 学部や学科の理念として漠然と述べられているものを鵜呑みにしない方がよいと思います。 その意味では、学科名にこだわるのではなく、面倒ではありますが、HP等で、個々の研究室の研究内容までチェックしておくことをお勧めします。
お礼
回答ありがとうございます。私の志望する大学は総合科学部のなかの環境学科なので浅くしか学べないのかもしれないという不安もあったので研究内容に重点をおいてもう一度ホームページを確認しようと思います。
- popn_tomato
- ベストアンサー率100% (1/1)
私は業界で言うところのスーパーコンサルに勤務しています。その経験から一言だけ。 会社というか業界全体の中で最も不足している人材は、社会調査を正しくできる人と、それを正しく解析できる人です。 環境分野は、人としての生活、すなわち社会環境を、構築していく分野です。この構築に当たり、社会調査が重要になってきます。 理系の人材は、目に見える資格がありますので、そこを目指して勉強している人は、それこそたくさんいます。 しかし、現在の社会を正しく把握できる能力ある人材は、非常に不足しております。 とはいえ、漠然と社会系と言っても、とらえどころがないでしょう。そこで、医学と社会とが融合している「疫学」という視点もあります。疫学の人材は、国内には、極端に少ないのです。もしお時間があれば、以下の書籍などをお読みいただければ、目から鱗(うろこ)が落ちると思います。 なお正直なことを書きますが、当社には、なんとか環境学部といった学部の出身者はほとんどいません。大部分が基礎分野の出身者ばかりです。なぜだかわかりますか。
補足
回答ありがとうございました。疫学という分野は初めて耳にしたので調べてみようと思います。 popn_tomatoさんの会社になぜ環境学部関係の出身者 がいないのかということですが、上の様に社会を正しく把握できる能力が必要だからという事ですか? それから「医学者は~」の本は試験が終わってから早速読んでみたいと思います。 最後にもう一つ質問したいのですが、基礎分野の出身者の方というのは例えばどのような分野なのですか?
- setamaru
- ベストアンサー率36% (224/611)
環境関連の資格と一口にいっても、 ・環境測定(騒音、水質、濃度) ・環境計画 ・環境カウンセラー ・公害防止 ・ビオトープ関連 などいろいろあります。 卒業してからも取れる資格はありますが、それなりの経験が必要な場合もあります。 環境の仕事も官公庁もありますが、それ以外に民間でも環境調査、環境測定、環境アセスメントなどの仕事もあります。 環境の仕事につくために資格が必須というわけではありません。仕事の必要性に応じて資格をとればよいと思います。
- 参考URL:
- http://www.n-eco.com/
お礼
回答ありがとうございます。卒業後にもチャンスはあるんですね。安心しました。もっと調べてみます。
- nintai
- ベストアンサー率31% (401/1269)
例えば、『環境関係の仕事』というのはどんな職業をイメージしてますか? イメージに近い職業というのは、おそらく、環境庁や経済産業省といった官公庁に勤めるか、メーカーに入社して研究の一環としてそういった技術開発に関わるか、大学に残って純粋にそういったテーマで研究を行なうか、といったものしかないでしょう。 文系ということなら、官公庁に勤めるといった選択が一番現実的ではないでしょうか。 官公庁に勤めるということなら、大学4年の5月、6月に国家1種あるいは2種試験を受験して、環境庁などの希望の省庁を訪問して内定をもらえばいいので、特に資格とかいったものは必要ありません。 官公庁を希望していない場合は、どんな進路をイメージしていますか?
補足
回答ありがとうございました。大変参考になります。最近は環境庁にも興味がありますが、小さい頃から私は企業が出来るだけ環境に負担の少ないものを生産するようにアドバイスを与えられる様な仕事や子供達に環境問題について教えるような仕事に就きたいと思っていました。だから国際経済学部や教育学部に入り独学で環境学を学ぼうとしてました(無謀ですね...)。 環境庁の国家試験で一種事務官の試験は行政、法律、 経済に関する試験が出題されるという事ですか?もしそうなると大学で環境学を学んでいなくても大丈夫という事ですか?
お礼
多くの説明ありがとうございます。まだ私には大学の学問がどのようなものなのか未知な部分が多いですが格物致知して行きたいと思います。お世話になりました。