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懸賞論文に出すための注意点と疑問点
- 懸賞論文に出すための注意点として、学部2年の学生でも出してよいか疑問があります。また、論文には目次や実験的事実の提供が必要か、自分の考えのみで十分かも知りたいです。
- 懸賞論文を書く目的は卒業論文の準備と文系科目のまとめです。懸賞論文の応募資格に特定の規定はないようですが、履歴書の提出が必要なので大学に迷惑がかかることは避けたいです。
- 懸賞論文の作成にあたって、目次や実験的事実の提供は一般的に必要ですか?また、チューターに見てもらうべきかは確認したいです。
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質問者が選んだベストアンサー
1) 懸賞論文は、向学心あふれる学生(学部生・院生)や若手研究者などに対して機会を提供することを目的として行われていますから、挑戦したいという気持ちがあるのならば遠慮なくどうぞ。 剽窃や捏造の上で選出されて後に取消・撤回というようなことがない限り、大学に迷惑をかけるということもありません。論文が採用されるかどうかもわかりませんから、あなたの論文が採用されないことが大学の名誉を傷つけるということもありません。 2) 目次のあるなしについては、論文の募集元(大学とか学会とか団体とか)の投稿規程に従うというのが一般的です。投稿にあたって、目次が必要であればつければいいですし、目次はつけるなというところであればはずせばいいです。目次のあるなしに悩むよりも、その懸賞論文の投稿規程を確認しましょう。 もっとも、論文の提出段階ではあまりとやかく言わずに、刊行にあたって版元が校正の一環で目次をつけてくれる場合もあります。 自分の議論の根拠は何らかの形で明示しなければなりませんが、きちんとした社会調査法を身につけずにいきなりアンケートをやったとして、ご自身にも回答してくれた方にもプラスにならない可能性がありますので、よほど仮説がしっかりしていない限り、「とりあえずアンケート」は避けたほうが無難でしょう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061177206/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166601105/ 実験的事実が必要なのではなくて、議論の根拠の明示が必要なのです。 実証研究ではなく、総説としてご自身の考えを述べる場合においても、ご自身の考えの根拠になっている学説・データや、対立をなす学説・データの存在を文献研究として明示できなければ、エッセイにはなるかもしれませんが論文の姿はなさないと思います。 3) チューターというのは、大学によって様々な位置づけがありますからなんともいえませんが、客観性を得るためにいろいろな方に見てもらうというのはいいと思います。「てにをは」レベルからの語句や文章の修正から、予想される反論を論文に組み入れたりなどなどの改善も期待できると思います。
お礼
すごくわかりやすかったです! 私の書いている論文はおそらくエッセイの域でしょう。それを論文と呼べるものにしようと思うなら、学説やデータをも考える必要があるということですね。 とても、わかりやすいです!ありがとう!! がんばって作成にいそしみます。