目算と形成判断は、相当の高段者でも正確に数えるのは難しいわけですが、途中で「優勢」とか「劣勢」などの判断をしないと、その後の方針を正しくすることはできません。
プロ級とまでいかなくとも、概算レベルの目算はアマでも行っています。
ポイントは
1)部分部分で、双方が最善手を打ったとして、最終的な
形がどうなるかを読んで、双方の地を数える。
2)辺に最も近い石から辺に垂線をおろし、その垂線と石で
囲われた範囲を白と黒で区分して合計し、数える。
3)「厚み」をどう判断するかが、通常難しいわけですが、
これは経験とカンで決め打ちするしかない。
ある程度の厚みなら、10目とか20目などに
(暫定的に)換算しておく。
4)TV番組でプロが目算をしているのを見て、その方法
を参考にする。どの場所はおよそどのくらいかと。
5)日本棋院が主催して運営している、「幽玄の間」という
インターネット対局ソフトがあります。
このソフトに形成判断機能があります。
どこをどのように数えているかを参考にすると、
分かりやすい。
ただし、このソフトでは、死んでいる石の判定を
正しく行っていない場合があります。
参考URLは、対局ソフト「幽玄の間」の入り口です。
無料会員制度もあります。(機能はある程度限定されます)
なお、ネット対局「幽玄の間」では、日本だけでなく、中国、韓国、その他の国からの参加者もあり、文字通りインターネットの利点がいきています。
今現在で883名もがログインしています。
平日でも毎日600名~400名がログインして、腕を
磨いています。
お礼
級位者です。そのやり方なら以前からなんとなくやってますから、そのやり方なら頑張れそうです。厚みの判断は経験になるでしょうね。