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ライブドアの行方は・・・
今回の買収について http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1212557 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1209334 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1218958 のやりとりを非常に興味深く読ませて頂きました。 堀江社長は「将棋でいうなら穴熊」と勝利を確信したような発言をしていましたが、そう簡単には事は進まないと思います。 今後も「ああ出ればこう出る」といった詰め将棋のような展開になると思うのですが、両社はそれぞれどのような手を打ち、最終的にはどちらに勝利の女神は微笑むのでしょうか?皆さんのお考えになる今後のシュミレーションを是非お聞かせください。宜しくお願い致します。
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36行目誤記あり。訂正します。 (誤)>実際、ニッポン放送の経営で強権をふるうには、50%ではまだ不十分であり、全株の三分の一(正確には議席権比率で)が必要。 (正)>全株の三分の二 それと、「専門家」ではありません。株は。
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- MK1
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当面の見通しですが、フジグループ側の打った「TOB買取り価格据え置き、取得目標25%」の一手に、ライブドア社・堀江氏がどう応えるかでしょう。今のところはひたすらニッポン放送株を買い続けるしかないようですが、別のレスに書いたように、村上氏サイドの持ち株が手に入らないと、見通しは立ちません。資金的にも既にショートしてきているとみられます。堀江氏は今もっとも苦しい状況に堕ちいっていると思います。 フジの一手には堀江氏に対して2つのメッセージが込められています。 ひとつは、たとえTOBに応じても、堀江氏の買い値(1株6000~6050円)に対して利ざやは出させない、ということ。 今ひとつは、鹿内家の8%、村上氏の18.6%を視野に入れての25%の意味。堀江氏の持ち株はTOB以後に、いくらでも安く買い受けましょう。 という、仮借ない宣戦布告なわけです。 はじめは、村上氏の一件が片づいたフジはようやく「資本の逆転現象」解消に踏み出したわけですから、何があってもニッポン放送完全子会社化を進めることは止めないだろう、と誰しもが思いました。堀江氏の作戦はその上に立てられたはずです。 堀江氏の株買い占めが露見した際に、対抗して新TOBはかなり高めに設定される、私も市場もおそらく堀江氏も村上氏もそう確信に近いものをもっていたと思われます。そうすれば、買収をちらつかせながら、土壇場で売り抜けるというオプションをもって戦える。 リーマンブラザーズ証券の外国人株は、村上氏の動向をにらんだ利益確定売りにきたものですから、おそらく村上氏にもフジにもまとめて買い取りを打診しているはずです。フジはTOBが既定路線ですからそこで受けましょう、ということで50%に設定したはずです。村上氏は資金的に断るでしょう。しかし、そこで私ならこう考えると思います。 「待てよ、もしこの三割近くのニッポン放送株を自分が買うにはリスキーだが誰かが買えば、フジは対抗してTOBをつり上げてくる。自分の持ち株はさらに高く売れる」と。 株をまとめ、買取り資金まで用意するという、タナボタの買収劇に選ばれたのは、ライブドア社・堀江氏。しかし役者としてまだ少し小さかった。背伸びしてやっとという具合で、余裕が全くない。このうますぎる話に、他の候補は事情を知り、あるいは警戒して辞退したに違いない。「いさとなったら、僕の持ち株もあげるよ」この言葉には毒がある。 さて、今となって堀江氏がどうするか。退路は既に断たれている。自分の会社を危険にさらしても意地で突き進むか。そのためには村上氏に土下座してでも譲ってもらうか。実際、ニッポン放送の経営で強権をふるうには、50%ではまだ不十分であり、全株の三分の一(正確には議席権比率で)が必要。村上氏分をとれれば、かなり現実的になる。しかし、この取引、村上氏が何を要求してくるか、ちょっと恐ろしい。 一方、それを危ぶむフジ側も村上氏にTOB価格以上の何かを渡さざるを得ないだろう。 すごいのは、そうなると村上氏はフジとの間で一旦収めた「役員派遣」を復活要求できる。うまくすれば、ニッポン放送ではなくフジ本体の役員も手に入れられる。まさかここまで読んでいたとは思わないが。 堀江氏のもう一つの選択肢は、おとなしく敗北を認めることである。そしてTOBでフジに全株を渡す。実損は10数億円で済む。ラ社は自分の手に残る。しかし、世間の風当たりは厳しいだろう。しばらくは自身にもラ社も忍従の時代になる。私は、結局こうなるだろうと読んでいる。 もう一つ、リ証券が巨額の追加融資をすることだが、これは実現性は低い。 技術的には、堀江氏の判断ミスは買い値にある。8日の私のメモには「6050円? 高すぎる! 4660の価値はせいぜい5000円まで」と書いた。タラレバだが、5000円で買っていたら、状況は全く違っていたはずだが。 これまで私は、他の件でも堀江氏の経営姿勢には批判的でした。それは、彼のやり方がビジネスをただのパワーゲームにしてしまい、力任せの「勝てば官軍」という態度だからです。それも小規模の新興ネット系ベンチャー相手なら通用するでしょうが、長い時間の中で価値を生み出していく「事業経営」という作業には人同士の信頼関係の醸成が不可欠です。彼がそれを軽んじているようにしか見えないことが非常に残念でした。 今回の件も彼のそうしたやり方と、負けず嫌いで無鉄砲な彼の性格が為せる結果といえます。 私は当初、いっそのことこれで彼が無一文になって、もう一度這い上がってきて欲しい、と思っていました。運を別にしても、彼はアントレの中では頭ひとつ出た存在ではあります。多分「負け」を知らない彼の人生に敗者の境遇という楔を打ち込めば、彼は必ずや人一倍強い経営者となって戻ってくるでしょう。そして願わくば弱者の痛みの解る優れた経営者に成長して欲しいと思います。そのとき彼は日本を支える人材になっているでしょう。 ただ、日に日に人相の変わる彼を見ると、最近はちょっと哀れに思えてなりません。
お礼
MK1さん、回答有難うございました。 前の回答もそうでしたが、無茶苦茶参考になりました。勉強になりました。今のままでは穴熊の熊はラ社の方で今後は村上氏の動向がポイントであることが十分わかりました。一方、リ証券の絶対に損しないスキームを組むところはさすがです。堀江社長は事業のやり方は疑問が残る部分もありますが、もっと経験を積んで皆が応援したくなる社長になってほしいですね。
- GAMAN_GAMAN
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テレビで、田原総一郎がホリエモンに「あんたは東京湾に浮かぶかもしれない」って言ってましたよ。
お礼
田原さんは随分辛口のコメントですね。 相手が悪かったということですね。
- GAMAN_GAMAN
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結論は、ライブドア倒産になると思います。 堀江って男は、嫌われもんなんで、うまく行かないでしょ? (例) (1)道を歩いていたらきれいな女がいました。 (2)札束で顔をひっぱたいてホテルに連れ込もうとしました。 (3)その女の彼氏にぼこぼこにされました。 場合によっては、テレビで言われていたように東京湾に浮かぶかも・・・。
お礼
えっ!倒産ですか。 確かにやり方が大胆不敵で嫌われそうな感じはしますが・・敵対買収は上手くいかないかもしれませんね。例はなかなか面白かったです。「東京湾に浮かぶ」ってホリエモンが誰かにってことですか?
お礼
訂正有難うございます。 MK1さんは「専門家」で間違いない!です(笑)