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ステロイドは使うべきなのか、そうでないのか
私は現在アトピー性皮膚炎による痒みや皮膚のただれに悩まされています。 数年前皮膚科を受診し、ステロイド外用薬を処方され、それを塗布することにより一時的に症状は劇的に改善され、皮膚の状態もみるみるよくなっていきました。その後ステロイドについて自分なりに調べた結果、ネットや書籍の情報から、多くの人がその副作用によって人生を破滅させられるほどに苦しんでいる実態を知りました。それに恐怖した私は、即座にステロイドの使用を中止し、医者にも不信感からかからずにおりました。皮膚の状態は以前のように戻り、今にいたります。また、最近は年の離れた妹にもアトピーの症状が出、皮膚科にかかりステロイドを処方されているようです。私はそれはやめるようにいいたいのですが、しかし私の知識も所詮聞きかじりです。ですから、ステロイドについて真実が知りたいのです。 ステロイドは使うべきなのですか?それともこれはやはり悪魔の薬で、何があっても手をつけてはならない麻薬のようなものなのでしょうか? 医者はいいます。ステロイドは確かに強い副作用があるが、適切にコントロールして使用していく分には何の問題もない、と。 適切って何ですか?何十年もの間コントロールして使っていけば問題ないということですか?しかし、この薬は使えば使うほどに効かなくなり、その量を増やさねばならず、そうしていくうちにステロイド依存となり、さらに大きな悲劇を生むそうです。 私なりにステロイドに関して考えをもっています。ステロイドは何があっても手をつけてはならないし、それを使うことによって症状がよくなることは決してない。確かに一時的に症状は改善されるが、それはあまりにも大きい代償を支払ったからで、いずれ代償を支払えなくなったとき、破滅が訪れる。この考えは間違っているのでしょうか?
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メディアをはじめ巷には、ステロイドは副作用が強くて良くない・使わないほうがいい とする情報が蔓延していますので、貴方が心配なさるのは当然です。ステロイド剤を拒むお気持ちは、よく理解できます。 ただ… ステロイドというか副腎皮質ホルモンは、恐い麻薬でも何でもなく、私たちの身体の中では普段から当り前のように産生され 活躍しています。 風邪を引いた際に、ビタミンCを摂ると良い と言われる理由も、ビタミンCが副腎を刺激してステロイドホルモン分泌を促し、そのステロイドホルモンが鼻や喉の炎症を抑えるからです。 これと同じことが、外からのホルモンによって皮膚表面でおこなわれる と言うだけです。 広い面積にベタベタと漫然と塗り続けるとか、症状が落ち着いて来てもなお漫然と飲み続けるとか、効果が認められないのにいつまでも同じ薬を使い続ける などが、悪い使い方です。 上記のような濫用は避けるべきですが、医師の指導のもとで、使い方の注意(量や回数ほか)をしっかり守って、その効果や副作用発現の有無を確認しながら使えば、決して心配する必要はありません。 もし副作用が現れて「功罪」の「罪」の部分が「功」を上回りそうになれば、医師は直ちに使用中止または他の方法に変更するなど、対策を取ります。 (ここの利益考量に関しては、例えば、極端な例では、副作用が強く現れていても命を守るために使い続けるなんて方もいます。でも、普通そこまで使い続けるようなマネはしません。) むやみに使うのでなければ心配ありません。大丈夫です!
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- sikisin
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私もアトピーです。 もう数十年とアトピーとお友達ですが、ステロイドは増やすだけで治りませんでした。但し中学生までにステロイドと薬で掻く習慣をなくして掻かないようにすれば治るそうです。(真意はわあkりませんが多いそうです)トピ様が中学生以上で成人した方でしたら一生お友達だと思います。 そこでステロイドを利用せずに治す試みをしている病院もあります。 まずはそういう病院で治るのか試してみてください。 処方される軟膏ですが木酢の匂いがしますので漢方関係のものが入ってるように推測されます。
- morisato13
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アトピー性皮膚炎でお困りとのことでご苦労をお察しいたします. あなたの症状がわからない以上,ステロイドが必要なのかはわかりませんが,まずは正しい知識を望んでいらっしゃるようですので,「日本皮膚科学会」のHPをお勧めします.同じことでお悩みの方が数多くいらして,医師もそれに対して真剣に取り組んでおります.よく読んでいただいて,わからないところは皮膚科専門医を受診し,尋ねてみると良いのではないかと思います. ただ,よく一般に出回っている本でステロイドを悪としている本は,医師でない人間(注:医学博士は医師でなくてもなれます.医学博士=医師ではありません)や皮膚科専門医でない人間が書いている場合が多いので注意が必要です.
- 参考URL:
- http://www.dermatol.or.jp/
- RMT
- ベストアンサー率62% (69/110)
薬剤師です。既に多くの方が回答されていますから、いまさら蛇足ですが… ステロイドでもプトロピックでも、「これさえ使えば軽快する」というのも「これに手をつけたら終わりだ」と言うのも、どちらも間違いです。病気(特にアトピーのような免疫系の異常を伴うもの)はそんな単純なものじゃありません。 私は喘息ですが、普段はステロイドと気管支拡張剤の吸入で十分症状を抑えられています。でも、このところの急激な気温変化で喀痰量が増えてきたので、半年ほど止めていたオノンの内服を再開しました。そのほかにも、風邪を引くと発作で眠れないこともありますから、できるだけ風邪を引かないように生活をコントロールしなくてはなりません。 アトピーの場合も、薬以外にも日頃のスキンケアとか、アレルゲンがわかっている場合には可能な限り避けるとか、精神的ストレスへの対処法を身につけるなどの日常生活のコントロールが、薬の使用とともに必要です。ステロイドを「悪魔の薬」のように非難する人たちは、薬を過大評価し過ぎだと思います。 > この考えは間違っているのでしょうか? 極端な考えでも半ば宗教的信念のように堅く持ち続けている人もいますから、そういう人に対しては私は無下に否定しないことにしています。ただし、それを他人にまで言いふらすと、(その人に対してではなく)言われた人に対して「それは極端な考えだ」と否定しなくてはなりませんが。
- rika1098
- ベストアンサー率11% (2/17)
再度すいません。 私もいろいろな病院に通いましたが、普通の大きな病院や、普通の皮膚科といってはなんですが、アトピーに力をいれています!というような病院以外は、ステロイドを使ったりすることが普通にあると思います。 知っていると思いますが、アトピーの病気に処方する保険がきいている薬は、現実少ないのが現状です。 私はよく思いました。『アトピーの薬はステロイドとプロトピックしかないのか!』と・・・ そう考えると、ステロイドに集中砲火のようにいろいろ言われる現状も理解できます。プロトピックもしかりです。アトピーを治せる薬がなく、これだけいろいろな問題を抱えているアトピー病ならなおさらです。 ステロイドはなくてはならない薬です。 実際プロトピックが効かなければ、保険が利く薬でなにが使えるかとなれば、ステロイドしかないのが現状ではないでしょうか。 死ぬほど苦しんでいるアトピー患者に、ステロイドを使わなくてなにができるのか。確かにステロイドは使わない方がいいのはわかります。 しかし、まるで机上での空論でしかないようなことばかり言っている人がいますが、現実、理不尽というような苦しさに苦しんでいる人も死ぬほどいるんです。 理論だけで重症アトピー患者は救えません。 例え、後々考えれば悪い影響しかないようなステロイドだとしてもです。 ですから、理論だけで物事を判断するのはよくありません。ステロイド批判をしている人達は、今現在死ぬほど苦しんでいるアトピー患者の立場にたった理論を言っていない人ばかりです。 そりゃそうです。理論では、人それぞれである、心や生活や立場、その他モロモロなどわかりはしないんですから。ということは、絶対ステロイド批判などあるわけない。ましてや、できるわけないです。 ですから、意見や考えは、アトピー患者自身が入念に分析しなくてはいけない。大変なことですが、気をつけましょう。 後々理論で悪い影響しかないステロイドであっても、私のようにステロイド漬けだった人間が救われたということだってあるんです。 確かに、ステロイドの代償では苦しみました。が、それがなんでしょう?人生なんていろいろあるものです。ステロイドがあったおかげで、私は心の平安を得ることができました。 一番酷いときにステロイドがなかったら、私は死んでいたでしょう。それぐらい生き地獄だったんですから。 もし、使わなかったとして生きていたとしても、身も心もボロボロで死んでるのと同じで、しかも生き地獄ですよ、マジで。あの苦しさに比べれば、ステロイドの副作用なんて安いものです。 身も心もボロボロの人間を前に、ステロイドは絶対悪と言えるのは、その他に【なにか】希望の種を示すことができる人だけが言えることです。 なにはともあれ、使ったか使わなかったにしろ、結果はさまざまです。 こういう例もあるということを覚えておいてください。
- namesaru
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ネットでいろいろとアトピーについて調べた上で、 何件も皮膚科を回って、さまざまな皮膚科医(近所の皮膚科や市民病院の皮膚科医やアトピー治療で有名な皮膚科医などなど)の意見を聞いてみてはいかがでしょうか? 答えになってなくてスミマセン。 ちなみに、私はアトピーですが、現在はステロイドを使っています。
- rika1098
- ベストアンサー率11% (2/17)
私もアトピーがありますが、ステロイドは保険で使っているような感じです。日頃はプロトピックです。プロトピックでいけるのであれば、ステロイドよりは安全だという認識を持っています。 ステロイドは使えば使うほど、皮膚の自然治癒能力低下や皮膚が薄くなったりという代償が明らかに伴ってくるので、必要以上に使うことはしないほうがいいと思います。 保険に使っているという意味は、 あまりも皮膚が悪化し、耐えるのには酷するぎるという時以外は一切使いません。 ここからはステロイドの話からそれますが、参考になるかもしれませんので言っておきます。 ほんと酷い時は、まさに生き地獄、当の本人以外はわからない苦しさですよね。 プロトピックがいけるのであれば、念のため言っておきますが、食わず嫌いしないで、一週間は様子を見ながら使ってみることをオススメします。 プロトピックもいろいろと言われていますが、私は何年も実体験として使っていますが、あまり副作用も感じられません。 ステロイド漬けだった私は、ほんと救われました。でも、はじめは私はプロトピックは合わないと思っていたんです! でもある医者にもう一度試すことを進められて使うと、今に至るわけです。 プロトピックは塗り心地が悪く、肌にかぶさっているような感覚を覚え、とても不快でしたが、今では気にならならなくなっています。人間には適応能力があるからでしょうかwこんなのは塗り続けることはできない!と思っていたもんで。 それでも塗り心地が気になるのであれば、私は初め、ATPリピットと混ぜて使ってました。(邪道かもしれませんが、思いっきり混ぜれば結構塗り心地がよくなりますよ。混ぜたからといってATPリピットは害にならないと思いますし) 参考になれば幸いです。私もアトピー持ちだからわかりますが、本当に屈しれば辛いですよね。でも、その代償に必ずなにか与えられているものが絶対ありますし、私は誰がなにを言おうがいつか治ると固く信じています。見知らぬあなたですが、あなたが知らないところでも私のようなアトピーと闘っている人間もいることを胸に、辛いときなどは特に孤独にさいなまれる時もあるでしょう。しかし、苦しんでいるのは一人じゃないというように、少しでも励ましになれば幸いです。
- hint-
- ベストアンサー率0% (0/3)
ステロイドの害について、少々極端な考えをお持ちのような印象を受けます。 No.1の方も答えておられるように、適切にコントロールして使えば、何の問題も無い薬です。それに、どんな薬にも副作用はあります。 一時的にでも炎症を抑えることが、症状の回復のために必要だ、という治療判断の元に処方されます。 副作用を最小限に抑えながら上手く使って治療するためには、医師や薬剤師との信頼関係が大事なのではないでしょうか? ステロイドの使用目的や副作用について、きちんと納得できる説明をしてくれる医師を探すことです。 ステロイドの是非について、どちらかに偏った意見だけを鵜呑みにすることのほうが、よっぽど危険だと思います。 バランスを持った判断で、ご自身で決断することだと思います。
- sakyomaru
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>医者はいいます。ステロイドは確かに強い副作用があるが、適切にコントロールして使用していく分には何の問題もない、と。 その通りだと思います。ステロイドと聞けば恐ろしいイメージですが、適度に使う事で、アトピーの症状をコントロールしていく事が出来るのでは? >適切って何ですか? その人それぞれに体格も体重も年齢も違います。それに合わせた量を算出する事が適切な量ということなのではないでしょうか。 >何十年もの間コントロールして使っていけば問題ないということですか?しかし、この薬は使えば使うほどに効かなくなり、その量を増やさねばならず、そうしていくうちにステロイド依存となり、さらに大きな悲劇を生むそうです。 そのような事まで医師に聞いてみましたか?きちんと専門家の説明を聞き納得しておきましょう。 ちなみにネットは簡単に沢山の情報が入手できますが、時々間違った情報もあるみたいなので気をつけましょう。 >私なりにステロイドに関して考えをもっています。 とても良い事だと思います。昔ながらの先生任せの考えではなく自分なりの考えを持った上で治療に望む事が大切です。 >この考えは間違っているのでしょうか? 間違ってないと思いますよ。上に書いたように納得した上で治療をすべきです。長い付き合いになる病気ですし、自分の納得できる治療をしてくれる先生を探すのが一番でしょうね。 貴方が思っている全ての事を医師にぶつけても納得出来ない返答が来るのであれば、病院を変えてもいいかもねぇ。 ステロイドに関して真実を!という問いにははっきり答えられませんが、あまりマイナスなイメージを持たなくていいと思いますよ。 お大事にしてください。
- ex_hmmt
- ベストアンサー率48% (726/1485)
私は20年以上ステロイドを使い続けています。 そして、実質的には、20年以上ほぼ同じ薬(実際に銘柄まで同じ)を使い続けていて、それでコントロールができているといえます。したがって体質にももちろんよるでしょうし、私が来年、再来年、もしくは明日、いきなりこの薬が効かなくなることもあるかもしれませんが、正直なところ怖がるのは止めよう、ステロイドを使ってもいいからアトピー性皮膚炎という病気と付き合っていこう、と決めました。 という事で、正直あと20年後や30年後に自分の身体がどのようになっているのか、長期被験者のつもりで私自身は居ます。そして、それで自分の身体が駄目になっていたとして、まぁそれはしょうがないかな、私の選択だ、と思うようにするつもりです。もし駄目になってなくて、20年コントロールできた事があと20年、30年、続けられるなら、まぁそれでいいんじゃないか?とも思っています。本当にそのとき駄目になっていたら、まぁそれは自分や他の人間を恨む事になるかもしれませんが。 ただし、他の人には他の人なりの考えを持って、ステロイドを使う使わないは自分の選択の上で行うべきだと思います。他の人に「ステロイドを使うな」というのならば、自分が医者以上の知識を持たなければそれを言ってはいけないと思っていますし、ステロイドを使え、というのもまた同様の事です。自分が自分の職業として自信を持っている事に他の素人が「これ間違ってるよ」と言ったら、私は怒ります。特に知識がその人に、自分以上に無いことがよくわかっていれば、余計怒るでしょう。それと同じ事だと思っています。医者以上の知識を持たないのに他人にステロイドを使え使うなとは、私は言えません。
- kekeke2005
- ベストアンサー率27% (281/1034)
>医者はいいます。ステロイドは確かに強い副作用があるが、適切にコントロールして使用していく分には何の問題もない、と。 そう思います。 喘息で吸入する薬などは一生の付き合いになります。ステロイドなしでは生きられない状態なのかもしれませんが、なければ発作で死にます。 花粉症の薬もステロイドが多いです。 他の病気でもステロイドなしだったら助からないものも多数あります。 アトピーの場合はよい症状も悪い症状も皮膚に目に見えて出てくるので、余計に「怖い」といわれると思います。ただ年数では比べられません。その人の許容量があると思いますし… ”脱ステロイド”で検索してみてください。成功した方のブログなどが多数ヒットしますよ