どのようなトレーニングをするかで変わってきます。
自分の体重を利用した腕立て伏せ、スクワット、伏臥上体そらし、腹筋程度なら最初のうちは2日おき、慣れてきたら1日おき程度というのが目安になります。
これに対して、器具(ダンベルやマシンなど)を使って限界まで追い込む、本格的なウエイトトレーニングだと部位ごとの回復力に合わせたトレーニングを行う必要があります。
具体的に言うと、
背中の下部(脊柱起立筋)は4日=96時間。
胸(大胸筋)、背中の中~上部(広背筋)脚(大腿四頭筋、ハムストリング)は3日=72時間。
肩(三角筋、僧帽筋)、腕(上腕二頭筋、上腕三頭筋)は2日=48時間。
腹(腹直筋、腹斜筋)、前腕(前腕屈筋群)、ふくらはぎ(ヒラメ筋)は1日=24時間。
となっています。ただし、回復力には個人差がありますので、これはあくまでも目安です。筋肉痛や疲労感があるときは、無理に行わずに体を休めたほうが、長い目で見た場合効果が出ます。
休むことも、立派なトレーニングだと考えるようにしましょう。
ウエイトトレーニングのメニューは、この回復時間を考えながら、ベンチプレス(チェスとプレス)、スクワット(レッグプレス)、デッドリフト(プルダウン)というもっとも基本的な3種目を軸に組むことになります。
1日目: ベンチプレス(大胸筋、三角筋、上腕三頭筋)、アームカール(上腕二頭筋)、クランチ(腹筋)。
2日目:スクワット(大腿四頭筋、ハムストリング)、カーフレイズ(ふくらはぎ)
3日目:デッドリフト(広背筋、僧帽筋、三角筋、上腕二頭筋)、トライセプスエクステンション(上腕三頭筋)クランチ(腹筋)。
4日目:休み
といった具合になります。
ただし、最初のうちは自分の体重を利用したウエイトトレーニングを最低6~12か月ほど、その後は、
1日目:ベンチプレス&デッドリフト
2日目:スクワット
3~4日目:休み
といったローテーションで最低6か月は行い、体を十分慣らしてからのほうがいいでしょう。
回数については筋肥大をメインにするため、10回×3セット(セット間の休憩は1分以内)をメドにします。
筋トレは10回で限界になる程度のスピードでゆっくり、ウエイトトレーニングは10回で限界を迎える程度の重量で行いましょう。
基本的に勢いにまかせて行ったり、苦しいからといってフォームを乱さずに、どの筋肉が使われているかを意識しながら、1回1回を丁寧に行うことがなによりも大切です。
また、運動の前後には5分ほどのダウンやアップ、ストレッチも加えるとケガの予防や疲労回復に効果的です。
お礼
ありがとうございます。こんな短い質問に細かく親切に、本当にいけんありがとうございました。