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野球留学
昨日のNHKクローズアップ現代で http://www.nhk.or.jp/gendai/ 過去の記録。 高校生の野球留学を特集していました。 簡単に言うと、大阪の子が、大阪では甲子園に行くのは難しいので 青森山田に入る、というようなものです。 私は首都圏に生まれ育ちながら、北国の高校をずっと応援してきたので こういう実態を知り大変驚いてしまいました。 ゲストの玉木さんは、音楽やりたい子が音楽の名門校、東大京大に入りたい子が進学名門校に入るのと同じと仰いましたが、彼らは勉強して入る、球児にはスカウトが来たり、特待生もいるので、ちょっと違うと思いました。 野球ファン、球児、地元のかた(青森とか)の本当の気持が知りたいのです。 宜しくお願いいたします。
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今は甲子園を目指す高校生ばかりではありませんよ。 全国レベルの技術・体力を持った子達は甲子園を目指して 日本国内の有名校に進みますし、 その下のレベルの子達は、同一・近隣都道府県で 野球推薦での越境入学をしています。 彼らの中には親元を離れ、寮生活をしている子達も大勢いますし、 推薦をもらえない子達にも、野球のための越境入学を している子は大勢います。 この現象は中学校入学にも及んでいまして、 強い野球部がある中学(公立校)への入学を希望している小学生が 沢山いるのです。 通常では部活動を理由にしての越境入学は認められないことなのですが、 家庭の事情やら、別の理由をつけて越境入学をしているのが現実です。 そのために実績があり、よい指導者のいる中学に優秀な生徒が 偏ってしまう現象が起こり、弱小チームは存続の危機に陥っています。 このようなことは、少年野球にもちらほら現れていまして、 そのことが本来の野球をすることの目的を見失わせ 野球をする環境を自らが狭めてしまっていると気付くことでしょう。 日本の野球を再び盛んにするためには、選ばれた子供達で 選抜された強いチームを作ることより、多くの子達が沢山のチーム間で 野球を競わせることが大切なことだと思います。
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私の住んでる山形県地区の出場校には16人もいたんですね。 随分と前から、県外生徒が多いと聞いていたんですが、あそこまで多いとは思いませんでした。 それと、昨日の特集を見て、昨年の「一場問題」を思い出しましたね。 スポーツ程ではありませんが、音楽や芸術の分野でも優遇制度があったりするので、「音楽がやりたい子が音楽の名門、東大京大に入りたい子は進学名門校に入るのと同じ」という意見には納得する一方、『?』と思うトコがありますね。 現在、この事は野球だけに限らず、サッカーやバスケなんかでも言える事なんですが、もう部活動は限界に来ていると思います。 本来、部活動は『教育目的の一環』で学校生徒が自主的に学校外で活動する団体であり、プロを目指す団体では無いはずです。 いくら、少子化で生徒が減っているからといって、悪い言い方ですが『生徒を学校宣伝に利用する』のは教育機関としては、あるまじき行為なのではないでしょうか。 私が中学時代に野球部に在籍していた時の話なんですが、うちの部は地域の予選を勝ち抜いて、県大会に進出するぐらいのレベルがあり、そのチームに主力で先発ピッチャーで4番打者の同級生の選手がいたんですが、その人は、県内の某名門私立校からスカウトから注目されていて、かなり好条件でスカウトされてたんですけど断って、県立の無名の高校に進学しました。 親が、「私立高校の宣伝に、わが子を利用されたくなかった。」そうです。 それなら、プロを目指す子はどうやって目指せば良いか?と言うと、元プロ選手や社会人OBで組織された地域のスポーツクラブチームで目指せば良いと思います。 このような環境であれば、わざわざ遠方の地域に行かなくても済むし、指導者が専門的な人なので、『そこらのちょっと野球の上手いオッサン』に指導されるよりかは、選手としては一番伸び盛りの時期の選手達にとっては遥かに良いと思います。 それに、クラブチームですから、部活と違ってチーム数を自由に増やす事だって可能です。 ですが、このような組織は現在は運営が難しく、チーム数も日本ではまだまだ少ないですが、年々増加傾向にありますし、各団体にとって『自分達の競技の将来』を考えていく上では必要ではないでしょうか。 部活動は、本来の目的に立ち返って、部員が安全に楽しく活動が出来れば、チームの実力が高かろうと、低かろうと関係ないと思います。
お礼
一場選手はかわいそうでしたね。 大人の都合で、純粋に野球の好きな子ども達が振り回されることの無いようにして欲しいです。 クラブチームの話は初めて知りました。 やはり私のようなド素人の一般人にとって、甲子園や箱根駅伝等の存在は大きいです。それを目指して頑張る、それを宣伝に利用する方たちの気持はよくわかります。 「部活動は、本来の目的に立ち返って、部員が安全に楽しく活動が出来れば、チームの実力が高かろうと、低かろうと関係ないと思います。」 はっきり言って頂いて、ちょっとすっきりしました。ありがとうございました。
- 1234gogogo
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たしかに年々この傾向が強くなってきているようですね。 でも関西圏から東北地方や四国地方の学校に野球留学するのはかなり前から行なわれています。 私は九州に住んでいるのですが、こちらでも沖縄県の学校に行く野球少年もたくさんいます。 これは、野球だけではありません。バレーボール(八王子実○)やバスケット(能○工)なども例外ではありません。 具体的には、卓球の愛ちゃん、ゴルフの藍ちゃん、バスケの田伏くんなどなど考え始めるときりがありません。 さて、これらのことが良いのか悪いのかと問われると、私自身はっきりと答えられません。(それだったら回答するな!って感じですね。すいません) ただ、越境留学をする子供たちにはそれぞれの目的があり、それは単純に高校スポーツのなかに収まらず、その先のプロあるいは実業団まで含まれているわけですから、それを否定することはできないのではと思います。 あそこの学校に行くと全日本に選ばれやすいとなればやはり行きたくなるでしょうし、高いレベルのなかでやってみたいと思うのも当然なことなのではと思います。 また、学校側から見ると、年々進む少子化で生徒数が激減しており、魅力的な学校を目指すことは不可欠になっています。こうしたことから勉学の上位を目指す学校とスポーツの名門を目指す学校が出てきている現状があります。 これも否定することはできないと思います。 いずれにしても、今後もますます激化するであろう越境留学。数年後には高校野球で県外選手がベンチ入りできるのは3人までなんていうルールができる日がくるのかも・・・・(まるでプロ野球の外人選手扱い?)
お礼
「これらのことが良いのか悪いのかと問われると、私自身はっきりと答えられません。」私も全く同じです。 「数年後には高校野球で県外選手がベンチ入りできるのは3人までなんていうルールができる日がくるのかも」 大変面白い意見ですね! ありがとうございました。
お礼
中学入学から、ですか!?驚きました。 「日本の野球を再び盛んにするためには、選ばれた子供達で選抜された強いチームを作ることより、多くの子達が沢山のチーム間で野球を競わせることが大切なことだと思います。」 仰るとおりだと思います。 ありがとうございました。