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心が温かくなるような。
タイトルのような「文庫本」を探しています。読んでいてほっと幸せな気分になるような、そして読後感が「あ~良かった」とか「色々あるけど人生っていいな」とか暖かく前向きになれるような本を読みたいです^^ 最近読んで、ほんわかしていいなと思ったのが瀬尾まいこさんの「卵の緒」。彼女の作品を本屋で探したんですが文庫にはなってないみたいですね。残念です;;あとはいいなって思うのは浅田次郎さんとか(でもほとんど読んでしまった…) みなさんオススメの文庫教えてください~。
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こんにちは。 「優しい気持ちになれる、文庫本」 をお探しでしょうか? 私も、浅田次郎を読んだ事がありますが、 人の弱さも、強さも大事にするような優しさがあって好きです。 ちなみに私が読んだのは「プリズンホテル」です。 以下は、私が読んだ中で、 優しい気持ちになれる・・・と思った作品です。 1、「西の魔女が死んだ」梨木 香歩 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30844535 学校に行く事が怖くなってしまった少女と、その祖母の話。 あわただしい日常を一瞬忘れてしまうような、 おだやかな流れの作品です。 普段、忘れがちですが、 「自分を見守っている人」がいる事を、 思い出させてくれる気がします。 2、「夏の庭」 湯本 香樹実 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30855644 小学6年生の3人の少年と、近所に住むおじいさんの話。 はるか昔の小学生時代を思い出すような作品です。 日常の何気ない事を喜んだり、不安に感じたり・・・。 そんな日常の中で、「出会う事」の大事さを 改めて実感した気がします。 3、「ポプラの秋」 湯本 香樹実 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=19963580 父を亡くした少女と、そのアパートの大家さんの話。 つらい事があった時に、 まわりには意外と、自分を心配してくれている人がいるんじゃないか ・・・と思えた作品です。 つらい時ほど、「自分の痛み」だけでせいいっぱいに なってしまう事を気づかされた気がします。 4、「ふたり」 赤川 次郎 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=18616548 姉が事故で亡くなった後、 その姉と話す事ができるようになった、妹の話。 私もケンカばかりですが、きょうだいがいます。 いろいろあっても、「家族っていいな。」って思う作品です。 何か起こった時に、少しずつ困難を解決していく主人公を 応援したくなる作品でした。 5、「ブランコのむこうで」星 新一 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31155570 自分にそっくりな少年を見つけて、追いかけていく少年が 迷い込んだ世界の話。 いくつかの短編が集まって、ひとつの話になっています。 SFやブラックユーモアなどの短編で有名な作者ですが、 この作品はとてもあたたかい雰囲気がします。 普段、自分の目に見える範囲で、 「他人」を見てしまいますが、 それだけで判断してはいけないかも・・・と 思える作品です。 6、「きよしこ」重松 清 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31539899 話す時にひっかかってしまうため、 話す事が苦手な少年の話。 いくつかの短編が集まって、ひとつの話になっています。 人間の弱さや、不器用さも含めて、 見守るような、あたたかい作品が多い作者です。 この作品も、(伝える事が苦手でも) 「伝える事の大事さ」を実感する作品です。 言葉が足らない私だから、余計にそう感じたのかもしれませんね(笑)。 7、「天国の本屋」 松久 淳 ・田中 渉 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31352624 なかなか内定がもらえない大学生が、ある日、 天国の本屋でアルバイトをする事になる話。 「自分」を必要としてくれる場所があるっていいな、 と思った作品です。 「本を読む人に悪い人はいないのかも」と思えました。 まぁ、それは言い過ぎかもしれません^^ 8、「アップフェルラント物語」 田中 芳樹 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31199208 悪者に追われる少女と、その少女を助けようとする少年の話。 個人的には、宮崎駿監督で映画化してもらいたい、冒険小説。 長編の歴史小説を得意とする作者ですが、 この作品は、ひたむきな少年・少女と、 ポリシーがあってカッコいい大人達の ファンタジーっぽい冒険の話です。 そして、もうひとつ、 出たばかりで「文庫」ではないのですが、 紹介させて下さい。 ●「さよならの空」 朱川 湊人 http://www.kadokawa.co.jp/sp/200503-01/index.html 今年、直木賞を受賞した作者の作品で、 (受賞作は「花まんま」ですが) 夕焼けがなくなってしまう話です。 この題をつけてくれたのが、石田衣良ですよ。 もしよかったら、図書館で読んでみて下さい。 参考になれば幸いです。
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- nk506
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ちょっと対象年齢が下がってしまいそうですが「夏の庭」は小学生の時に読んで、子供なりにも心が温かくなったのを感じました。淡々とした文章で読みやすかったです。 あと多分お読みになってると思いますが、浅田次郎さんの「天国までの百マイル」は良かったです。ちなみに感動したのは、主人公の同居人の台詞だったりします。臭い書き方になりますが、愛するが故の思いやりって凄いなーと思いました。
お礼
夏の庭、また出てきたのでとても気になります。子どもの頃にも暖かい気持ちになったなんていい本ですね。天国までの百マイル、良かったです^^浅田次郎の本は涙ぐんでしまったりするので電車とかで危険ですよね。 ◆皆さんへ◆たくさんのオススメありがとうございました!まだ本屋さんでチェックできてないんですが、今の段階で気になった本に評価をつけます~。難しいんですが><お互いいい本にめぐり会えたらいいですね~。
こんにちは。オススメの文庫といえば…。 この3冊を読むと、心がほっとします。(^_^) 重松清「日曜日の夕刊」 ごく「普通」の人たちが、繰り広げる何気ない日常を 綴った、ほのぼのとした暖かい短編集です。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30978866 重松清「明日があるさ」エッセイ。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31511545 タイトルどおりの本です。(笑) 原田宗典「楽天のススメ」エッセイ http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30532969 文体は軽めですが、著者の優しさやユーモアがたっぷりで 人生について何が一番、大切な事なのか色々考えされられました。 原田宗典さんは「東京困惑日記」も良いですよ。 ゲラゲラ笑える事、うけあいです。寝る前に読めば 楽しい気分で寝られます。思い出し笑いをしてしまうかも しれませんが…。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19774291 あまり参考にならなかったら、ごめんなさい。
お礼
重松清も好きです^^エッセイ出してるとはしりませんでした!原田宗典は聞いた事あるけど、「ぼくらの7日戦争書いた人ですか??(うろ覚えです^^;)東京困惑日記おもしろそうですね!電車で読めないくらいなんて(笑)
- kan419
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伊藤英明さんが主演の映画の「この胸いっぱいの愛を」の原作はとても涙がでました あ!あと、重松清の流星ワゴンもよかったですよ
お礼
流星ワゴン読みました^^重松清も好きで結構読んでます。この胸いっぱいの愛を。良さそうですね。チェックしてみます。ありがとうございました。
いちご同盟、1リットルの涙、などがおすすめです。読み終わった後、いろいろ考えさせられます。そして感動物でもあり、お値段も高くないのがまたいいところです!
お礼
1リットルの涙は今度ドラマでもやるみたいですね。本屋さんでも見かけたことがあります。ありがとうございました。
- buukomippy
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少し前に話題になっていた、島田洋七の 「佐賀のがばいばあちゃん」です。 とても読みやすく、私は一晩であっというまに読み切ってしまいました。 笑いあり、涙ありで、本当に心が温かくなります。 何度も笑ったり泣いたりしてました。 ラストのシーンでは号泣でした。 絶対におススメですので、是非読んでみてください!!
お礼
がばいばあちゃんって、題名がユニークですね!話題になっていたとの事ですが初めて聞きました^^;笑いあり、涙ありっていいですね。チェックしてみます。ありがとうございました。
- mimar-sinan
- ベストアンサー率28% (19/67)
「卵の緒」、私もたまたま手にとって読んだのがアタリってかんじで嬉しかったですよ~!優しい気持ちになれる本ですよね!! ◆伊藤たかみ「ミカ!」 読みましたか? 心がほっかほっかになりますよ☆
お礼
回答ありがとうございます。 わたしも図書館でたまたま手にとったのが当たりだったんです!そういう出会いってかなり嬉しいですよね^^今図書館に「優しい音楽」っていうのをリクエストしてる所です。 伊藤たかみ、初めて聞きました。早速検索してみますね。
- haruchiyo
- ベストアンサー率29% (85/284)
最近読んでよかったのは佐藤多佳子さんの「しゃべれどもしゃべれども」ですね。まだ半人前の落語家がひょんなことから知り合いに落語を教えることになり、いつの間にやら生徒も増えてそれもひとくせあるひとばかり…と言うお話。最後は何だか温かい気持ちになります。 他には 北村薫さん「スキップ」 加納朋子さん「一番最初にあった海」 曽野綾子さん「太郎物語」 などはいかがでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 北村薫さんのスキップは読んだ事あります。子どもが年をスキップして、急に親になってしまってるような話でしたよね??(かなり前なので忘れてしまいました><)読み直すのもいいかもですね。 他の方は初めて聞いたので検索してみます!最初に紹介してくれたの、良さそうですね^^
- gonke
- ベストアンサー率33% (34/101)
石田衣良の【約束】なんてどうでしょうか? 7編の短編集ですが、ほのぼのとした優しさのある小説ですよ
お礼
回答ありがとうございます。 石田衣良、好きで結構読んでるんですが「約束」は読んだ事ないです!検索してみますね^^ほのぼのとした優しさっていいですね。
お礼
プリズンホテルいいですよね!笑えるセリフありジーンと来る所あり。浅田次郎のセリフ回しとか大好きです^^西の魔女が死んだ、持ってますよ~。おばあちゃんがすごい素敵ですよね。きよしことふたり、読んだ事あります^^星新一はショートショートは読んだ事あるんですが、長編(?)も出てるんですね。たくさんありがとうございます!