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扶養手当(扶養給)は何故貰える?
私は、民間企業に勤務しています。 現在、扶養家族が複数人おり、月に3万2千円の扶養手当が会社から振り込まれます。 当然、家計の助けになります。 多くの企業で、扶養手当(扶養給)制度が撤廃されるニュースを聞きますが、 素直に困ります。制度存続を希望します。 しかし、疑問なんです。 なぜ民間企業は従業員に扶養手当(扶養給)を支払うのでしょうか? 組合と企業の争いなどで、労働者が勝ち取った権利、手当なんだろうな とは思いますが、今一つ貰える理由が解りません。 貰える理由が不明確なので、 近い将来、私の勤務先でも起きるだろう制度撤廃の動きに対しても、 反対する根拠が弱いなと思っています。 何故、民間企業は従業員に扶養手当(扶養給)を支払うのでしょうか? ルーツというか、大義名分が知りたいです。 ご存じの方、または、こんな理由じゃないかな? でも構いませんので教えてください。よろしくお願いします。
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労働者の生活保障、労働力の再生産の費用、ということですね。 法律上の直接の根拠は、 労基法第1条第1項「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」 ということになります。 夫婦になり、子どもができるのは人間としての当然の生活なんだから、自分の生活費だけではなく子供らの分も出せ、ということです。 また、1日の労働を終えて、食事を取り、休息して翌日出勤する、ということは「(1日の労働で消費した)労働力の再生産」とも言えます。 次の世代を育てることも、現在の労働者が引退した後の労働者を育てている、つまり、1日単位と同じ、何十年単位の「労働力の再生産」ではないか、ということも言えるわけです。
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- november6
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会社や業界によって状況や、解釈は異なると思いますが、私の会社の場合は、既に扶養手当も住宅手当も退職金も廃止されていますから、確かに生活面では厳しいです。 扶養手当に関しては、昔は結婚すると女性は専業主婦というのが慣例的で、会社としても男性社員の結婚し家族扶養するから生活費の足しに福利厚生面を兼ねて支給していたそうです。 しかし、時代背景が変わり、昔はあった男女の賃金差や、ある年齢に達した時に女性の待遇差別があった点などが、男女雇用均等法が成立したことで、社内の就業規則や労働条件が改善求められ改正されました。 平成の時代になって、バブル破綻や、社内の平等意識の強まりや、また結婚後もそのまま正社員で働き続ける女性が激増し、独身のまま働く男女社員も増加。 ふと考えてみると、会社にとって男性社員はウチの従業員だが、その奥さんは社員の家族で、その奥さんが他社パートで高収入。単純に考えた場合、結婚している人は扶養手当が有り、独身の人は無しというのは変だ、不平等だという事と経費節減の面から見てもということで、経営が厳しい企業の生き残りを賭けて廃止すると、社長からは説明がありました。厳しい話ですが。。。
お礼
夫婦になるのは当然、子供をつくるのは当然、妻が専業主婦になるのは当然。 当然の事なのに、夫婦になり、子供が出来ると、生活が苦しくなる。 それを補うのが、扶養手当。とても労働者を大切に考えてくれた制度ですね。 しかし今は、当然だった前提が崩れ、 逆に扶養手当をもらえない独身者が不公平を感じるようになった。だから制度廃止。 さらに本音は、企業の経費削減・・。 企業が生き残り、雇用を確保するのが大切というのも解りますが、 将来、その企業に(従来並に)体力がついたとしても制度復活は有り得ないと思われます。 企業(経営者)のエゴを感じます。 私の勤務先でも近い将来、November6さん同様、様々な手当が廃止されると思います。 給料が上がらない現状では、支出を押さえるしかない・・・。厳しいですね。 ご回答、ありがとうございました。
- nik650
- ベストアンサー率14% (197/1345)
うちの会社も家族手当なくなりました。 月3万2千円の扶養手当とはすごいですね(^O^) でも公務員も手当付いていますよ。 寒冷地手当なんていったら、民間企業では考えら れないくらい多くもらっています。 でも、家族手当ってなんでもらえるんでしょうね。 家族が居るから大変でしょう!みたいな手当なの か家族で奥さんがいるから貴方は頑張れるんで しょうの意味なのか。 でもおそらく子供にまで手当が付きますから大変 でしょう!の意味なんでしょうね。 うちの会社なんか、儲かっているのに家族手当廃 止になりましたからねムカ・・・(-_-メ)
お礼
nik650さんのところも制度廃止されてますか。 本当、多いようですね。 もっと労働者を大切にしてくれる企業が増えると良いですね。 しかし、公務員の不可解な手当・・ これは労働者を大切にしてるのではなく、ただの税金の無駄遣い。 許せないですね。 ご回答、ありがとうございました。
お礼
thorさんに教えて頂いた、労基法第一条第一項の文言。そして、労働力の再生産。 とても人(労働者)を大切にしてる言葉ですね。 それに比べ、扶養手当(扶養給)制度の廃止という動きは、 いくら制度発祥時と前提(結婚、子供をつくる、専業主婦)が変わったからと言って、 あまりにも労働者を軽んじてると感じます。 ご回答、ありがとうございました。