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タイヤの口径アップのメリット
最近馬力の大きい車のタイヤサイズの口径拡大が盛んですが、ブレーキロータの口径アップの他どのようなメリットが有るのですか? ブレーキロータにしても大口径にする必要があるのでしょうか。
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クルマの設計屋です。 1.タイヤの大口径化 ・・・・とゆぅのは、外径では無くホイールのサイズUPと考えてよろしいですね? タイヤ外径はそのままにホイールを大きくするには、横から見た時のタイヤの高さ(この部分をウォールと言います)を低くしなければなりませんが、ここを低くするとタイヤの捻れ剛性が増し、結果、操舵応答性が向上します。 但し、縦ばね剛性も増し、更にエアボリュームも減少して空気ばねとしての働きが少なくなるので、乗心地は悪化します。 勿論、ホイールが地面に近くなるので、路上の障害によりホイールを傷める可能性も高くなります。 2.ブレーキの大口径化 これは制動力にダイレクトに効きます。 ブレーキとは、要するに回転する物体をワシつかみにして回転を止める部品で、回転を止めようとすると、なるべく回転体の外周近くでつかんだ方が小さい力で止められる、とゆぅリクツです(ネジ回しのニギリは太い方がより強くネジを締められる、とゆぅリクツと同じです)。 更に、熱容量の問題があります。 ブレーキは車両の運動エネルギを熱に変換する装置です。当然熱容量が大きい方がより大きい運動エネルギを効率よく熱に変換出来ます。 この熱容量の問題は、実際のブレーキではローターの質量にダイレクトに依存しています。つまり、巨大でブ厚いローターであればあるほど運動エネルギを熱にしても大丈夫(=フェードしない)とゆぅ事になります。 ・・・・以上の様な理由から、ホイールの大直径化が進むワケですが・・・・正直なところ、タイヤ自体はそんなにウスッペラにしなくてもヨイ様に思います。この点は、かなり見栄えが影響しているのではないでしょうか? 一方ブレーキに関しましては、基本的には大きければ大きいほど歓迎出来ます。この点ではホイールの大直径化は、必然的な進化であると言えなくもありません。
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前後方向の接地面積って日本語おかしかったですね。 円に接線を描く時を考えると分かりやすいと思うのですが 大きな円になるほど接地している長さが長くなると思います。 (もちろんタイヤがたわむからですが) タイヤの接地面積を広げるために幅を広げるばかりでは 乗り心地や直進安定性に悪影響をおよぼすので最近、径 の大きなタイヤの車、増えてますよね。
お礼
再度有難う御座いました、よくわかりました。
タイヤの径が大きくなると前後方向の接地面積が広く なるのでトラクション性能が良くなり、さらに扁平率 を下げずに接地面積を拡大できるのではないでしょうか? よくわかりませんが…
お礼
ありがとう御座います。 前後方向の接地面積ですか。 扁平率と径どちらが効果有るんでしょうか?
- hirono_ta
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>車のタイヤサイズの口径拡大が盛ん… ホイールサイズのことを言ってるんではないでしょうか? 外径が同じタイヤのホイールをインチアップすると、タイヤ自身の断面がより偏平になります。すると、タイヤの接地面(トレッド)の接地面積が増すので、より大きなパワーをエンジンから路面に伝えることができます。(制動力も同じです) また、タイヤのサイドウォールが低くなるので、コーナリング中にGがかかっても横への振れが小さくなります。つまり横剛性が高くなるということです。 これによってステアリングの切れがよくなり、高速時における操縦安定性が増します。
お礼
ありがとう御座います。 例のGTR315/30R20ですってそんな必要有るんですかね?
- takkn
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大径ホイール・タイヤのメリット 1.格好よく見える 2.ハンドリングがシャープになる。 大径ホイール・タイヤのデメリット 1.値段が高い。 2.タイヤチェーンなども高い 3.縁石などでホイールに傷を付けやすくなる。 4.乗り心地が固くなる。 ブレーキローター大口径化のメリット 1.制動力を高めやすい。 ほかにもあるかもしれませんが、知っているのはこれぐらいです。
お礼
ありがとう御座います。 ミニクパーなんて全く反対ですね。
お礼
有難う御座います。流石専門家よく解りました。 先日ディーノのタイヤを見ましたが、商業車というかオフローダーのようで驚きました。 タイヤの進歩か流行なんですかね。