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スポーツとマウスピースの関係について
前に聞いた事があるのですが、なにかスポーツの試合をするときにマウスピースを着けて臨むと自分の持っている力を引き伸ばし、且つ発揮できると聞きました。これは本当なのでしょうか?
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大きな力を入れるとき、歯を食いしばりますよね。あまり口を開けて大きな力を入れる人はいないと思います。 このとき、利き腕側で食いしばる傾向にあります。虫歯などで食いしばる側を変えたりクセで逆になっている方も多くいますが。 しかし、これをマウスピースを使うことで両方の歯で食いしばれるように強制できます。なので、普段両方の歯で食いしばれるような恵まれた歯並び、クセの方以外はマウスピースをつけると、力が引き伸ばされるわけです。 ちなみに、理想的なマウスピースの厚さは3.8mm。アメリカのスポーツ歯科学会言っています。 私はボクシングの世界の人間ですが、ボクシングの世界ではまだマウスピースの研究を十分にされているとはいえません。どこのジムも市販のものを使ったり、歯医者さんに作ってもらったりしていますが、実は歯科医師もマウスピースを研究している人はごくわずかですので、そこらへんの歯医者さんではあてになりません。私も今いろいろと研究をしており、3.8mmを試そうと歯科医師にお願いして試作中です。コストは技巧費、診察費、調整費などは歯科医師側も勉強ということで免除してもらってますが、材料費だけで15,000円かかっていますので、正直高いですね。 では、すべてのスポーツでマウスピースを使えば良いかというと、それは違うかと思います。実は力が一番出るのは息を口から吐き出すとき(というより口を小さく開けてフーっと吹いた感じのとき)で、瞬間的にスピードとパワーが出ます。この呼吸方法はタイミングが大切で、呼吸の練習も必要です。(握力計で練習するのが良い)ボクシングでシュッシュッと息を吐くのはこの呼吸なんですね。カッコつけでやっている選手が多いでしょうが、見よう見まね、カッコつけでやっているうちに選手はこのタイミングを掴んでくるんですよね。 ですので、衝撃が強く歯を保護する必要がある格闘技やアメフトなどの競技、他ウェイトリフティングなど力を持続的に出してマウスピースが呼吸の邪魔にならないスポーツ、などではマウスピースをつけた方が良いでしょうが、野球やサッカーなどでつけない方がよいでしょう。それより呼吸法を正しく学んだ方が力を出せると思います。結構、一流のプロでも勉強していませんから。 でも、いろんなスポーツの一流の方が試してくれると面白いでしょうね。
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- Ganbatteruyo
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アメリカでアスレティックトレーニングを教えています。 マウスピースは格闘技系だけで使われているわけではありません。 もちろん皆さんがおっしゃるとおり、歯や顎を守ると言う事は分かりやすいですね。 しかしそのほかに、口の内部、舌、また、衝突が多いスポーツでは一緒に倒れるときに相手への自分の歯による傷も防ぐ目的も持っています。 また、頭部への振動を減らす事もこれに含みます。 つまり、スポーツの安全性も高めているわけなのです。 ですから、器械体操、棒高跳び、サッカー、重量挙げ、X-Sports(Extreme Sports)、野球、フットボール、レスリング、ボクシング、また、スケートボード、インラインスケート、BMX, サイクリングなど、マウスピースが使われているスポーツ・趣味は数えられないほどあります。 これは、ソフトボールや野球で、メタルスパイクの靴が廃止になっているのもその理由です。 私がトレーニングを始めた頃は良くこのような靴で脚や腕を踏まれ筋肉や靭帯を切られた例が多くありました。 なお、マウスピースは1960にはこちらの全国の高校でのフットボールの選手がつけなくてはいけなくなりました。 それだけ事故が起きていたと言う事なんですね。 誰かがつけているからつけるのではなく、安全性というものがスポーツおいてどれだけ重要性を持っているかと言う事がすべてのコーチ、アスレチックドクター、監督、また、スポーツ連盟、また、州のアスレチックコミッショナーが実感している事だからなんです。 もちろんアスレチックトレーナーもです。 <g> さて、「マウスピースを着けて臨むと自分の持っている力を引き伸ばし、且つ発揮できると聞きました。」ですが、皆さんがおっしゃっている理由がそうですね。 皆さんのおっしゃる、意識的に踏ん張る、と言う事と、無意識的にする、自己防衛のために踏ん張る(このための事故は一般者が思うほど少なくないのです)、という事を無視することはとても出来ません。 また、アスレチックトレーナーの立場から言うと、マウスピースはこちらでは200円程度からあります。 それに比べ、何かの事故が起きそれによる影響はとてつもなく悪影響を与えます。 まず、治療、入院、リハビリによる時間の浪費と治療費は馬鹿になりません。 その分だけその選手のトレーニングが遅れ、試合の参加も出来なく、そのスポーツ連盟の「ランキング」および、プロスポーツからのスカウトの機会も逃す事になります。 つまり、抽象的にも、「マウスピースを着けて臨むと自分の持っている力を引き伸ばし、且つ発揮できる」と言うことにも直接的につながっているのです。 これらを防ぐ事ができる一番の「防具」がマウスピースなのです。 これをつけることを教えられらいコーチや、これをつけることにまず慣れるトレーニングをしないアスレチックトレーナーは失格と言う事になります。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
- sqwe-ir
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通常の場合ですが、 歯並びの為に 左右のアゴの筋肉は同じ力で緊張出来ません。 この為、殆どの人が、片方の歯と筋肉を緊張させる事になります。 この症状が極端な場合、 どう言う弊害があるかと言いますと、 片方のアゴの筋肉にパンチを受けると、平衡感覚を失い、ダウンします。 あご関節(ほほの所)に手を当て、噛み、左右の筋肉の動きを見て、ほぼ同じなら良いです。 極端に違うのが自分でもはっきり分かる場合、 格闘系スポーツは断念しなければならない場合があります。 (この時点でアゴが弱点となる可能性もある) 弊害として、 片方の首の筋肉、肩のコリ。 頭痛、側湾症。 ウエイトトレーニング中、左右のバランスが取れない。(ウエイトアップが出来ない) ここまで来れば、歯並びがいかに重要か分かると思います。 均等にアゴに力を入れる事が出来ますので、 アゴのガードは強まります。 また、バランス良く力を入れる事は、 全身もバランス良く筋力を入れられる事に繋がります。 つまり、普通の力を出しきれるのです。 自分の持つ力を出し切れるようになる。 こう考えます。
- miyatatu_2005
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歯の噛み合わせがいいと歯を食いしばった時により多くの力が発揮できます。 しかし、歯を食いしばっていると歯がボロボロになるのでマウスピースでカバー&かみ合わせ度アップさせているのでは?
- ririco77
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#2です。 すみません。 下記のサイトを貼り付けるのを忘れていました・・・。 ご参考になさって下さい。
- pochi8124
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格闘技系のスポーツなどにマウスピースなどよく見られます。 たとえばボクシングであれば殴るときに歯に物凄い圧力がかかりますからマウスピースを付けないと直ぐにボロボロになってしまいます(下手すると歯が折れたり砕けるかも・・・)。 そこでマウスピースをつける事により歯を殴る際の圧力から保護します。 殴る時にかかる圧力から保護された歯は安定しますので良いパフォーマンスを出すことができるのです ちなみにアメリカンフットボールNFLではマウスピースの着用が義務ズけられています。
- ririco77
- ベストアンサー率28% (96/339)
本来の装着目的は、スポーツ時の転倒や追突、衝撃をマウスピースを装着する事により、顎を固定させ脳心頭など脳への衝撃をやわらげたり、口腔外傷を防ぐ為です。 マウスピースの装着によって記録が左右するというのは、マウスピースがあるからではなく、歯を食いしばりやすい為かと思われます。 思い出してみて下さい。重いものを持つ時・引っ張る時等 ・・・大きな力を出そうとする時、自然に歯を食いしばっていませんか?
- neKo_deux
- ベストアンサー率44% (5541/12319)
思いっきり力を出すときに、奥歯の方で歯を食いしばると歯が欠けちゃったりとかするからですね。 マラソンとか水泳では呼吸の邪魔だからしないと思います。 重量挙げとかハンマー投げとか、瞬間的に力を出す競技ですね。