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精密機器の製造、使用について
精密機器の製造、使用環境において「クリーン度」はどのような意味で使われてますか?またクリーン度の具体的表示方法についても教えてください。
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- kunichanh
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回答No.1
初めて答えさせていただきます。 まずクリーン度の定義としては、 『一定体積内に存在する、固有サイズの異質物の 個数』としてとらえて頂けるとよいです。 例えば、一リットル中に1μmのゴミが5個存在する。と いう様に... 具体的に規格化された単位としてのクリーン度は、 『1立方フィート中に存在する5μmのゴミの数量』 をクリーン度として表示されます。 上記の条件で2000個カウントされた場合は 「クラス2000」といいます。 一般的には建物内のクリーン度はクラス3万~5万 精密部品の組立等を行う適度に清掃された環境では クラス5000~8000程度です。 防塵室と呼ばれるエアーシャワー等を通り入居する様 な室内ではクラス2000以下で設計されます。 クリーン度を確保する為には、室内環境以外にも様々 な工夫があり維持管理にもノウハウを必要とします。 測定については、測定器内に一定量の空気を吸い込み 指定されたゴミのサイズ以上の個数をカウントする形 式が一般的です。 とりあえず以上が回答です。 その他詳細事項で必要な事があればご提示ください。