すでにたくさん回答が出ているので、被ってくる内容も入りますが、ごめんなさいです(^^;
ジェネリックについては実際、医師・薬剤師の間でも賛否両論です。その理由は他の方々が詳しく書いてくださっていますね。
最近、テレビのCMでも”ジェネリック医薬品”という言葉を耳にする事も多いと思いますが、欧米では既に何年も前からメジャーに取り入れられています。医師が処方する薬の”成分”を決め、その成分をどのメーカーが製造した”商品(医薬品)”にするのか選択するのは患者さん自身・・・という具合に。
私が知っている範囲での話しですが、近年は特に(一部の)大学病院や総合病院がジェネリックを積極的に取り入れ始めています。
最初から処方箋の段階でジェネリック指定であったり、処方箋に成分名記載することにより薬局で調剤される際に患者さんが自由に選べるようになっていたり、その方法は様々ですが。
少し話が横道にそれましたが、ジェネリックと呼ばれる薬の中には疑問の拭えない薬もあることは事実だと思いますが、すべてのジェネリックに対してジェネリック=粗悪というイメージは持たなくてもよいのではないかと思います。
蛇足ですが。。。
言葉の意味
ジェネリック=ゾロ品=後発品
・・・だと、私も思います。
”ゾロ品”とは、先発品(最初に特許を取得したメーカーの薬)の特許が切れてしまった後に、同成分の商品(医薬品)を多メーカーがゾロゾロ製造を始める事から呼ばれています。もっとも医療関係者の間で使われる一種の隠語的表現なので、患者さんへの説明には一般的には用いませんが。
お礼
アドバイスありがとうございました。お礼が遅くなって失礼しました。「ゾロ品」はいわゆる業界用語なんですね!ご指摘のように欧米ではジェネリックはかなり一般化していたり、日本でも国立病院などはだいぶ出すようになったと聞いたことがあります。おそらく医療費を抑制したいという国策も働いているんでしょう(確信はありませんが)。 専門家の間でもまだ評価が定まっていないのは、普及していない、先発品と若干の違いがある場合がある、粗悪品もごく一部にある可能性があるというようなことでしょうか。 最終的には処方する医師の考え方と患者の選択次第ということになりそうですね。ご丁寧にありがとうございました。