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アレフの呼称について
今日夕刊を見てて思ったのですが、たいていの報道では今でも「オウム真理教(アレフに改称)」と書かれています。こういった、旧称で呼びつづける例は今までなかったような気がします。 私の知ってる例でいうと、「オリックスブレーブス(ブルーウェーブに改称)」とか「大宮市(さいたま市に改称)」とかいう記述でなく、ある決まった時点から「ブルーウェーブ」と言い換えていた気がするのですが。。。 アレフについて、マスコミ側の呼び方に関する基準を知ってる方がいらしたらお教え下さい。
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こんにちは。 マスコミの名称使用に関する具体的な基準についてはまったく知らないのですが、いくつかのHPをハシゴして以下のように想像してみました。 「宗教法人オウム真理教」はすでに解散させられており、かつ破産していますね。よって、「宗教法人オウム真理教」という組織は存在していないことになります。 現在報道にでてくる「オウム真理教(アレフに改称)」という団体は、法人格を有する団体ではなく、「元宗教法人オウム真理教の信者が多く参加する」クラブとかサークルとか同好会のような集団です。 そんな集団が「今後は当会の名称をオウム真理教からアレフにします」といってるだけですから、「自称アレフ」とか「アレフと称する~」というのと同じではないでしょうか。 マスコミからすると正式な名称が存在しない(登記されていない?)状態なので、「オウム真理教(アレフに改称)」との表記になっているのではないでしょうか。アレフという集団が、何らかの法人格を持ったならば、その時点で「宗教法人アレフ(旧オウム真理教)」などの表記に変わるか、注釈をつけてその成り立ちが解説され続けることでしょう。 また、アレフという呼称を補助的に使うことで、オウム真理教とは無関係のアレフという会社との混同を避ける、という意味も当然あることと思います。 あれほどの事件を引き起こした(裁判中ですけど)宗教団体ですから、けっしてオウム真理教という名称が消えることはないと思いますが。
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- keikei184
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オウム真理教はたしかに名称を変更しました。正しい呼称は、やはり新しい団体名であるアレフでしょう。しかし、おそらく世間がこれを許さないはずです。 オウム真理教は、宗教団体として過去に見当たらないほどの凶悪な事件を起こしました。多くの被害者を生み出し、社会を恐怖に陥れました。彼ら犠牲者の傷跡、社会への影響は未だに消えません。団体名を変更したからといって、簡単に呼称を変えてしまえば、その団体がオウム真理教であるという意識が薄れてしまいます。今なお苦しんでいる被害者やその家族にとって、これほど人を馬鹿にした行為はありません。オウム真理教は「アレフ」という隠れ蓑を作って、自分たちの過去の過ちを覆い隠そうとします。しかし、多くの人たちから見て、オウム真理教の団体としての実質は何も変わっていません。被害者や社会にとって、「オウム真理教」は今でも「オウム真理教」です。その名は彼らの心に大きく刻み込まれています。オウム真理教を新しい名称で呼ぶことは、その新しい呼称をスケープゴートとして過去の犯罪を浄化させてしまうような、彼らにとって都合のいい不合理を感じます。マスコミが、オウム真理教が名称を変更したにもかかわらず、呼称を変えないことはこのためだと思います。 「マスコミの呼び方に関する基準」ということですが、マスコミは一般常識・社会常識を繁栄した呼称をを用います。世間が許さなければ、マスコミもそれを呼称として用いることは許さないでしょう。
お礼
ありがとうございます。No2.gajyuさんの回答と併せて、わかったような気がします。 浅学にて、また質問する事があろうかと思います、今後ともよろしくお願い致します。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 事情はだいたい想像していた通りのようで、その辺は納得です。 私の疑問ですが、世間という判断基準がいまいち曖昧に思えるので、そこらへん「○○新聞の見解」とか、何か明文化された基準があるはずと思い、質問しました。(言いかえると、「権限を持って名称を認証するのは誰か?」とも言えるでしょうか) もう少し締め切りを延ばさせて頂き、他の回答も待ってみます。お礼とポイントは、いましばらくお待ち下さい。
お礼
なるほど。誰もあの団体を公式に認証できないので、ああいう呼び方になっているということですね。合理的な気がします。 現在のアレフの団体としての位置付けは、自分で勉強させて頂きます。 よくわかりました、ありがとうございます。