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日本にとって中国は.....

皆さんにお聞きしたいのですが、日本にとって中国は脅威でしょうか? 非常に漠然とした質問ではあり、中国が世界に対し多大な影響力を持っていることは当然かと思いますが、政治的・経済的、どんな面でもけっこうですので具体例などを添えて教えて、皆さんのご意見が聞きたいです。専門に勉強している方は当然大歓迎ですが、そうでない方も現在のあなたの考えが知りたいので、ぜひコメントを下さい。よろしくお願い致します。

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  • Jameskusa
  • ベストアンサー率31% (229/718)
回答No.6

以前は中国の台頭が脅威になると騒がれていましたが、中国のエネルギー問題は深刻な状況にあるので、背に腹は変えられない状況にあると思います。つまりアメリカと対立してまで独自路線を歩むことは出来ないと思います。アメリカとの対立は経済において自己の首を絞めかねないし、中国の軍事力が強大といってもアメリカの足元にも及ばないでしょう。 中国市場の有望さは注目されていましたが、社会主義市場経済の矛盾が浮き出てきました。つまり社会主義国家建設と資本主義の市場経済導入という相反する物を中国共産党政府は取り入れましたが、共産党独裁による官僚の腐敗や資本主義経済導入による貧富の格差が問題になっています。この問題に独裁政権の特徴である国家による締め付けを行っていますが、資本主義導入によって裕福になった市民や、逆に貧しくなった市民には通用しなくなっています。 また中国の技術は独自に開発された物ではなく、日本を始めとする先進国の技術を導入し、安い人件費と豊富な人材で賄ってきましたが、近年の人件費の高騰によりコストダウンのメリットも無くなりつつあります。いずれはベトナムなどの開発途上国に生産拠点を移す企業が増えてくると思われます。 唯一脅威と思えるのが軍事力です。最近の東シナ海のガス田開発や、南沙諸島での周辺諸国との国境画定問題などで軍事力を使って威嚇しています。こういったことは追い詰められた中国は軍事力を使って圧力をかける可能性があることを示唆しています。 しかしトータルに考えると、共産党主導の政治では必要以上に警戒することもないと思いますが、世界人口の4分の1を占める中国人が皆裕福になったら、資源の枯渇が早まりますね。その意味では脅威といえますが、国際競争力では現在では脅威でも長く続くとは思いません。ただし共産党独裁が続けばという意味です。民主化して健全な競争が生まれたら本当に脅威な存在になる可能性は非常に高いでしょう。

AI13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。グローバル化が進み、相互依存の国際社会の中で中国のような大国が戦争行為を仕掛けたりすることはあり得るのでしょうか?民主化した場合、国際競争力が上がり、中国としてもメリットがあるということですよね?中国が民主化する可能性はどのくらいあるのでしょうか?もう少し調べてみようと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (7)

noname#14589
noname#14589
回答No.8

明日の「ガイアの夜明け」で中国製品の現状と、日本の産業界が中国と東南アジアをどう捉えているかなど放送するようですよ。

AI13
質問者

お礼

私も新聞で見つけまして録画しておきました。わざわざ教えて下さって本当にありがとうございました。

  • tukusi2
  • ベストアンサー率19% (29/148)
回答No.7

脅威というのは経済ルール無視の、 24時間 極超低賃金 年中無休操業 知的所有権無視の重商主義です。

AI13
質問者

お礼

やはり経済的な脅威が大きいのですね。極超低賃金については次第に上がってきているとの情報を他の回答者様から頂いたのですが、知的所有権については未だ浅い知識しか持っていませんでした。調べてみようと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

  • a375
  • ベストアンサー率30% (439/1421)
回答No.5

中国は深刻な要因を抱えています。一つは民主化(共産党の排除)、一つは経済格差、一つはアメリカとの関係です。最近アメリカは中国をはっきりと仮想敵国へとシフトしました。今盛んに軍隊の再編を進めているのがその表れです。ここで日本の立場が難しいものと成ってきます。アメリカは日本が中国と親密に成ることに不快感を示しています。国務次官クラスで話し合われていた様です。したがって>日本にとって中国は脅威でしょうか?というより厄介な国に成るのです。今後経済的結びつきはより深まるでしょうから、安保条約との兼ね合いが難しいのです。今イージス艦を持っているのはアメリカのほか台湾と日本だけです。これは明らかに中国向けです。経済も所詮軍事バランスの上に立っていますのでわが国の指導者は難しい舵取りを強いられます。しかしアメリカの例でも判るように覇権主義や一国主義は通用しないのでその辺は中国も理解しているはずです。中国のみならずアジヤにとってもう一つインドの存在も忘れてはなりません。最近インドと中国は国境の策定を行い親密度が増していますので、日本はアジヤ経済のEC化をもくろんでいますが一筋縄では行かないでしょう。北京オリンピックと万博以後の中国がどのように変革しているかは日本の少子化による国力の衰退とあいまって予断を許さないものになってゆくでしょう。

AI13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。日本と中国、アジアの国同士の問題でも、やはりアメリカは切って離せない存在なのですね。アメリカが中国を敵国とみなしている事はたしかに日本にとって複雑な問題なようですが、アメリカと中国が親密になった場合、日本が相手にされなくなったりはしないのでしょうか?もう少し勉強してみようと思います。貴重なご意見ありがとうございました。

  • pluto001
  • ベストアンサー率18% (32/171)
回答No.4

脅威でもあり、歓迎すべき存在でもあります。 中国は人工的にも地理的にも大きな国です。この国が発展をするという事は、そこに多くの需要が生まれ経済的には近隣の国々にもメリットをもたらします。 一方、その拡大の中、膨大なエネルギーを必要とします。その為中国はエネルギー資源の確保に躍起になっており、その際に軍をちらつかせたりしています。 高い原油などが効率悪く中国などで消費されれば、環境的にも経済的にも多くの国にとって不利益になります。 中国は発展したとはいえ貧しい人々がまだまだ多くいます。また、仮に中国人全員に車がプレゼントされたとしたらその地点でガソリンがなくなるとも言われています。 日本が省エネ技術を更に進めて、代替エネルギー技術の分野でも世界的に優勢に立てれば、大きな大きなメリットになるでしょう。また、代替エネルギーはインフラ整備の時点で将来が大きく決まってくるものでもあるので、政治家の理解や政治的な後押しも重要でしょう。

AI13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ただの脅威ではなく、こちらの立ち位置次第なのですね。脅威という面だけで考えがちでした。非常に参考になりました。ありがとうございました。

  • Bird1979
  • ベストアンサー率48% (114/236)
回答No.3

日本経済にとっては脅威だと思います。 1.開放政策をとっているとはいえ、中国は社会主義国であること。アメリカとの共存政策をとるにしても、日米安保がある以上は、中国にとって日本は仮想敵国以外の何ものでもない。 2.今後中国の経済が順調に発展すると仮定して、中国の経済力はいずれアジアを飲み込むと思われる。現在日本では欧米の外資系企業が多く進出していると思いますが、将来は中国資本?の進出もありえるんじゃないでしょうか。(街中に中国企業のネオン・広告があふれる??) 3.安価で、今後さらに高品質の工業製品を中国が生産し、それらが日本に輸入されれば、日本の国内製造業は衰退せざるを得ない。かつての鉄鋼・造船のように、自動車・電器・ICも厳しい競争にさらされると予想します。 ただ、かつてソ連が崩壊したように、一党支配の持つ問題、経済成長の過程で出てきている貧富の磋、中央(都市)と地方の格差、軍需と民需のバランス、多民族国家としての問題、経済成長に伴う環境問題などなど、中国の抱える問題は多いから、果たしてどうなるか?という気もします。 いっそ、中国が社会主義を捨て、資本主義化したときのほうが「脅威」のレベルは高いかもしれませんね。

AI13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。私の地元のスーパーなどではいつの間にか中国人のバイトやらパートさんがかなり増えていて、館内放送でも日本語・英語・中国語で流れるくらいです。こういったものも経済的な影響があるのでしょうか?日本にもネオ・ナチのような人々が出てきたりするのでしょうか。ソ連と一緒に調べてみて比較などしてみたら面白いかもしれませんね。とても参考になりました。ありがとうございました。

noname#14589
noname#14589
回答No.2

先日まで中国に住んでいました。 最先端技術関係に関してはまだまだ脅威にはなりませんし、豊かになってきたのは上海、深せんを中心とした沿岸経済区のみで、あきらかに内陸部のほとんどは貧しいです。 ただ見かけ上の経済指標、例えばGDPや輸出・輸入の規模などが今後も膨らんでいくのは確実です。外国からみえる数字のみであらわされた中国は巨大になっていくでしょう。 さらに、中国国内のいろんな製品もそれなりの性能になってきて、高くて販売マージンも少ない日本製品が電気店でのスペースを占めなくなってきています。ほとんど中国製品です。 携帯はNokia、モトローラがほとんどで、日本はSONY Erricsonが少し人気がある程度。 中国にとって打倒日本電化製品最後の難関は、デジタルカメラだといわれています。たしかにデジカメ売り場だけは、日本メーカーはいまだに強いですが、これもいつまでもつか。 車も日本との合弁企業が好調です。 上海や深せんではこれからも生活レベルが上がっていくと、世界の都市の生活のしやすさランキングにも顔を出してくるでしょう。 中国の子どもや学生の頭脳ランキングも、精鋭を選抜して送り込む中国ですから、今後も上位をめざすでしょう。 このあたりの人的リソースや、生活のしやすさでは、日本はランクを下げ続けています。 外国資本は今後10年以上入りつづけるでしょうし、2010年の上海万博までは見かけの数字はどんどん膨れ上がると思いますので、日本も目に見えるランキングでがんばっていかないと、いくら精密製品製造にすぐれている、先端技術があるといっても、世界の注目からははずれていく危険性はあります。 GDPが日本を越し世界第2位に躍り出る前に、日本の景気がもっと回復し、外国人に対する規制緩和がもっと進めば、流れは多少かわるかもしれません。

AI13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。中国に住んでいらしたのですね。現地にいなければ得られないようなわかりやすい具体例でとても助かりました。経済・政治に限らず、生活や教育に目を向けて調べてみるのも面白そうですよね。色々調べてみようかと思います。ありがとうございました。

回答No.1

実弾が込められている自動小銃を向けられている程度には脅威に感じます。

AI13
質問者

お礼

回答して頂き、ありがとうございます。

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