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ピアノ教室の遮音性能について
マンションの1階にピアノ教室を開きたいのですが、 一般的に教室と教室の間の壁はどの位の遮音性能を 必要とされますか?(D-60位?) また天井・壁の仕上は何が一般的なのでしょうか? (吸音をした方がいいでしょうか…) よろしくお願いします。
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#3です。 補足です。 >ピアノを練習するときに、隣り合った教室の壁を どの位の遮音性能にすれば、ピアノの練習をするのに 適したものになるのかです。 音楽教室が隣り合うという例はあまりないのですが、学校建築を参考にすると、 音楽教室を受音側(教室外の騒音に対して必要な静寂性)、音源を一般教室とした場合D-50,視聴覚室の場合D-55,体育館D-55ぐらいが必要です。 それぞれの音源の大きさとして一般教室70、視聴覚室80,体育館80ぐらいありますので、受音側での音の大きさは、20~25程度になるようにすることが必要そうです。 一方ピアノの音源とすると、80-95程度でますので、一方の演奏音が他方の教室に影響しないようにするためには、遮音性能としては、D-60~70程度は確保する必要がありそうです。 なお、実物の遮音性能を測ると、設計値より3程度低くなることが一般的ですので、それを考慮して、1ランク上のD-65~75程度確保することが必要なのではないでしょうか? (以上数値の単位はdB) なお、遮音は重量物ほど効果があります。マンションで標準的な仕様である、重量のある鉄筋コンクリート壁の厚さが150~180mm程度で、だいたいD-50の遮音性が得られます。しかし、下手ににボードなどつけると遮音性が低下することが知られていますので、D-50を越えるような遮音性を有する壁はかなり慎重に計画する必要があります。 またコンクリート壁の場合厚さ180mm,高さ3m,奥行き7mとするとその重量は約8tになります。 こういうように重量物を設置する場合、構造上の検討も必要になるものと思います。 構造上補強など必要になる場合、区分所有法により共有部分の変更になります。 この場合管理組合の許可では不十分で、管理組合集会で重大決議が必要になりますので、管理組合とは十分協議しておくことをお勧めします。
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- yosiboh100
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NO1です。再び!! NO2様防音室調べていただきありがとうございました。実は書いたはいいけど、昔のことで、現在存在するか不安でした。ほっとしました。 防音を考えるとき、透過音ばかり気にしますが、伝搬による音の漏れもかなりあります。 特にピアノは重い楽器を床に載せ使用するので、じかに床に音が伝わります。 壁が、天井が、と分解して考えずに、トータルで防音に対して取り組まなければ納得したものはできないと思います。 遮音性能は、その材料を使えば発揮できるというものではないと考えてください。ちょっとした施工の不具合や、隙間などから音は漏れます。 防音のプロに相談して、設計してもらいましょう。
参考までに 学校建築において推奨される遮音性能は、音楽教室で発生する音に対して、近隣住宅に対して55dB、一般教室に対してD-50となっています。 教室は元々音の発生する場所ですので、それほど大きな遮音性能は必要としていませんが、音楽教室間ですと逆に他の音が入らないように遮音性能を高めておいた方がよいと思います。 また、これは学校建築の場合ですので、近隣に対して教室が接していることはまずなく、距離減衰がありますが、共同住宅内では距離減衰が望めません。 仮に音楽教室から近隣住宅までの距離を10mと考えると、距離による減衰効果は20dBありますので近隣住宅に対しては、55+20=D-75ぐらいは考えておいた方がよいのではないでしょうか? ちなみに音楽スタジオなどはD-80程度は確保しています。 それと壁だけでなく窓や生徒の歩行音や椅子の移動による床衝撃音に対する床の遮音性能も検討しておく必要があります。 音響的な面で反射や吸音は考慮しておくことが望ましいと思います。 私が参考にしている、学校建築の音楽教室の設計マニュアルでは、 平行面があると反射により音響が悪くなりますので、 長方形の平面形状はあまり望ましい形状ではありませんが、長方形の場合幅より奥行きのあるものが一般的とかいてあります。 吸音は残響時間を室容積を考慮して材料を選定する。 よく使われる材料としては、開口率の大きいボードの背面にグラスウールなどを充填するものです。
- BABA4912
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#1さんのヤマハの製品はアビテックスですね 防音室です。 ピアノの練習に適当なサイズや仕上げの製品もあります。 レンタルもあるようですよ。 参考 http://www.yamaha.co.jp/product/avitecs/index.html
お礼
ありがとうございます! 参考にさせていただきました。
- yosiboh100
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教室と教室ということは、複数のピアノを置いて、数人の講師によって教室を開くのですか? それで、隣の音が聞こえないようにとの配慮ですか? マンションは、開業を許可していて、音を出す事も容認しているのですね。 勝手に開業して、組合規約に認める旨の記載が無いのでやめてくださいということは、聞いた事があります。 禁止事項としての記載がないだけではだめな場合もあります。 一般的にどうではなく、その建物の性能、規約、隣の住戸、隣地の状況、地域性などの要素が大きくかかわってきます。 たとえば、幹線道路のそばであるか、閑静な住宅街であるかで、防音の性能を考えなければなりません。 まずは、管理組合に相談。 それから対処方法を考えると良いと思います。 ガラスの防音室を室内に置く事も可能だと思いますよ。メーカーはYAMAHAだったかな?
補足
回答ありがとうございます。 複数のピアノを置いて、数人の講師で教えるものです。 マンションの管理組合には許可は取っています。 それと、外部への防音も対処する予定です。 私が知りたかったのは、複数の教室があるので ピアノを練習するときに、隣り合った教室の壁を どの位の遮音性能にすれば、ピアノの練習をするのに 適したものになるのかです。 わかりにくい文章かもしれませんがよろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます! とても参考になりました。