• ベストアンサー

株価の変動で

昔から思っていたことなのですが、株式は上場して資金を集めたらもう株価がいくら上下したところで直接的に会社には資金が入ってくることはないですよね?? 株価がその会社の資産価値を表したものになるので株価が上がれば、その会社の経営などが認められていると考えることが出来るのでさらに色々取引がしやすくなるということはわかるのですが。 株価の変動で会社が影響を受ける事柄について教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mucho
  • ベストアンサー率56% (271/480)
回答No.2

質問者さんが言われるとおり会社は上場後、株価の上下変動で収益や財務状況が変化することは基本的にはありません。株価が会社の信用をあらわすこと以外では以下のような影響があると考えられます。 (株価が上がる場合) 1.増資をする場合有利に働く ・・・会社が資金を調達する場合、株式の増資というやり方があります。これは純粋に発行済み株式数が増えてしまうので既存株主は株式価値の希薄化に直結しますので問題があります。しかし株価が高ければ発行株式が全体の数%ですむ場合もあります。 株価が高い場合は株主に迷惑をかけずに市場から資金調達できることも可能になってきます。 (株価が下がる場合) 1.自社株買いで資金を有効に使える ・・・株価が安値で低迷していた場合、会社が自社株を市場から安く購入し、市場に出回る株式数を減らせれば株価は上昇し、株主価値も上がります。 余剰資金があっても当面設備投資などの計画が無く、持て余している場合は自社株買いなどをやれば安い費用で株主対策をすることが出来ます。 自社株買いした株式には配当金は払わなくて良いのでその分内部留保に回せますね。 2.優良企業の株価が価値より下がると買収の対象になりやすい ・・・今回の阪神電鉄の例のように株価が高くなく、しかも土地等で莫大な含み益がある場合は買収の標的にされやすいです。 楽天、TBSの一件もそうですが、買収は友好的に行われることは少なくある日突然「お宅の株の50%以上買い占めたから会社乗っ取るよ」とやって来ます。 会社の安定と優良資産の保持継続を考えると株価がずっと下落するというのも非常に危険です。

y-yosirin
質問者

お礼

丁寧に回答ありがとうございます。 株価が高いと増資をしやすいということがあるんですね。後、株価が安い時にもメリットがあるんですね。優良企業の株価が安いときに買収のターゲットになりやすいということはありますが、阪神電鉄のように株主に配当をあまり分配していなかったという落ち度もありますよね。 どうもありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (1)

  • manshu
  • ベストアンサー率53% (49/92)
回答No.1

最初の質問については、上場後の株価の変動によって、会社の資産や利益が増減することは原則ありません。 おっしゃるとおり、上場して社会的認知・信用を高めることで、社債発行、増資、銀行取引などによる資金調達のしやすさをはじめ、会社の宣伝、採用まで、いろいろなところでメリットが当然あります。 それ以外であれば、最近は企業の買収&被買収などのケースでは、株価が影響します。 昨今報道されていることですが、株価が高いと、買収されにくいです。 また、株価が高いと、他企業を買収しやすいです(株式交換などで)。

y-yosirin
質問者

お礼

回答ありがとうござます。 そうですね。最近はただ資産運用としてでなく買収で株を取得することが多くなっているように思われますね。日本経済が低迷している内に外資が手をつけているということが考えられますよね。 ありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A