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収益・費用の繰り延べ、見越しについて
●決算日(9月30日)における仕分け問題です。 受取家賃勘定の残高\70,000は、かねてより賃貸している不動産に係るものであり毎年12月1日および6月1日に向こう6ヵ月分を受け取っている。 (借)受取家賃10,000・(貸)前受家賃10,000 計算式では\70,000×2ヵ月/14ヵ月となっているのですがなぜ2ヵ月/14ヵ月になるのか教えて頂けますか?
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no.1さんが完璧に回答されていますが私からも説明いたしましょう。 「受取家賃勘定の残高\70,000は、かねてより賃貸している不動産に係るものであり毎年12月1日および6月1日に向こう6ヵ月分を受け取っている。」 この問題で注目すべき文章は”毎年12月1日および6月1日に”という部分です。 毎年、ということは昨年も、6月に6か月分の家賃を受け取っているということです。 つまりこの文章から何が読み取れるかというと、昨年の決算時にも、 (借)受取家賃 xxx(貸)前受家賃xxx の仕訳を行っている(2か月分の収益を見越している)ということなんです! ということは、当期首に、再振替仕訳として (借)前受家賃 xxx(貸)受取家賃xxx の仕訳をしているということも分かります(あの一文でここまで分かるようにならなきゃ駄目です)。 以上のことから、受取家賃勘定の残高\70,000には、当期の12月1日および6月1日に受け取った家賃とは別個に 再振替仕訳したことにより計上された受取家賃の金額も含まれている、ということです。 つまり受取家賃に関する期中取引は以下のとおりです。 10/1(期首) (借)前受家賃 xxx(貸)受取家賃xxx …2ヶ月分の家賃を計上した 12/1 (借)現金預金 xxx(貸)受取家賃xxx …6か月分の家賃を受け取った 6/1 (借)現金預金 xxx(貸)受取家賃xxx …6か月分の家賃を受け取った 上記の3つ受取家賃勘定の合計が\70,000です。 上記の仕訳を見てもらっても分かる通り、この\70,000は14ヶ月分の家賃ですよね。 しかし1年間は12ヶ月です。12ヶ月分の受取家賃を計上してあげましょう。 \70,000/14ヶ月=\5,000 ←1か月分の受取家賃相当額 \5,000x12ヶ月=\60,000 ←1年分の受取家賃相当額 \60,000が1年分の受取家賃なのですから、見越しが必要なのは\10,000 です。 1年分の家賃が\60,000 であるのに対し、受取家賃の残高は\70,000です。 これはおかしいので (借)受取家賃10,000・(貸)前受家賃10,000 の仕訳をして受取家賃勘定の残高を\60,000にします。 以上です。かなりの長文となってしまいましたがこれで理解していただけたはずです。そう信じています。 頑張ってください。
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- coo1111
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まず分子の2ヶ月は 6月に半年分をうけとって当期に属する分が 6,7,8,9月分の4か月分 よって次期に繰越されるのが残りの2か月分 毎年なので前期からも同じ分だけ繰越されているので 6月と12月に半年分だけ受け取ってトータルで1年分 繰越された2か月分とあわせて14か月分。 これが分母になります。 よって70000×2ヶ月/14ヶ月 で次期に繰り越される額が出ます。
お礼
ありがとうございました。
お礼
問題慣れして2月に備えます。詳しい説明ありがとうございました。