これは簡単ですね。
昔は「神の裁きを」とかで、「神」に裁いてもらいました。
この「神」は宗教であり、また、「神」のような絶対的権力者でした。
そうした裁きの「判例」が集まる事によって、「裁き」のマニュアルができて、神(または絶対権力者)にいちいち尋ねるのではなく、「この場合は、こう裁くのが普通、というマニュアル」ができて、神に代わり、法律などの勉強をして試験に合格した人が、裁判官などを務めるようになります。
ちなみに、信仰する「神」は国によって違うので、国ごとに法律は異なります。
一方で「国際法」「国際裁判」ができるようになったのは、これも各国が「裁き」のマニュアルを持ち寄る事により、その平均のマニュアルができて、人が裁けるようになりました。
それまでは、国際紛争を解決するのは戦争しかありませんでした。