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手術時の輸血量

知人がガンの手術をして、大量出血して輸血をしました。その量は6000ccだそうです。手術前は通常と変わらなく元気でしたが、手術の途中から呼吸ができなくなり、また、心臓の機能も低下し重体になってしまいました。医者は輸血量は問題ないと言っていますが本当でしょうか。教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • take-take
  • ベストアンサー率46% (203/433)
回答No.3

 出血量が多いと血管内の水分が少なくなり血圧が維持できなくなります。それを補うためには水分を補給すれば足ります。  出血に伴って血球成分も減少してしまいます。赤血球が減少すると体内組織に十分な酸素をいきわたらすことができなくなります。血小板が減少すると血が止まりにくくなります。  血小板はかなり減少しても機能を果たすとともに、急な低下ですぐに命にかかわるということはないので、血球成分+血漿を補給するために輸血(濃縮赤血球+血漿成分)が行われます。  大量出血によって血圧の低下は起こしますが、呼吸機能の低下は起こしません。血球成分(Hb)の減少によって実際の体内組織への酸素の供給が悪くなることはありますが、呼吸状態を調べる検査(血液の酸素飽和度など)では血液濃度が薄くなることにより、表面上は呼吸機能は変わらないあるいは逆に良くなるように見えます。 >>肺、心臓に血栓ができたと  大量出血ではなく、この血栓が呼吸状態を悪化させている原因です。 >>輸血量は問題ないと  輸血量は少なくて済むのならそれにこしたことはありませんが、多いからといって致死的な影響があるわけではありません。(輸血の手技上のミス、まれな副作用等は除きます)  術後に黄疸なども出るかと思いますが、全身状態が安定していれば改善されていきます。未知の感染症などのリスクも負いますが、まずは救命しなければなりません。 >>出血箇所にはガーゼをあて縫い、人工呼吸を行い、心臓の薬を注入し回復を待っています 今の時点では (1)出血 (2)心/肺の血栓 これをコントロールできるかどうかによって今後の状況(数時間から数日)がかわるでしょう。

tomoturi
質問者

お礼

よく理解できました。詳しい説明ありがとうございました。参考にさせていただきます。

その他の回答 (2)

  • kure-ru
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回答No.2

大変ですね。私も呼吸機能低下や心拍出量の低下などは、出血が多量であったことが原因であるように思いますが・・・。

tomoturi
質問者

お礼

ありがとうございました。素人なので何ともいえませんが、今回のこの手術中の急変には大変驚きました。一応お医者さんの説明では、肺、心臓に血栓ができたと思われる。(エコーで何かが見えるため)とのことです。

  • pon_sep
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回答No.1

手術中は人工呼吸器が付いていますから、呼吸ができなくなることはありません。また輸血量が多いことは直接的な原因ではないと思います。 しかし血圧の維持が困難になるくらいに一度に大量出血をすれば、何らかの障害が残る可能性は十分にあると思います。

tomoturi
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。 なお、呼吸機能が低下したということです。具体的には血液中の酸素濃度が低下したと説明をうけました。(手術中は肺の呼吸を停止させ人工呼吸器を使用している)従って現在は手術を中断して、出血箇所にはガーゼをあて縫い、人工呼吸を行い、心臓の薬を注入し回復を待っています。

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