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論文を読みたい
現在理系大学2年生です 将来自分がどの道に進むか(院進学か就職か、そのなかでどっちの分野に進むか、など)に迷っています(大学に入った頃は漠然と研究したいと思っていたのですが、もう、そんな抽象的なこと言っていられる時期じゃないので焦ってます…) そこで、とりあえず自分の学科の分野の先輩にあたるような人たちの論文を読んでみてはどうかと思いました しかし…どういったところでそういう論文が読めるのかわからず…困っています プロ(?)のものから卒業論文のようなものまで、なんでもいいからとりあえず読んでみたい!と思っているのですが… 論文といえば外国の雑誌?というイメージがあるのですが、日本の図書館や本屋さん・インターネットなどでは読めないでしょうか? 恥ずかしながら、英語があまり得意ではないのですが…どうすればいいでしょうか?
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No6です。続きを 学術論文は、大学の図書館に行けば、必ずあります。大学や大学院を設置するときに、教職員や建物と同時に、その分野の専門図書(成書と学術雑誌)をどれだけ揃えているかの審査があります。とりあえず捲ってください。2年生では、理解不能だと思います。実験の部で、いろいろな器具などがでてきますが、『何でこんなものが必要か』が理解できないからです。それでも、全体の体裁だけは見ることができます。 論文を読めるようになるには、英語が苦手では話になりません。英語は、英米人は、小学生でも使っています。慣れだけです。 次に、英語が苦手でも、内容は日本語にできます。私は物理が苦手で、物理の教科書を発音はできますが、チンプンカンプンです。同様に、英語の論文を読んでも理解できないのは、日本語で表現しても理解できない、すなわち英語の問題ではなく、学力不足です。学生時代に、生化学の英語の教科書を読み始めたことがあります。最初は進む速度が遅かったのですが、慣れるにつれ、また毎日の授業を聞いているうちに内容が理解でき、速度が上がりました。毎日の授業をきちっと受ける、日本語での勉学が重要です。 繰り返しになりますが、図書館へ行って、学術雑誌をめくって慣れる、これが第一歩です。 また、学術論文の元になる(かもしれない)4年生の卒論研究発表会で、『分からない』を体験なさるのも発奮材料になるかと想います。学生時代では、天才を除いて、『分からない』ので当たり前なので、学問の奥行を感じて下さい。 以上は、原著論文とそれに準じたもので、総説は別の話です。学問そのものに興味をもつには、総説を読んで下さい。これは、専門外でも読者が分かるように書いてあります。
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- kgu-2
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理系と言っても、数学のように理論と医療系や理工系の実験を主とした学部によって異なるのですが、実験が必要な学部を前提に。 論文と名のつくもでは、通常学会などの審査員による審査に合格したものを学術論文と言います。世界で最も評価の高いサイエンスやネイチャーは、学会誌ではありませんが、審査は厳しいのです。出版社が商用で出しているものも少なくありません。商売として成立しているものですから、内容は高いものが多いのです(内容の薄いものは、誰も買わない)。 博士論文は、論文として独立しています。ただ、その内容は、学会誌などに合格した(受理されたという)ものです。国会図書館には必ず寄贈されているのですが、学会誌を読むのが通常で、わざわざ学位論文を読むのは奇特なヒトです。 修士論文は、未熟なものが多く、内容は公表しません。公表できるものは、学会誌にも投稿します。 卒業論文は、論文という文字はついていても、記録ノートと変りません。論文書きの練習台か卒業記念でしょう(内容がよければ、学会誌に投稿しますが)。卒業論文の題はともかく、内容を発表する研究者はいません。 さて、理系の「論文を読む」というのは、和訳することは単なる出発点です。和訳が必要なのは、レベルの高いものは、和文ではなく、世界の人に読んでもらうために、英文で発表するからです。 理系の論文は、科学的に表現します。科学的というのは、その論文の内容を実際に実験すれば、同じ結果を出せる、ということです(再現性といいます)。学術論文には、緒言、方法、結果、考察というのが標準的な構成ですが、方法の部分は、詳細な記述が必要な理由です(○○社製の××型を用いたまで)。「読んだ」というには、自分が論文のとおりに実験して、結果を再現できるという意味です。 さらに、論文を読んで、『ここはおかしいぞ』『自分なら、このように改良する』などが言えて、はじめて「読んだ」と表現して下さい。英語論文の場合、訳せたことが読んだことにはなりません。ですから、どんな優秀な翻訳者でも、理系の学識が無いと、読んだことにはなりません。目を通せた、くらいが適切だと思います。ですから、専門が少し異なると、私の場合『論文を眺めた』というのが、せいぜいです。
- tekcycle
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> プロ(?)のもの 学術論文ですね。普通英語です。学術雑誌に載っています。 ネイチャーやサイエンスなんて聞いたことがないでしょうか。 あぁいう類の物で、色々な分野で色々な雑誌があります。 > 卒業論文 修士論文や博士論文かな。 何れにせよ普通の図書館より大学の図書館を探す物でしょう。 学部や学科が図書館や図書室を抱えているケースもあるでしょう。 私立などで大学の図書館が寂しい場合は、各々の研究室に行ってみる方が早いでしょう。 ただ、一つの論文に書いてある事って、大概重箱の隅みたいな事なんです。(日の丸弁当の梅干しみたいなことをやったらノーベル賞だとか何とか賞だとか大変なことでしょうね) あなたが読んでも全体像もさっぱり掴めず何の事やら判らないような気がします。 私だったら、各々の研究室の教授や助教授に頼んで、日本語の総説のような物があれば(近い分野でも良い)コピーか紹介かかして貰えないか頼んでみます。それでもまだ重箱の隅だと思いますよ。 > 英語があまり得意ではない 研究室に入ったら、薄くてA42枚、普通7枚くらいかな、英文びっしりの論文を、読んでおいて、って渡されるでしょう。一度こっきりのことではなくさいさいです。 平易な文が多いとは思いますけど。 後か先かってだけの話だと思いますよ。
お礼
アドバイスありがとうございます たしかに…読んでも理解できるかあやしいだろうなあというのはあります 論文と総説の違いがよくわかっていないのですが(要勉強ですね…)、そのほうが少しは読みやすそうではありますね。ありがとうございます。 たしかに、英語はこのままだとまずいなあとは思ってます;少しずつでも読めるように練習しておきたいところです
- suzukitakuto
- ベストアンサー率33% (24/72)
インターネットで読めるものもあります。 質問者さんの希望する学科のものがあるかわかりませんが。 日本の大学の学位論文を探すサイト http://www.gsid.nagoya-u.ac.jp/service/library/guide/dis.html 学びたい教授の名前で検索するとでてくるかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます 最近のものだと要旨がインターネットに載っているものもあるんですね わたしの学科でかつ要旨や全文が公開されているのは(ざっと探しただけでは)見つからなかったですが、参考になりました!
- Kamo-Kamo-Kamo
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大学の図書館に行けば和文の論文誌や博士論文があります。 また、東工大のように外部にも公開している図書館もあります。 卒論については、卒業研究の研究室の下見がてら遊びに行けば、見せてもらえると思います。
お礼
回答ありがとうございます 探し方が甘かったのか、探す場所が違ったのかもしれませんね。もう一度確認してみます うちの学科の研究室はどうも閉鎖的な雰囲気で(オープンキャンパスでも、見て歩きはできたけれど説明等はなかったり)、緊張するのですが、行ってみたい…です
- tatsumi01
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図書館に行けば、日本の学会誌を購読しているのが普通と思います。最近は電子出版も多いのでパラパラとめくるには不便ですが、数年前のバックナンバーならあるでしょう。 また、学科によっては学科図書室があって(ないところが多いかも知れません)、学科に関連する学会論文誌は置いてあります。 図書室がなくても、研究室に行けば普通は関連する論文誌は取っていることが多いでしょう。2年生だと敷居が高いかも知れませんが、「取って食おう」とは言いませんから安心して覗いてみて下さい。
お礼
回答ありがとうございます うちの学科には学科図書室は無いみたいなので…研究室は見学がてら行ってみたいなあと思ってるのですが、なかなか勇気が出ないままで… 図書館はチェックしたつもりだったのですが、もう一度確認してみます!
修士論文は公開されているので読んでください。
お礼
回答ありがとうございます。公開されているとのことで、ぜひ読んでみたいです どういったところで読むことができるでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます 「理系」だけでは不十分でした…自分が実験のほうなので気付かなかったですが、そればっかりではないですね。わたしは医療系です。 おっしゃるとおり、今のわたしには「読む」ことは出来ないだろうなあ…とは思ったのですが、進路を考える上で今の自分に何が出来るかと考えたときに「そうだ論文を探そう!」ということくらいしか思いつかなくて、とりあえず挑戦するだけしてみようと思ったわけなのでした。 雰囲気だけでも感じられれば、何もしないよりはマシかと思うので、がんばってみようかと思います。大学の図書館には必ずあるとのことなので、やはりわたしの探し方の問題だったようですね。もう一度確認してみます。 言われてみると、いままでのわたしの英語の勉強法はどちらかというと会話・文学系の方面ばかりやっていたような気がします 教科書の原書(?)を読むというのはよさそうですね 日本語での勉強もしっかりみっちりがんばります!