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リン酸塩について
リン酸塩と洗剤について調べているのですが、どうしてもリン酸塩と洗剤を調べると、過去に使われていて、環境によくないから今は使われていないとしか出ていません。昔、使われていたからにはそれなりに役に立ったとおもうんです。どうして使われなくなったのではなく、リン酸塩が洗剤に使われていた理由が知りたいです。お願いします。
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リン酸は2分子以上が重合してポリリン酸となります。 ポリリン酸は硬水中のカルシュウムやマグネシュウムと結合するため、カルシュウムなどの除去に用いられています。 昔の家庭用洗剤にも水質軟化剤として用いられていました。また、洗浄力が改善されると言うことも聞いたことがあります。 補足:硬水とはカルシュウムやマグネシュウムの濃度が高い水のこと
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現在の下水処理では SS1/200 N1/10(1/50?) P0.5(1/10?) にしか減らす事が出来ません(()内の数値か.()外の数値か記憶があやふや)。又.燐はこうきせいで P+Fe→沈殿 という過程でのみ除去されますから.1年に1回浄化槽の掃除と称して.浄化槽内の活性汚泥をきれいに河川に流してくれる専門業者もいますので.原則として除去されません。 その結果.河川や池に燐が蓄積し.あるいは.近海での赤潮の原因になったりします。 現在もっとも進んでいる排水中の燐の除去は.水生植物の温室内を排水を流す方法ですが.これも処理能力が施設の大きさに比例するため.入る量を減らさなければなりません。もっとも燐供給が多かった洗剤へのりんてんかが減り.環境への燐負荷が減りました。
- ADEMU
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合成洗剤中のリン酸塩は、酸性、アルカリ性を緩衝し硬水の軟水化を図り、洗浄効果を高めるのに優れた効果があります。 反面、廃水中のリン含有量を多くし、水域の富栄養化などの問題を起こす。一般にトリポリリン酸塩、ピロリン酸塩が広く使われています。
お礼
とてもわかりやすい回答、ありがとうございます。