- ベストアンサー
福祉業界の独立開業について
この業界、フランチャイズの事業所ってあまりありませんよね。(知らないだけで結構あるんでしょうか?) 独立開業されている方や、詳しい方に伺いたいのですが、どのような形式がいいんでしょうか? 経営のビジョンによって変わるのでしょうが、実践された経験から教えていただければ幸いです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
フランチャイズもあるにはあるのですが、コンビニのような形ではあまり多くないですね。ある程度の規模(複数事業所を持つヘルパー派遣事業所など)を持つ事業所が全国規模の大手のフランチャイズになる例はあります。 何を目的に起業されるか、によると思いますが収入面から行くとかなり厳しいものがあると思います。 社会福祉士+介護福祉士+ケアマネを持っている方で自宅開業で家賃無し、居宅支援をメインにして+αで成年後見受任、という方で年収は300~400万程度だとお話を伺ったことがあります。最初の1年は収入無し、軌道に乗ってからも月ごとに波があり収入が落ち込むとのことです。 この方の場合は長年地域で活動されていた方でネットワークもかなりある方ですがそれでも顧客獲得には苦労されているそうです。公共的機関や、外見が整った事業所を選ぶ人は、まだまだ多いようです。いいサービスを提供し、事業として存続させること、この両立が最も困難なようですよ。 ビジネスモデルをきっちり確立し、厳密な収支計算をして行くことが独立起業の最大のポイントだと思います。
その他の回答 (3)
すごい経験者だったんですね。 体を壊して、逃げ出した私とは大違いです。 失礼なことを書いてスミマセンでした。
お礼
とんでもないですよ。(^^ゞ 井の中の蛙大海を知らず 長年経験しているからといって全てが優れているわけではありませんし、どんな人からも教わることは多いと思っています。 視野が狭くなることは無いようにしたいですね。
実は私も福祉がらみの現場仕事をしていました。 どのようなご経験をお持ちで、どの程度の資本力が有るのかわかりませんが、理想と現実のギャップは相当なものだと覚悟しておいてください。 特に介護保険は制度的に新しいこともあり、不備な点が多く第一線は苦情、クレームの嵐です。 福祉関係は言うまでもありませんが、医療や、健保、年金、税金、戸籍住民票、法行為など民法をはじめとする法規則、裁判所判例などの知識も必要です。 その上で、商行為を行う知識も必要となりますから、生半可の苦労ではないと覚悟が必要です。 私の知人にも、ケアマネ試験に通れば、すぐ独立開業できると思い込んで、実際実行し、一年保たなかった人もいます。 私の居たところでも理想に燃えて入ってきて、一月もたずやめていく人を大勢見てきました。 「福祉」といえば、聞こえがいいですから。 まずは、社会福祉協議会に所属できればベストですが、大手介護事業所に就職し、経験を積むことをお勧めします。 その上で、独立を試みてはいかがでしょうか。 ちなみに、介護事業所の登録は、個人名でも可能です。 窓口は、住所地の都道府県。 あなたの熱心さを失わないで済むことを心から祈っています。
お礼
回答ありがとうございます。 >理想と現実のギャップは相当なものだと覚悟しておいてください。 生半可な気持ちでは独立できないと思っています。 実はもう5年ほど独立を検討していながらなかなか実行できないもの「知識」や「技術」不足があり、それが理由の一つでもあります。 福祉業界には20年弱、ケアマネは5年半ほど経験しました。事業所の立ち上げや管理業務をこなし、あとは決意とタイミングだと思っております。 >あなたの熱心さを失わないで済むことを心から祈っています。 お心遣い、誠にありがとうございます。 皆様のご意見を参考に、自分自身の決意を固めていきたいと思っております。
どのような事業をお考えなのかわかりませんが、 通常、医療関係の純利益率は、2%前後。 介護関係で、5%程度とされていますが、介護関係は過当競争と平均利益率が医療関係に比べ高いのが槍玉に上げられていますから、今から事業化はどうかと思います。 NPOなら別ですが。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに医療・介護分野も競争社会に突入し、激化していますよね。(^^ゞ 私が考えているのは、ケアマネジャーとしての独立事業所なんです。来年度より独立型には報酬が上乗せされる予定ですし、何よりも利用者本位のサービス提供ができると信じています。
お礼
具体的な回答をいただきまして、誠にありがとうございます。 補足も含めまして・・・ >何を目的に起業されるか、によると思いますが収入面から行くとかなり厳しいものがあると思います。 目的は独立型の居宅介護支援事業所です。 収入は当面採算度外視で行こうと思っています。 >いいサービスを提供し、事業として存続させること、この両立が最も困難なようですよ。 無償ボランティアではありませんので、確かに安定した収入は安定した業務につながっていきますよね。ここの部分は18年4月からの介護保険改正に伴う介護報酬単価改定(居宅支援)の動向をおって行きたいと思っています。 >ビジネスモデルをきっちり確立し、厳密な収支計算をして行くことが独立起業の最大のポイントだと思います。 当初はフランチャイズも視野に入れていたのですが、現在は合資会社で運営していく予定です。2年目からはわずかながら黒字化する予定(未定)です。(^^ゞ ※ちなみに私も、 >社会福祉士+介護福祉士+ケアマネを持っている方で自宅開業で家賃無し、居宅支援をメインにして+αで成年後見受任 の一人です。