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茶道に興味があるのですが・・・
34歳の男性です。 茶道に興味があるのですが、 1)やはり正座は基本的にできなければダメなんでしょうか(慣れるとも聞きますが、現在の自分は30分が限度です)。 2)メジャーな流派とマイナーな流派では何がどう違うのでしょう(どちらをお薦めしますか)。 以上2点、教えて頂きたく宜しくお願いします。
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こんにちは。 一口に茶道といっても、茶道の何に興味がおありですか? お点前の作法ですか。あるいは茶道を通して日本文化を知りたい、あるいは禅道を知りたい、道具について勉強したいのかで、若干スタンスが変わってくると思います。 人によっては、「喫茶去」(まあお茶でも飲んでいって!)という精神で、仲間と和気あいあいと、やられるかたもいるし、 従来からのしきたり作法を強調されるかたもいます。 それによって正座の意味も違ってきます。 独断で申し上げますが、お点前は勿論正座です。 ただ客の場合は最初のお茶を一服するまでは正座をして、亭主に挨拶が終われば、非礼にならない位に足をくずされても良いと思います。 正座をなさる職業をお持ちの方は、大抵足腰をやられます。 正座を続けるというのは、あまり賛成しません。 流派についても同じことが言えます。 何流とこだわることなく。最終的にはon-drug流を作ってください。 お茶の免許をとって、教室でも開くのであれば、メジャー流をお薦めしますが。 是非お茶をおやりください!茶碗、掛け軸、お花、お料理などと楽しい素材が一杯あります。
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再びお邪魔します。 茶道を一言で言うのは無理ですが、私なりの雑感を申しあげます。 「一期一会」(いちごいちえ)という言葉があります。 お客さまをもてなす時の心構えです。お客さまをもてなすには、色んなことを勉強し自分を磨かねばなりません。 それにはまず場所がいります。茶室の研究だけとっても、一生涯あっても足りません。茶庭があります。 お客さまが良い気分になられるように、やれることは全てやります。 庭や踏み石に打ち水をします。お茶碗や水指や茶杓、棗など色んなことを踏まえ選択します。 お茶やお菓子も前もって準備しておきます。 掛け軸を掛けます。お花をいけます。花器も選びます。 御香をたきます。香炉も選びます。 ここで一番大事なことは季節感を出すことです。 お客さまが部屋に入り、しつらえたものをご覧になり、席についたところで(一連の気配は茶道口の襖の近くで正座して、伺います。)やおら襖を三手であけ、おじぎをして、各道具を持って入り、 お客さまの目の前で、茶碗を清め、暖め、お茶を入れて点ててさしだします。 その間後見の人が、お客さまとお話します。時候のことや、道具や軸やお花のことなどに話の花が咲きます。 こういうのが一連の流れです。 キリがありませんのでやめますが、決して固苦しくお孝えにならないでください。 やりだしたらメッチャ楽しいです。 一緒にお茶を楽しみましょう!
お礼
ふーむ。茶道は、様々な要素がミックスされた総合文化といって良さそうですね。状況が許せば、なるべく早く始めたいと思います。有難うございました。
- togetoge
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茶道に興味、ステキですね。 私が以前通っていた教室は表千家でした。 表が、千家の流れを最もくんでいるといわれています。 まず正座ですが、お茶会など公の場に出るときにはやはり正座は基本でしょう。ただ、お稽古であれば(中には大変厳しい先生方もいらっしゃいますが)途中で足をくずしてもかまわないと思います。 それから、流派によって作法が少しずつ違います。 加えて男点前と女点前があり、これもまた少し違うようです。 基本はどの千家も一緒です。お茶を点てたりすり足で歩いたり、これらは非日常的なものですが、お稽古を通じて優雅なしぐさや人の気持ちを考えることがきっと身につくと思います。メジャーとかマイナーとか気にしないのであれば、どの流派でもよいと思います。 ぜひお茶の世界へ!男性は歓迎されると思いますよ!
お礼
ご回答頂き有難うございます。 なるほど、表が千家の流れをもっともくんでいるのですね。ということは、もっとも伝統的な作法を身につけようとすれば表を選ぶのが良さそうですが、一方で正座に関しては厳しそうな感じもしますね…。
補足
ご回答頂き有難うございます。 私の場合、茶道の「神秘性」みたいなものに興味があります。誤解を恐れずに言うと、素人目には茶道はひどく退屈なものに見えます。所作も限られていますし。静と動でいえば、私は動の人間なので余計にそうみえるのかもしれませんが。 でも何故その退屈そうなものに多くの人が惹かれるのか、何故生涯を通じて学んでいくものといわれるのか、その「奥の深さ」みたいなものを体感してみたいのです。ですので、koronosukeさんがご提示されたいくつかの動機で言えば、すべてが当てはまるような気がします。 すみません、複雑で。