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なぜ共産主義政府はいけないのか。
ここのサイトにいると、共産党批判が多いですよね。 どこに問題があるのか。 また、政党としての存在は、他党と変わらないと思いますが(政党助成金を除いて)。 また、選挙によって選択される幅は広いほうがいいと思いますが、いかがでしょう。
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えーと、あまり込み入った政治の議論をする気はありませんが、 一部回答の意図が伝わらなかった点があるようなので、補足させてください。 masahumi-1さんがどの程度お詳しいかは分かりませんが、戦前・戦時中の日本共産党がソ連の指導するコミンテルンと共同して活動していたのは歴史的事実です(どの程度東側の影響下・指導下にあったのかは人によって見解が違いますが)。また現在では護憲という事を言っているようですが、戦後独自の”人民憲法草案”を打ち出していた時期もあったはずです。 もちろん現在は相当民主的・進歩的な方針で活動している事は私も知っています。 こんな昔のことを持ち出してどうこう言うのはまさに”古典的”な批判な訳ですが、結局合法化されて自由にモノを言えるようになって半世紀も経っても未だにこういう不信感を持たれてしまう訳ですよね、私の回答に限らず。 他の方の回答でも指摘されていますが、実際の政治活動がどうかという問題ではなく一般の人々の共感を得られるような開放的な組織を作り、必要ならば党の過去の行為をより深く総括する努力が足りないのではないでしょうか。誤解されたままという所にこそ、sdamauさんの問われた”問題”があると私は思っています。 No.5の回答でも少し触れましたが、私は政党がその主義や政策を一般に理解・支持されないのは、基本的に誤解される側の責任だと思います。”勉強してない輩が偏見に基づく批判をする”という反論は当然あり得る訳ですが、個人や宗教団体ならともかく民主主義国家の政党がそれを言っては一般人の支持を得て政権を取る事は到底できない道理ですから。 他の政党と比べてどうかという事を言われていますが、地縁・血縁や利益団体や組合を背景にした他の政党と違って、特定の思想に基盤を置く政党であることを忘れてはいけないと思います。タダでも部外者には理解されにくいのです。 実は私も今の所共産党に投票するつもりはありませんが、個々の主張自体には反対ではないのです。特に最近の不破氏の現実路線は批判もあるようですが好ましい方向だと思っています。そんな私のような人間にとってさえ、共産党という政治団体に今一つ敷居の高いものを感じざるを得ない現状を残念に思います。
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- akizuki_dti
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人間は、基本的に「自分が良ければそれで良い」のです。何の為に働くのか・・・良い暮らしがしたいから・・・ですよね。科学とやらを発展させるのも、楽したいから、ですよね。 そういった欲望がなかったら、進歩していかないんじゃないかと思うわけです。今、働かなくても生きていけるのなら、誰も働かなくなってしまうでしょう。 んで、ソ連や中国がダメになっちまったのは、「みんなでがんばれば楽になるでしょう」という考えと人間の欲望がマッチしなかったからじゃないのかな? 100%働こうが、10%働こうが、「みんな同志だ、分け前一緒」ではやってられません。 また、「みんな同志」だとは言え、軍隊のような組織は階級制度がなければ存在できませんから、結局、「みんな同志」じゃなくなっていきます。そうなると、共産どころか、独裁になっちまうんです。 後、日本共産党は言っていることは真面目かもしれませんが、それを実現するためにはどうしたらいいのかの説明が全然足りません。だから支持者が増えにくい。 それと、70年代に共産主義うんぬん、革命戦士うんぬんとぬかす奴らの行いがあまりにも常軌を逸していたため、「共産党」なんて名前がついているだけで嫌われるんですな。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、そうですね。
私も2回目の回答ですいません。 masahumi-1さん、非常にいいところに気がついてくれましたね。私が言いたかったのは、共産党や左翼が政権を取っても、右翼・反動と結果としては同じことをするということを言いたかったのですよ。 右翼的・ファッショ的な政治も、共産主義も、一般の人々にとっては同じことなのです。君が代・日の丸そのものの是非そのものは置いとくとして、僕だって学校で軍事教練のようなことをさせられるのはいやですよ。 でも、共産党の世の中になったら、日の丸の代わりに赤旗に忠誠を誓わされ、君が代の代わりに「インターナショナル」あるいは僕らが実際にやらされた通り、「ピオネールの歌」を歌わされることになるんです。 「土建屋政治が続くなら、共産党の方がマシ」というのは、ある意味、正論のように聞こえますが、まったく次元の違うことを比較しているのではないでしょうか? 何故なら、共産党そのものが土建屋政治を行う可能性だって大いにあるからです。「土建屋政治」は、自民党政権だから生まれたものではなく、彼らが与党だから結果的にそうなったのではないでしょうか? むしろ、「結果平等のためには公共事業を積極的に行う」のが、共産主義・社会主義経済の鉄則ですから、日本に共産党政権ができたら、現在、共産党政権下にある中国のような、露骨な賄賂政治が横行する可能性が高いと、僕は思います。 いくら崇高な理想を掲げていても、それを実行する裏付けがなく、人々から自由を奪い、豊かさを悪と決めつける共産党政治は、最初から破綻しているのです。
お礼
右翼も左翼も本質的には同じで、政党としては、カルトに走らず、国民の暮らしを第一にした政治を望みます。それを行うものに、特にこだわりません。ただ、その選択肢の数が多いほうが、自由度が高いと思います。
- masahumi-1
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何回もすみません。 depressionさん、 >教師のほとんどが共産党員、あるいは強烈な共産党シンパ>揃いという学校に在籍していました。 ・ ・ >共産党政権を選ぶぐらいなら死を選びます。そんな覚悟を>しております。 確かに共産党主義者・共産党員の中にもいろんな方々いるのは、わかりますが、それは共産党だけではないと言う事をわたくしは言いたいですね。 現政権与党の中にも、この国を「神の国」と思っている人がいたのでは?「サメの脳味噌」と言われた総理経験者です。 わたしの通っていた高校は、depressionさんのおっしゃっている学校の逆バージョンでした。某体育会系の大学出身者の巣窟で、春の遠足替わりに朝に夕に直立不動で国旗掲揚と君が代斉唱をしなければならないような訓練施設へ連れていかれました。そのせいで文部科学省が教育指導要領に学校の公式行事に国旗と国歌を持ち出してきたきた事を 知った時、反吐が出るおもいでした。 土建屋政治が続くぐらいなら共産党に勢力を拡大してもらった方が、均衡がとれるのでは?
お礼
イヤーやな学校が2連発、並んでしまいました。 私の中学(首都圏、公立)もこんな感じで(幾分かはましですが)、いやでした。
この質問の回答で「経験者」というのは非常に珍しいかもしれません。 私は、中学校の時、教師のほとんどが共産党員、あるいは強烈な共産党シンパ揃いという学校に在籍していました。わずか3年間ではありましたが、「日本共産党が政権をとったら、こんな社会になるんだろうな」という環境で学校生活を送りました。 他の方々が、歴史や観念的な面で共産党を語っていらっしゃいますが、20年以上も前の話ながら、体験的な面から、彼らの行うであろう政治について、いくつか申し上げます。 「日本共産党がソ連や中国を批判してきた」というのは確かですが、それでも彼らの模範はソ連や中国です。社会科ではソ連・中国を礼賛する授業が行われ、地理の授業では、ソ連・中国は3週間かけてびっちり学習させられたのに対し、アメリカについては、「ベトナムでの犯罪的行為」を中心に1週間の授業で終わってしまいました。 社会科の期末試験には「レーニンの帝国主義論」が出題されました。「資本主義が帝国主義に変化するのは必然的であり、そのための“社会主義革命”の必要性を説明する問題で、配転が高いため、これが完璧に説明できないと、内申書にひびくというものでした。 また、音楽の授業では「ピオネール(ソビエト共産少年団)の歌」をみんなで合唱し、国語で、教科書にロシア文学が登場したら、「ロシア文学を理解するために」という名目で、ロシア革命の歴史を学習させられました。 当時、男女別修だった技術・家庭の時間では、週に1回男女共修の時間が設けられましたが、そこで行われたのはエンゲルスの論文を用いた「労働とは何か」という授業でした。また、これを教えた教師は、夏休みに東ドイツやハンガリーなど、当時の社会主義諸国を訪れ、9月には、その「報告」として、社会主義の優位性を説く授業も行われました。 英語が得意な生徒には、ロシア語かドイツ語の学習が薦められるということもありました。 父母会(今の言い方では“保護者会”かな?)では、保護者に対し、『赤旗』の講読が薦められ、統一地方選挙の時には、教師たちが“革新系”候補への投票を呼びかけていました。(何せ、“内申書”を人質にとられているようなものですから、保護者の中には、進んで協力した人も多かったようです) 当然、生徒たちへの生活にもさまざまな干渉が行われます。毎週のように「団結」「集団の力」を強調するスローガンが叫ばれ、ホームルームでは、「個人」「自由」は学校生活の敵であるかのような話が繰り返されました。「自由がない」というよりは、「やっていいこと」「言っていいこと」が1つしかないというような環境でした。 幸い、私は、内申書のいらない高校に進むことができましたが、彼らに対する恐怖は、今でもトラウマとなっています。 「共産党も政治の選択肢の1つ」というご意見の方もいらっしゃいましたが、その選択肢を選ぶということは、それ以外の選択肢をなくすことになりかねないのですよ。 いくら、昨今の共産党が“ソフト路線”といっても、やはり、ひどい目にあっている人間から見ると、信じられません。「政権を取るためなら、嘘でも裏切りでも何でもやれ」というのが、レーニン以来の彼らの教えですから、そうしたポーズをとることも、共産主義の教えに背いたことにはなっていません。ソフト路線だろうが、党名変更だろうが、何だってやりますよ、彼らは。 わたしは、自分以外の人がすべて共産党支持になっても、断じて彼らを支持することはないでしょう。共産党政権を選ぶぐらいなら死を選びます。そんな覚悟をしております。
お礼
空恐ろしいことですね。ありがとうございます。 いったいいつ頃、どの地域でしょう。 全員教師クビにしたいですね。教育で片方に偏るのは、望ましくないと思います。 しかし、日教組は、旧社会党の票田なのに、どうして共産党教師が多いのでしょうか。 死ぬよりは、政権を倒すことをお勧めします。その過程で死んでも同じですから。
- nozomi500
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8の答えで、「党首が選挙でなく・・」というのがありますが、 私は、選挙で党首をきめるような政党こそ信用できないと思います。 たとえば、自民党。「郵政民営化」これは党として賛成なのか反対なのか。国の方針としての政策であるのに、党首次第でコロコロ変わるようでは、政党といえない。「小泉改革」何をどうするかわかって投票したんですかね、自民党員のみなさんは。真紀子さんにも理解できてないんじゃないですかね。 政策路線としてきっちりしたものがあるならば、党首は誰だってかまわないはずです。 町内会でも、PTAでも、「自らの意思で入会したものでない」団体については、方針をきめるのに、選挙も必要ですが、政党とはそんなものじゃない。 (まあ、自民党の場合、KSDに入ったら自動的に党員になったりするぐらいだから、町内会の延長かもしれないけど) このまえの選挙で、比例を「党」として戦ったのは、共産党と自由党ぐらいでした。思想的には反対側にあるはずですが、不破さんや小沢さんは、しっかりした方針で、好きです。 質問の意図は、こういうことでないだろうし、特定団体をほめてもけなしても、ここのルールから外れて、削除されるかもしれませんが。
お礼
再び回答ありがとうございます。 民主党は、選挙で鳩山が選ばれたのでしょうか。 社民党も?結構気になりますね。
こんにちは。 日本の場合で言いますと、共産党が支持されないのは その「党の体質」だと思います。 ・与党の意見には、とにかく反対。 ・よその党の悪口ばかり言う。 ・選挙の度に「妨害を受けた」とか、後ろ向きな発言しかしない。 ・党首が選挙でなく、一部の長老による話し合いで決められる この様な体質に、国民が不信感を募らせるのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 選挙の前日に、なんだか怪しげなビラが入っていました。 このビラのことでは。 党の体質が閉鎖的でわからないです、が戦中に特高にあげられていたため、今でも周りに言い出せないようです。生まれ変わらないといけませんね。
今までの世界史の中で 「共産主義政府」 が成立したことがありません。あるのは「社会主義政府」です。 過去に.存在したことのない政府組織は.その歴史から.存在できないものでしょう。 なお.「社会主義政府」の行った愚行は.日本史の中での伝統的天皇政府.明治以降の大日本帝国の行った成果を.みればわかるでしょう。要点は.為政者の利益追求を目指す形態が.社会主義経済です。同様な例としては. ソビエト連邦で政府に都合の悪い人間はシベリアに抑留される(暖房のないごくかんの地で凍えて死ぬ)ことを避けるために人々が対応を取り.経済が破綻した軌道は有名でしょう。中国帝国主義経済は.政策が突然変化するなど.為政者にとって都合のよい経済主義政策を取るが為に.WHO加盟が遅れたことは.御存知でしょう。 米国の植民地政策の結果.ハワイ在住日本人移民が奴隷扱いを受けていることは.御存知でしょう。 為政者に都合のよい政策に徹する社会主義経済は.多くの人々にとって害毒以外ありません。あるとあらゆる不都合を為政者以外の人々に押し付けますから。
お礼
ありがとうございます。 これまでの政権が、社会主義政権だったのだろうか。
- masahumi-1
- ベストアンサー率21% (25/117)
日本共産党について語られる時、よく出てくる言葉がここでもよくでてきています...。 「よくわからない」?これって、裏返せば他の党は分かりやすいということなのでしょうか?わたくし今の自民党や公明党が何を国民のためにやってくれるのかさっぱりわからん!だからいつも分かりやすい政策を掲げる共産党に清き一票を入れてます。 「共産主義国家・政府が間違いであることは、歴史が物語っています。」という話もよく言われますが...。 いったい何時、日本共産党の政治家が、外国のしかも崩壊した共産主義を目指しますと言ったのでしょう?そんなの聞いた事がないッス。だいたいソ連や中国と距離を置いているのはあきらかでしょう?テレビのインタビューなんかでも、よくわかっている司会者は「そろそろ党の名前を変えたらどうなんでしょう」なんて気のきいた質問をしています。(久米宏だったかなぁ) まぁ日本共産党への批判というのは、古典的?なものが多いと思います。まぁ確かに有権者をだまくらかして企業やわけのわからん怪しげな団体に官僚と結託して、税金を注ぎ込むというスタイルを昔っから変えない政党に比べれば、日本共産党が変化してきたことが信じられない輩も多いのは、ある程度理解できますが...。
お礼
ありがとうございます。 ところで、日蓮宗系は、政治団体が多いですな。
- heichan
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日本の共産党は別に共産主義政府を作る気はないようですよ。 少なくとも選挙などの折に一般向けに言っている事を聞く限りではそうです。 実態は単なる社会民主主義政党のようにも見えますし、それなら別に政権に参加しても構わないと思います。イタリアなどでも例がありますし。 ただ共産党は結局のところマルクス主義に基礎を置いている政党のはずです。革命思想ですから原理的には現状の政治の枠組みを(議会制民主主義も含めて)否定して実力で政権を奪うことを肯定する思想のはずです。少なくとも原理的には。少なからぬ国で共産党が非合法化されてる理由もここにあります。 もちろん前身がどうあれ穏健化して民主主義の枠内で活動するならそれはそれで良い訳ですが、少なくとも終戦後の一時期までは政府転覆をアジったり、ソ連や中国の革命政権と連携するなど、かなり急進的な活動をしていたはずです。それをいつどのように総括して穏健化したのか、本当は今でもしていないのかがよく分かりません。 当然政権を取った場合それをどの程度・どのように実践する積りなのかもわかりません。今の所社会主義や共産主義の成功例と言えるものは無いので誰でも当然心配になる所ですね。 そもそも内部でどのような意思決定がされているのか分かりません。 現政権にも他の野党の活動にも何でも反対しているというイメージが強いのですが、現実的・具体的にどのような政策を構想しているのかはよくわかりません。 最近の共産党は市場経済も天皇制も自衛隊もOKみたいな事も言ってるようですが、内輪ではどこまで話がついているのやら? 多分私だけではなく、大半の一般人が今一つ”分からない”のでしょう。 それを例えば私のような党と何の関係もないフツーの市民に分かりやすく説明するのが与野党を問わず政治家の仕事のはずですが、あまりその辺を頑張っているようには見えませんね。 つまりそこに問題があると私は思っています。 市民の立場としては、利権まみれで党利党略に明け暮れる自民党や民主党でも、底が割れている分だけまだ安心という事は言えるのではないでしょうか。全くもって身もフタもない言い方ですが。
お礼
ありがとうございます。 沈静化は、学生運動のときに、急進派をたたき出してなったように思います。 しかし、公明党、共産党の時の回答は桁が違いますね。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
どんな政府であっても、国民が困るようでは「いけない」のであって、主義主張でどうこうの次元ではないでしょう。たとえ「資本主義政府」でも、いけないものはいけないわけですし。 過去に崩壊した政権はいっぱいありますが、資本主義の国がその後も資本主義の国であった場合に、資本主義が間違っていた、という総括は誰も出さず(まあ、出しようがないのですが)、政権についた勢力がみずからの方針を立てているだけです。 そもそも、共産主義(資本主義でも)というのは、経済であって、政府のあり方を表す言葉ではないのですが。共産党が政権についても(政党助成金の話があるから日本のことだろうと思いますが)共産主義政府じゃありません。
お礼
ありがとうございます。基本は、国民あってのことで、その政体が何であれ、幸せならよいのだ、すっきりしました。
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お礼
ありがとうございます。 すばらしい回答ありがとうございます。