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死刑制度は抑止力?
はじめまして。 最近、少し古いですが、『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』などの探偵漫画を読んでいて前から思っていた疑問が、さらに分からなくなったので、皆さんの意見を聞かせてもらいたいです。 あの手の探偵漫画は、恋人もしくは大切な家族を殺されたその復讐として、犯人が復讐相手を殺していくというパターンが多いのですが、必ずといってもいいほど、最後に主人公が「(その殺された恋人もしくは家族)はそんなことを望んでいない」ときめ台詞をはいて、犯人はその恋人もしくは家族のことを思い出して、うずくまるというパターンが多々あるのですが、実際はどうなのでしょうか? ある漫画では、主人公が犯人に向かって「~(殺された恋人)は、あなたに最後なんていったの?私の恨みを晴らしてくれ!~(殺した相手)をぶっ殺してくれ。って言ってたの?」と犯人に説得する場面もありました。 『う~ん、そうかもなぁ~』とそのときは納得していましたが、実際いじめの被害者の話を聞いてみたりすると、「相手を殺してやりたいぐらい憎かった。」と言っている人も、決して珍しくはありません。 ただ、僕は幸いにも、家族が理不尽な死を迎えたわけではありませんので、よく分からないのですが、死刑判決が出てたとえ被告が刑に処されたとしても、被害者の家族がそれを満面の笑みで迎えているという場面がどうしても想像できません。 被害者の心を本当に慰めるものは、加害者の死だとはどうしても思えないものがあります。 だから、死刑制度というのは単なる抑止論に過ぎないものなのでしょうか?そうだとしたら、現在でも『見せしめのために人を殺す』ということをやっているということになるのですが、そういうことなのでしょうか?
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お礼
回答ありがとうございます。 keikei184さんの回答はとてもよくわかる気がします。 僕にも恋人がいて、その人がそれこそ強姦されて、滅茶苦茶な方法で殺されたりしても、その犯人が高らかに笑い声を上げながら街を歩いていたら、とても普通の神経ではいられないでしょう。 おそらくそいつらが死刑になれば、胸がスゥーとするでしょう。その恋人にも『君の敵は取った』と言いにいける気がします。 ただ、これだけはいえると思いますが、それだけで全てが済んだという気持ちにはなれないと思います。 ただ、確かにそれで被害者の家族の気持ちが少しでも和らぐのであれば、死刑制度はあったほうがいいのかもしれませんが。 どうもありがとうございました。