• 締切済み

知的障害養護学校高等部の就職率について

神奈川県の知的障害者の就職率が17%程度と聞きました。全国的に見ても関東地方で見ても良くないそうですが、原因は何でしょうか? 神奈川県の場合、高等部への進学はほぼ全員(?)進学できるような状況だと聞きましたが他県では入試などで就労できるような生徒しか入学しないのでしょうか。だとすると障害の重い生徒は中学部卒業後どうなっているのでしょうか。 各都道府県別の高等部への進学率の一覧はどこかで調べられるのでしょうか。(文部科学省のホームページはチェックしました)

みんなの回答

  • yoriy
  • ベストアンサー率50% (2/4)
回答No.2

うちの県の場合、高等部に「産業科」「普通科」とあり、 入試の際に、産業科は就職に向けた能力を重視しています。 もちろん、産業科の生徒が全て就職するわけでもありませんし 普通科の生徒全員が就職しないわけでもありません。 ただ相対的に産業科の生徒の方が「能力の高い生徒」が入学しています。 普通科にも産業科と同様に入学試験がありますが、 今まで落ちた生徒はいなかったと記憶しています。 もし、養護学校高等部が受け入れなかったら 障害の重い生徒の行き先が非常に少なくなるとの考えからです。 (別のスレッドにありましたが、定員オーバーで受け入れられない県もるようです) 産業科一学年に20人弱の生徒が在籍していますが 景気の良い時は15人前後、景気の悪い時は7人前後の方が就職していたようです。 私は「本来、本人・保護者が就職先を探すもの」と考えています。 実際には入学したことで安心してしまい、 3年生になって「就職先がない」と慌てる方も少なくありません。 学校では進路課が中心になって「職場開拓」を行っています。 田舎になればなるほど企業数が少ないのが現状で 進路課長などはまさに「血と涙が滲むような努力」をしているようです。 しかし、一人さえも就職させてもらえない企業がほとんどですから 卒業生数全員の就職先は確保できていないのが現状です。 各都道府県の進学率一覧については、わかりません^^;

ikan
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 やはり、就職率アップには地道に努力するしかないということになりそうですね。

noname#134788
noname#134788
回答No.1

 そもそもバブル崩壊後から若者の就職(求人数)が 良くありません。  それでも少子化や不況の長期化で採用されることが ありますが、神奈川は未だに人口そのものも増えて いますし、障害者そのものを受け入れる就職先が 足りないと思います。  高等部への進学については、障害の重さだけを判断 基準にすることは人権問題に触る可能性もあるので、 必ずしも軽い人ばかりが入っているわけではあり ません。  長期病気療養中の子を対象にした院内学級の高等部 的な学校というような就労や社会進出を目的としない 学校も設置されている県があります。  ただ、実際のところ、卒業後は就職できず、施設や 自宅で引きこもりに近い状態の子も少なくありません。 将来的には施設も少なくなり、グループホームなどに 移行するという話もありますが、まだ居場所のない 障害者は多いですね。  卒業後の進路に関しては学校基本調査という学校の 国勢調査みたいな統計データがあります。ただ、HP などに載せられる量ではない膨大なシロモノなので、 都道府県の教育委員会や教育研究所などに問い 合わせると、該当データの保管している図書館などの 場所などを教えてもらえると思います。

ikan
質問者

お礼

ありがとうございます。 就職率だけを問題とされる場合、分母の数を制限することが有効と考えたからです。高等部の入試制度の実際の摘要状況の問題です。でも相手は人間ですので、入試で落とされた場合どのようになるのか、それも心配だったので、行き先があることを知って少し安心しました。

関連するQ&A