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運賃の支払い方法の違いについて
一般的には鉄道や高速バスは乗車券を買い、乗り越せば清算する前払い方式を採用しています。 それとは別に、路線バスやタクシーなどは乗車時に整理券を取り降りるときに料金を支払う後払い方式を採用していることが多いです。 ただ、高速バスにも運賃後払い方式の路線が多数存在しますし、一部鉄道にも運賃後払い方式を採用している場所があります。 個人的には後払い方式のほうが料金の支払いを集約することが出来効率がいいと思い、運賃を前払いさせるメリットが(乗り越し清算をしなくていいので)あまり感じられないのですが二通りの支払い方法が普及しているということははやり何らかの理由があると察するのですが具体的に前払い方式と後払い方式はどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
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後払いだと乗り越し清算をしなくてもよいとのことですが、電車に乗るとき切符を買った後に目的地を変えて乗り越すことはほとんどないと思います。あるいは何度も乗り換えて出発地では目的にまでの切符を買いきれないということもほとんどまれです。(私の場合) バスの場合、均一料金の区間は先払いですが、距離により料金が変わる場合後払いです。でもその場合支払い運賃は運転者さんの目視による確認が多いようです。(整理券は一般紙なので、電子情報は書き込めないため)それでたとえば料金を10円玉で何十枚も使って支払った場合、正確に投入されたか確認のしようがありません。バスのように数十人の利用者ではなく、電車のように数百人数千人の利用者がこの方法で一人10円ずつごまかしたとしたらあっという間に何十万円もの損失が出てしまうでしょう。 先払い後払いのメリットデメリットは、利用者数や出発地での切符の購入設備など、都市と地方(田舎)でも違ってくると思います。
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- mer-lion
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もし、鉄道で後払いを採用した場合を考えてみましょう。 日本でいちばん利用の多い駅はJR新宿駅ですが、1日の乗降人数は約150万人です。 乗車・降車がそれぞれ半分ずつだとすると、毎日75万人がこの駅で降りることになります。 この75万人全ての乗車駅をチェックし、定期券以外の利用者から運賃を支払ってもらうには人も機械も莫大な数が必要になります。 それにかかるコストはたいへんなものですし、利用する側にとっても改札通過に時間がかかって使いにくいものになります。 駅での後払いは、日本の鉄道のような大量輸送機関には向いていませんね。 乗車駅を証明する整理券のようなものも発券しなければいけませんから、それならば乗車駅できっぷを購入する方が便利でしょう。 ローカル線のワンマン運転区間やバスで後払いが可能なのは、乗客数が少ないからです。 ローカル線の無人駅の場合、券売機を設置すると維持コストもかかりますし、防犯上の問題もありますので車内で対応する方がいいですし、それが出来るくらいの乗客数だということですね(利用が若干多い駅には、券売機を設置している所もありますが) ただ、ICカード乗車券を使えば乗客数が多くても後払い方式は採用可能です。 関西の私鉄・地下鉄・バスで導入されている(地下鉄・バスは来年以降)PiTaPaでは後払い方式になっており、あらかじめ登録した銀行口座から1ヶ月分の利用額が口座引き落としされるシステムになっています。 Suicaやパスネットなどのストアードフェア方式のIC・磁気カードも降車駅で最終的な精算をしており、後払い方式といってもいいでしょう。
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これを見ると結局は乗客の数に応じてそれぞれがベターな方法を採用しているということで落ち着きそうですね。どうもありがとうございました。
- B-rapid
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バスに関しては、過去にも似たようなご質問がありますのでご参考に それぞれにメリット・デメリットがあり、各事業者がベターな方式を選択しているというのが実情です。
お礼
結構参考になりました。どうもありがとうございました。
- toruchan
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近距離の路線バスは関東は前払い、関西は後払いが多いようですね。 京都市営(均一路線)・大阪市営でも、運賃均一なので前払いのほうが効率がよいはずですが、すべて後払いになっています。 面白い例が奈良交通の路線ですね。 後払いが原則らしいのですが、均一料金区間の奈良市内の環状路線は前払いで、特にユニーク(と、私は感じます)のが、京都の学研都市関連の路線は駅ゆきが前払い、駅発が後払いという方式を取っています。 おそらく、収受時間を見込んでこの方式になったと思われます。 実は、京都の祝園駅~学研都市路線は上記の方式ですが、約500m離れて並行して走っているローカル路線は後払いで統一されています。 おそらく、前払い・後払い双方にメリット・デメリットがあり、地域の実情に合わせた形での運賃収受方法がなされているということではないでしょうか。
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考えてみれば毎日通う大学のバスシステムもそうですね。駅からの直行便だけですが、そのバスに限り駅に向かうバスだけ料金前払いです。やはり駅に着いたら早く降ろしたいのでしょうか。どうもありがとうございました。
- x10afreedom
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あくまで私の意見としては 前払いメリット→下車時の混雑の緩和、乗り逃げの防止など デメリット→乗り越し精算の二度手間。 後払いメリット→精算効率の向上。別に切符売り場の必要がないなど。 デメリット→下車時の効率の悪さ。 路線バスなどは電車と違いシステム上、前払い方式の採用は厳しいでしょう。定期や定額料金であれば前払いでもいいのですが、そうでなければ後払いにしざる得ないでしょう。
お礼
ありがとうございます。私も同じようなことは考えていたのですが、乗り逃げに関しては別に前払い方式で特に下車駅が無人駅の場合は発生する可能性はありますし、確かに下車時では混雑は減るかもしれませんがそれだけの混雑をするということは当然乗るときに券売機に列ができているという状態が予想できあまり変わらないような気が私にはしてしまいます。 回答ありがとうございました。
お礼
確かにそうかもしれませんね。乗り越し清算をする割合は1割ほどだと私も思います。 やはり運行システムの状況に応じて一番適している方法をとっているのでしょうか。どうもありがとうございました。