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「新宮」の読み方
今日、新聞で「新宮さま」という言葉を目にしたのですが、 この場合の「新宮」はなんと読むのでしょうか。 最近生まれた、皇太子の子供のことを指している言葉です。 「しんぐう」? 「にいみや」? 「しんみや」? 私が持っている辞書には 「にいみや」という言葉はなく、 「しんぐう[新宮]」は「本宮(ほんぐう)から神霊を分けて祭った神社。若宮。」という意味でした。 お答えになるときは、根拠をお願いします。 根拠というのは、 「調べるまでもなくあたりまえだ」とか 「本で振り仮名が振ってあるのを見た」とか 「辞書にそう載っていた」とか 「周りの人がそう言う」とか です。
お礼
ここの質問は「『新宮さま』というときの『新宮』の読み方」だから、 「新宮さま」という言葉の読み方を調べればよい。 しかし、「新宮さま」という言葉は 「新宮」+「さま」なのか、「新」+「宮さま」ではないのか、 という問題もある。(No.6の回答を参照) 「さま」のつかない「新宮」という言葉があり、その読み方が「しんみや」であれば、 「新宮さま」という言葉も、「しんみやさま」と読むべきだろう。 ――――――――――――――――――――――― 12月7日(金)午後7時から テレビのTBS(6チャンネル)で 「初めまして! 敬宮さま ご出産から子育てまで 雅子さま愛の結晶スペシャル」 という番組が放映された。(私は関東に住んでいる。) その番組の中で「新宮さま」という言葉が、私の聞いた限り音声で5回使われた。 (「さま」のない「新宮」という言葉は使われなかった。) 一つ目: 福留功男の発言 「本日行われました命名の儀で、シンミヤさまのお名前が決まりました。」 二つ目: 三田寛子の発言: 「もう、今週いっぱいそこらじゅうに、シンミヤさまおめでとうございます、っていうのを、コンビニからデパートまで見ましたけども、」 三つ目: ナレーター 「祝賀ムードで盛りあがったこの一週間。そのかげでシンミヤさま誕生の瞬間をだれよりも先に祝おうとする男たちがいた。」 四つ目: ナレーター 「シンミヤさま誕生直後に男の子用の燕尾服を飾る計画。」 (洋服店が、男の子だったら、店頭に男の子用の燕尾服を飾る予定だったことに関して。) 五つ目: ナレーター: 「ご誕生の日に行われた賜剣の儀。シンミヤさまの枕元には天皇陛下からお守り刀が贈られた。」 ――――――――――――――――――――――― 週刊ポスト12月14日号p.38の冒頭(「さま」が付かない「新宮」という言葉の使われている例で、「新宮」には、「しんみや」という振り仮名がついている。) 「新宮の育児室は10畳ほどの広さであり、壁には落書きをしてもいいように、床から1メートルの高さまでケミカルシートが張ってあるという。」 (このあと何回も「さま」の付かない「新宮」という言葉が出てくるが、振り仮名はついていない。) ―――――――――――――――――――――― 週刊文春12月13日号p.32(「さま」の付かない「新宮」という言葉の使われている例だが、振り仮名はない。) 「所功氏(京都産業大学日本文化研究所所長)は、 『皇室典範改正を先送りにすると、新宮の位置付けが難しい。なぜなら、基本的に法の効力とは、制定された時から発揮されるもので、過去に遡及させることは難しい。今から改正しても、すでに誕生された新宮は対象外となりかねないのです。』 と言う。」 ―――――――――――――――――――――― 「にいのみや」など、「しんみや」以外の読みは、裏を取ることができなかった。 古語などでは「にいのみや」と読むのかもしれないが、 現代語としての普通の読み方では、 「新宮さま」は「シンミヤさま」と読む、 と結論付けるしかないだろう。
補足
まず、結論だけ述べたいと思います。 「新宮さま」は「シンミヤさま」と読みます。 詳しいことはここの「お礼」の欄で。