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中国はこれから世界のリーダーになるんですか?
よく、テレビや学校の先生などから、 「中国の成長は物凄い」「これからは中国が世界を引っ張っていく」 というのをよく聞きます。 世界の中心が、アメリカから中国に移る時代は本当に来るのでしょうか? もしそうなら、その理由も知りたいです。 世界の中心が中国に移るとしたら、欧米はどうなってしまうのですか?
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結論から言うと、中国が世界の中心になることはありえません。 中国自身は、そうなりたいと切実に願っているでしょうが。(;^^) (理由その1)軍事力 中国は軍事の近代化を必死になって進めていますが(最近、麻生外務大臣が 中国を脅威と呼ぶのも、軍事費の拡大が主な理由)、使っている兵器はアメリカ の最新兵器と比べたら、一世代も二世代の古いものばかりです。 特に海軍・空軍の遅れが致命的。どんなに陸軍を強化したところで、その影響 範囲は、自国周辺に限られ、現在のアメリカのように世界的な影響を及ぼす までには至りません。 (理由その2)経済 否定したい日本人は大勢いるでしょうが(このOKWeb/教えてgoo!にも)、 中国の経済成長は今後も続きます。 中国が世界の生産工場であり続ける限り、カネは自然と集まるからです。 今後もアメリカの人民元切り上げ圧力は続くでしょうが、中国がそれに積極的に 応じる可能性は極めて低いです。(北朝鮮問題が解決しない限り、アメリカが 中国には強い圧力はかけられない) そして人民元の対ドルレートが低ければ、安い労働力を求める動きは今後も 変化しないでしょう。 インドの発展に期待する論調も見られますが、インドと中国の経済成長は 異なります。世界の生産工場として、インドが中国に置き換わる可能性は 低く、むしろ共存して成長するのではないかと思われます。 しかし、経済がいくら強くなったところで、それだけで世界に大きな影響を 及ぼすことはできません。バブル期の日本がそうであったように、世界の 注目を引くことはできても、経済だけで世界を引っ張っていくことはできない でしょう。 (理由その3)潜在的不安 他の方の回答にもありますが、中国は多くのリスクを抱えています。 沿岸部と内陸部や農村戸籍をもつ住民とそうでない住民との貧富の格差、 あるいは役人の腐敗と未熟な司法制度により、実力行使しか不満を訴える手段 をもたない多くの貧しい人民の存在は、潜在的な社会不安となっています。 さらには一人っ子政策により、社会の高齢化は日本以上に急速に進んでいます。 数十年後の中国では、若者は高齢者を養うだけでアップアップするようになり、 とても世界に打って出るだけの力はなくなっているのではないかと、推測して います。 もっとも、今後も続く経済発展と軍事力強化により、相対的な影響力の強化は 避けられません。 また、マスコミや教育界には左翼および親中論者が多く、彼らが機会のある 度に、中国礼賛の意見を煽り続けるでしょう。 今後の日本の進路を定めるにあたっては、中国には十分に注意を払う必要が あります。
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- code1134
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かつて(1980年位?)の(経済面での)リーダー国(英、米等)が一国で、世界経済を支えていたのに対して、「凡そ1980年以降の世界経済は数カ国(or地域)で、分担しながら、支えて行く、構図になっている」と私は捉えています。 この"(相互依存の下での)分担しながら、支えていく"初期は欧米そして日本が三脚の各々の脚の役割を果たしていました。 これに対して、中国がの"世界の工場一部"として機能し始めた、(1990年代から)21世紀に於いては(経済面での)「世界のリーダー」に一夜にして、変らぬ迄も、侮っては行けない、と私個人は捉えています。 北京(や上海etc)と内陸部との格差云々はNO10さん他が指摘されておられる通りですが、(何も一国内の格差は中国だけに限った現象ではなく、日本や欧米でも見られる訳ですから、)この一点だけで(21世紀のポスト)"リーダー的"立場を全否定される程でもない!と思うのですが、如何でしょうか? (同じくNO10さんがカキコまれた)「一人っ子政策」に関しては、私も耳にした事はありますが、2005年現在の日本の様に、数年中に中国の人口が減少に転じる、事態に至る訳では有得ず、時間面での優位性は多少なりともある筈ですし、(結果的に功を奏するかは未定ですが)中国も何らかの方策は講じるでしょうから、「2005年の日本と全く同様の局面が即訪れるか?」は疑問ですね。 寧ろ、移民の受入れ等の面では(日本型よりは)米国型に近いのが中国と言えそうですから、(中長期的に)人口減少が見舞うとしても、ダメージは軽そうだと思っています。 「一党独裁が終焉し、人民共和制から共和制へ移行したら、パワーが更に・・・」は当然考えられるシナリオですが、2005年(そして、北京オリンピックの開催予定年の2008年迄も)現時点でも、後発諸国のメリットをかなりの程度間で上手く、活用している気がするのは、私が買い被りし過ぎているから、でしょうか?
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回答ありがとうございます。 >何も一国内の格差は中国だけに限った現象ではなく、 >日本や欧米でも見られる 日本や欧米よりも中国はひどいのではないでしょうか。 日本では、食べ物が無くて死んでしまう人は少ないと思います。 たとえお金がなくても、パン屋さんでパンの耳もらえますし、 スーパーでは試食コーナーもありますし、テレビで見ましたが、 スーパーで賞味期限切れの食べ物を貰っている人がいました。 お金が無くても食べていけるので、日本は中国ほど格差は無いと思います。 欧米については分かりませんが・・。 アメリカのハリケーンの時に、 スーパーの商品を盗む人々がテレビに映っていましたが、 アメリカは格差が大きいのでしょうか・・。 中国が日本を越える大国になるのは、ほぼ確実みたいですね。
- x7z
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NO.11です。要するに欧米は過去の勝者になりつつあります。次の時代はアジアが世界を牽引します。中国の社会制度も北朝鮮の独裁政治も滅亡は時間の問題です。人間はそんなに馬鹿じゃない。欧米人がしてきたように人間は必ず自由を求めて革命を起こします。 日本はアジアの王者です。(とりあえず経済では)アジアのトップで居続ければ、アジアが世界の中心になったとき自動的に世界一になります。中国が世界一になる前に瞬間(10-20年くらい)日本が世界一になると信じています。まあ一億ちょいしかいないので国単体の経済力でアメリカを抜くのはきついとしても、一人当たりGDPで他の先進諸国を大きく上回る状態はありえるでしょう。(実際95年に為替の関係で瞬間世界一になりました。) まあ軍事力はまったく期待できないので、世界中からは超成金国として見られることでしょう。まあそのときはみんなひがんでるな、と余裕の気持ちですごすことです。中国が世界一になるまでのつかの間の天国ですから。
お礼
回答ありがとうございます。 1918年でしたっけ、 アメリカが第1次世界大戦で世界一の大国になったのは・・。 今から100年後ってことは、2100年くらいですよね。 わずか180年でアメリカ世界一は終わるのでしょうか。 >中国が世界一になる前に瞬間(10-20年くらい) というと、みなさんの予想では80~90年後でしょうか。 その頃まで、日本はアジアの王者でいられるのかが心配ですが・・。 アジアの王者になった、といってもつい最近のことですよね? 80~90年後まで持つでしょうか・・。
- cse_ri2
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No.10の回答の補足です。 ○軍事力(核弾頭)について No.11の方が中国が既に500発の核弾頭をもっていると指摘しましたが、あと 数年くらいは核ミサイルは撃てない情勢が続くでしょうし、その間に弾道ミサイル 迎撃システムの技術が、格段に向上します。 また、アメリカの偵察能力からすれば、もし中国が本気で核ミサイルを撃とう としても、先制攻撃をかけることが可能です。 (実際、もっとも有効な弾道ミサイル迎撃は、発射直後を狙うことです。 加速する前だから当たる確率が高いですし、破壊すば敵国に与えるダメージ は絶大です) よって、アメリカの国力が衰退するまで、中国の軍事的覇権はありえません。 (ただし本気の核戦争になったら、日本の国土が灰になる覚悟は必要かと) ○中国の社会システムへの考察 これまたNo.11の方の回答の指摘を引用しますが、たしかに人間一人一人の 能力に大差はありません。むしろ、天才が出現する確率が一定だとしたら、 人口の多い中国は、天才の数も多いことが予想されます。 しかし、人間の能力がどれだけ発揮できるかは、その国の社会システムに よります。 人口だけで世界一になれるのなら、冷戦時代にとっくに中国は世界一の国に なっています。 しかしそうならなかったのは、共産党による一党独裁の弊害と、計画経済 システムの非効率さがあまりにも大きかったからです。 今の中国は経済こそ市場経済になりつつありますが、政治面では独裁体制が 続いています。 本当に優秀な人材が自由主義国家にいたがるか、それとも独裁主義国家にいた がるかは、現在の中国を見ても明らかではないでしょう。 また、現時点で個人の力を最大限に発揮できる国は、アメリカです。 中国人でさえ、本当に優秀な人間はアメリカに行きたがります。 中国の一党独裁体制が続く限り、国力全体の伸びには限界があると見た方が 現実的でしょう。 (注) |裏を返せば、中国が一党独裁を放棄して民主化すれば、それこそ人口十億 |のパワーをフルに発揮できる国づくりが可能となります。 |もし、そうなれば、100年以内にアメリカを抜き去り、世界一の国家となる |可能性は、現実のものとなるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 一党独裁を放棄するかどうかがカギ、なんですね。 これさえなければ100年以内に世界一、って本当に凄いです。 早く一党独裁無くせばいいのに、中国・・^^; インドはそのようなものは無いですよね? 人口多いですし、数学できる人も多いと聞きます。 そんな凄いインドですが、インドが世界一になるのもありえますか? インドの軍事力、ってよく分かりませんが・・^^; 日本企業がアジアに進出するケースはとても多いので、 インドにもたくさん工場があると思いますし・・。 (工場の数は中国に負けると思いますが)
- x7z
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皆さん中国をなめすぎですね。確実に世界一になります。100年後だけど。ホモサピエンスの能力にそれほどの差はありません。一人当たりの豊かさは100年経ってもおいつかないけど、国単体としてのパワーは軽くアメリカを抜きます。当然インドもそのころには世界第2位になってます。アメリカは三位です。ちなみにアメリカ人の所得の5分の1でアメリカに経済力は追いつきます。 後中国の軍事力をなめてはいけません。すでに大陸間弾道核ミサイルを500発用意してます。アメリカは3000くらいありますが、世界を滅亡させるのに500発あれば楽勝です。3000はむしろ無駄です。 皆さんもう少し数値をしっかり頭に入れときましょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >確実に世界一になります。100年後だけど。 凄いですね、中国。100年後って早すぎです^^; 100年後には日本はどうなっているのでしょうか・・orz >中国の軍事力をなめてはいけません。 中国の軍事力凄いですね。日本このままじゃやばいじゃないですか^^; いくらミサイル持っていても、 実際に世界を滅亡させるほど使うことはないと思いますが・・。 核兵器みたいに、ただの脅しですよね?
- aburakuni
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世界で一番使われている言葉は「中国語」という冗談(?)がありますが、何事も掛け算が基本ですから統計上のNo1になる可能性は高いです。 もっとも今の「1家族1人子」政策と、インドの人口爆発やその個人対応力から、インドの方が世界一になると言う予測もあります。 リーダーになるかと言うのは別の問題で、日本が世界一の経済力を誇った時でも、影響力としては残念ながら微々たるものでした。 当時の日本より中国が持っているのは、自己主張・国内購買力・軍事力で、持っていないのは米国の庇護・民主主義国という体裁といったところでしょう。 米国自身も問題を抱えているので、冷戦時の「二極化」、現在の「一極化」の次は「多極化」と言う可能性が高く、戦争による覇権交代・破滅がないと言う前提で、何個かある中心の一つにはなるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >世界で一番使われている言葉は「中国語」という冗談 確かに、使う人数は世界一ですが、殆ど中国でしか通じませんよね^^; 英語のほうが世界中に広まっていますし・・。 >インドの方が世界一になると言う予測もあります。 人口が多い国はどんどん大国になっていきますね・・。 (アメリカやロシア、日本も人口多いですよね) アメリカ危ないんですね・・。
- 2531kbps
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> どうして、アジアなんですか? > 人口が多いため、商品がたくさん売れるからですか? 消費もするけど、同時に発展や開発などもありそうです。地域がアジア一帯なのは、地理的に近いからです。ものをお互いに運ぶには近い方がよいです。 ヨーロッパのECに対して、アジアならACというところでしょうか?お互いに良いところを見習い、国同士が仲良くすれば、すごいことになるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >地域がアジア一帯なのは、地理的に近いからです。 >ものをお互いに運ぶには近い方がよいです。 そうなると、かなり発展しそうですね。 しかし、日本が欧米側に入れば、中国と対立しそうです・・。
- shamsun
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中国が世界のリーダーになるかはどうかは相当先の話ですが、その世界での影響力は相対的に大きくなっていくのは避けられないでしょう。 最近新聞に載りましたが、中国が国内総生産でイタリアを抜いて世界第6位になりました。 現在の水準の成長が続けば来年にはフランス、イギリスを抜いて世界第4位になります。(上位三ヶ国は、米・日・独) 中国の人口は日本の十倍です。 単純に言って、日本人一人が一万円稼ぐ間に一人の中国人が千円を稼ぐだけで、人口が十倍だから同じ金額のお金を稼げるのです。 日本と中国は両方一つの国ですが、条件が違います。 人口だけでなく、国土も広く、資源にも恵まれた中国が、当たり前のように経済活動をすれば、日本を抜くことはそんなに難しいことではないはずです。 近い将来日本を抜いて、経済面でも軍事面でもアメリカに次ぐ大国になるのは「想定の範囲内」の状態といえるでしょう。 国内に多くの問題を抱えていることが一番の不安定要因ですが、生活が日ごとに目に見えて向上していれば、国民の不満をそらすことは可能なはずです。 といってもそんな手法は短期的にしか通用しません。 国民の不満を効率的に吸収できる民主的な政体に自己改革していけるかが、カギとなってくるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 イタリア抜いた、ってことはもう先進国ですね・・。 韓国のほうが上だと思っていました^^; 人口が多いので、みんな日本人並に稼げばアメリカ抜くでしょうか? 中国ってとても凄い国なんですね・・。
- underware
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社会には発展段階があるらしい。 前近代、近代、近代以降(ポストモダン)。 近代というのは、簡単に言えば国民が「お国のため」という発想をする社会。日本は国民がお国のためと戦争したり仕事したりする時代をどうやら超えたらしい。しかし、そのためにものすごい国民が死んでしまったし、社会も変わってしまった。これは第一次大戦と第二次大戦を経験したヨーロッパの国やアメリカも同じ。 最近の中国の対日論調を見ていると、「お国のため」的な発想で、日本を批判してる。一方の日本は、靖国賛成の人もいれば、反対の人もいて、国として意見が固まっているわけじゃない。考え方が根本から違う。つまり近代化の真っ只中みたい。 じゃ、この近代を超えるためにはどうしたらいいか?先に書いた日本、ヨーロッパ、米国のような経験が必要なんじゃないかと考えると、中国には今後、必ず何か大きなことがあるだろうし、中国が平穏に発展すると期待しない方がいいと思う。
お礼
回答ありがとうございます。 >中国には今後、必ず何か大きなことがあるだろう 核兵器は使って欲しくないですね・・。 まさか、日本と戦争、なんてことはないですよね?
- swargal
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私も推測ですが... 中産階級が増えてくるに従って経済成長を遂げているのは事実です。これからもますます、消費は進んでいくので市場は拡大し貿易額は増えていくことでしょう。 しかし、あの国は内部にいろいろ問題抱えています。 ・民主化が進んでいない ・共産党による一党独裁 ・民族独立運動 ・今でも残っているらしい中華思想 経済成長のお陰か、念願のWTOには加盟し、経済の世界では大人の仲間入りができましたが、国際社会をリードしく大人の仲間に入るには、やはり民主化を進めて信用を得てからでないと難しいような気はします。 歴史を顧みると漢民族の底力は目を見張るものはあります。世界人口に占める漢民族の割合も高いです。大人の仲間入りを果たした際には、リーダーになる可能性もあるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >大人の仲間入りを果たした際には、リーダーになる可能性もある つまり、今のままではダメだけど、 内部の問題を解決すれば世界を引っ張っていく、ということですよね? 日本が世界のリーダーになることはありえますか? 人口がとても多い国で、面積も広い国でないと、無理ですか?
- noranuko
- ベストアンサー率46% (620/1332)
いわゆる政治的な意味での世界のけん引役となるには、まだまだ十分ではないでしょう。 しかしアメリカやEUに対する第三の軸としての立場は強まっていくでしょうが。 しかし経済的な面ではすでに中国は無視できない国になっています。 それは世界の工場という一面やその人口と近年の経済発展により、 経済規模の拡大とそれに伴う巨大な市場というものがあるからです。 これは経済的な発展が頭打ちになっている先進国にとっても有望な市場で、 いろいろなメーカが中国市場に対して力を入れてきています。 つまり経済的な面では、 これからしばらくは中国が世界を引っ張っていくというのはあながち嘘ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 >アメリカやEUに対する第三の軸 経済的には物凄くなっていくんですね。 商品がたくさん売れるということは、それだけ人がいるからだと思いますが、 もしそうなら、これから中国の人口を抜くといわれている、 インドも中国と同じような感じになるのでしょうか?
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お礼
回答ありがとうございます。 ここまでのみなさんの意見をまとめると、 中国は(今のままでは)リーダーにはなれないけれど、 経済がこれからもっと凄くなる、ってことですよね・・。 中国って凄い国ですね。 しかもインドも経済が伸びていくとなれば、 経済の中心はこれからはアジアになるのでしょうか。 インドと中国は隣同士ですし、この2国だけで世界人口の32%いますし、 この2国が協力すれば、凄いことになりそうです。